2001年6月16日(土)
 半徹夜。朝早く歯医者に行ったあと本屋。ねむい。
 だがしかし昼夜逆転状態を元に戻すには今晩11時まで眠ってはならぬのだ。
 やむをえず最終兵器ディアブロ2投入。すると眠いながらもみるみる時間が消費されてゆく。いいんだか悪いんだか。

 昨日の日記で「ハングルで話しかけられている」という表現はいかがなものかとふと思いつつ、これは文字を介してのチャットでのハナシなので、ヨシということにする。

 今晩のゴールデン洋画劇場特別企画の『極道の妻たち 三代目姐』『クール・ランニング』に差し替え。深夜の『サスペリア』も他番組に変更。先週の事件を考慮してのことだろう。
 事件が起きた池田小学校ではどうやらまだ授業が再開されていないらしい。事件から1週間が経過している。
 容疑者の宅間守が腐れた人間だということは充分に分かったが、池田小学校に群がる報道陣もなかなか香ばしい匂いを発しているよ。いいかげんそっとしておくべきではないか。

【今日買った本】
 原作:大槻ケンヂ+作画:佐佐木勝彦・清水沢亮『グミ・チョコレート・パイン』1巻(講談社)←原作は未読。高校生の青春なんてだいたいこんなもんだ。それでいいんだよ。最後の数ページでの大技に感涙。巧い。


2001年6月17日(日)
 一日中ディアブロ2

 フジテレビ『笑う犬の冒険』を観ながら末期の『ごっつええ感じ』を思い出し、やはりこういうコント系番組には寿命があるのかとか思いつつ。お笑いは消耗が激しい。
 怒らせる<泣かせる<笑わせる、だいたいこの順番に難易度が上がってゆくとか考察してみたり。
 対象を怒らせるのはたわけでもできる。
 泣かせるのは、伝えるための基本技術を押さえた上で、ツボのパターンさえ意識すればわりと楽にできるような気がする。
 笑わせるのはムズカシイね。

 難易度高いから消耗も激しいのか。


2001年6月18日(月)
 アルコール度数25%以上の酒は劇薬と言っていい。
 飲酒を始めた20歳(真面目だったんだね)のころはそういう認識は持っていなかった。ビールでおなかいっぱいになるまで飲むのはめんどくさかったので、レッドのいちばんでかい瓶(把手つきのやつ)を買ってきてストレートでガバガバ飲んでいた。氷もチェイサーもナシ。1週間ぐらいでひと瓶を消費した。
 そうすると食欲がほとんどなくなり、少し食べたにしてもすぐに吐いてしまうようになった。当時は、ひょっとして癌なんじゃねえかとも思ったが今から考えると単に胃が荒れていただけだったようだ。体重は48キロまで落ちた。身長167センチぐらいなので、当時の写真なんか見ると病的な痩せ方をしている。
 今はさすがにそこまで無茶なことはしないが、それでもそこそこの依存症だ。
 1年少し前、1週間ぐらい断酒する機会があった。そのときついでに献血をしてγ−GTP(詳しくは知らないが肝臓がどれだけアルコールにヤラレているかを示す数値らしい)を確認してみたところ断酒状態でも100近かった。あと、細かい作業をしようとすると左の手先が震える。
 酒は人類史上最低最悪のドラッグだ、という言葉をきいたことがある。そこまでは思わない(最悪かどうかで言うとヘロインが王様でしょう)が副作用を考えるとやっぱりけっこうヒドイ薬だと思う。でも精神状態に影響を与えるクスリで、副作用のないものってナイんだよね。どれもこれも思いもしないような弊害がある。

 手軽にいい気分になれて副作用のナイやつ、っていうのは……夢のクスリなのかなあ。

【今日買った本】
 藤田和日郎『からくりサーカス』18巻(小学館)
 雑誌「ぴあ」7月2日号(ぴあ株式会社)


2001年6月19日(火)
 昨晩深夜3時頃目覚め朝までずっとディアブロ2。プレイ中ハングル使用の方々に少し勇気を出して「すんません。ボク韓国語分かんないっす」と英語で入力してみたところ「いやあ、ゴメンゴメン」と英語に切り換えてくれた。紳士ナリ。しかもすぐにはこちらが理解できないぐらい、とっても流暢。オモチロイね。

 そのイキオイで、朝、銀行にゆく。市民税と国民年金の手続き。いやあ、銀行ってふだん自動機しか利用しないけど、窓口に行くような手続きってけっこう待たされるね。
 待ちながら窓口前の張り紙などつらつら眺める。マネーロンダリングを禁止するというイミで、3000万円以上の取引については免許証等の本人確認の手続きが必要(平成2年ぐらいからだっただろうか)、とのこと。よって趣味で書いている自作の小説を一部修正。いつも妄想フィーリングで書いているのでコマカイところにはけっこうマチガイ有り。だいたい、22口径のリボルバーだったら、フツー装弾数6発じゃなくて5発だろうよ、とか(修正ずみ)。

 帰りにモスバーガーで期間限定のピザドッグなど買ってみる。イマイチ。それでもマクドナルドよりははるかに美味し。
 ホイチョイプロのひとによれば(雑誌「テレパル」連載のコラム「酒とビデオの日々」より。現在では「酒とDVDの日々」)世の中のひとは「モス原理主義者」「マック回帰派」に二分されるそうだ。わたしはあきらかに前者だ。マック回帰派は女性に多いような気がする。お互いに一切関係のないおねえさんふたりが〈いかにも冷凍食品臭いところがイイのである〉と、ふたりとも同じ発言をしていたのを思い出した。何か彼女らの琴線に触れるものがあるのか、マクドナルド。

 夜、NHKの『クローズアップ現代』で幻覚キノコの話をしていた。不勉強なので知らなかったが、こういうのは合法ドラッグではなくて脱法ドラッグと表現する方向に行政としてはどうやら持ってゆきたいらしい。番組中の「いわゆる脱法ドラッグ」という表現に、いわゆるって言われても俺はそんな表現聞いたことねえぞ、とGoogleでケンサクしてみる。
 ざっと関係ページのキャッシュをつらつら読んでみたところ、「脱法ドラッグ」というのは昨年(2000年)8月ぐらいから出てきた表現らしい。ケンサクして得られた情報を統合して考えてみるに、東京都が発端となって、厚生労働省もそれに倣った、というカンジだろうか(違ってたらごめん)。
「脱法ドラッグ」での検索結果は74件
「合法ドラッグ」だと約6560件
 たぶん、アングラの世界では「脱法」なんて表現は定着しないだろう。あまりにも語感が悪い。脱法って言われると脱糞脱腸みたいだ。その「カッコ悪い感じ」にする、というのが行政がわの意図だというのは理解できるが、定着しなければあまりイミがないだろう。けっきょく、脱法も合法もイミは同じだよな、ぐらいの感じで世間一般としては落ち着くのではないか。そうすると、間抜けな語感を堂々と採用しているがわのほうこそカッコ悪い、ということになってかえって逆効果だったりして。


2001年6月20日(水)
 なんじゃこりゃ他社はこの速度と料金設定にどう対抗するんだろう?
 いわゆるヘビーユーザーではないという自覚があるので今までISDNやADSLなどにはあまり興味がありませんでした。いや、確かに速いのかもしれないけどわたしのようなユーザーにとっては料金体系的に果たしておトクかなあ、と。そういうわけで今までずっとフツーの電話回線。
 しかしここまでされると考えざるをえぬでしょう。というか選択の余地ナシ。おそるべし孫正義。ついに日本も本格的ブロードバンド時代に突入するのか。電話代を気にする必要がナイっていうのはやはり魅力的だ。
 韓国はとっくの昔にこの地点を通過しているんじゃねえか、とか考えると、いつになったら追いつくのかなあ、とは思いますが。


2001年6月21日(木)
 軽く雨。傘をさしながら自転車を運転するのは、ヘリコプターを操縦するのと感じが似ているそうな。
 昼から職安にて雇用保険の説明会。参加人数70人ぐらい。所要時間約2時間。不正給付になるようなことはしないように、という話をもっとしつこくされるかと思ったが、内容は主に手続きに関する具体的な話だった。失業を認定する日にはコレとコレを持ってコノ時間に必ず来るようにしてください、とか。

 職安は高校のそばにある。
 やっぱり10年も経つと通学に使った道も景観がだいぶ変わってくるので、特にセンチメンタルなものもなく。田舎があるひとはいいなあ。と自転車を漕ぎながら思った。
 高校生の頃よく利用していた本屋さんで『GANTZ』3巻購入。田中星人現る。

【今日買った本】
 奥浩哉『GANTZ』3巻(集英社)


2001年6月22日(金)
 忘れないうちに書いておこう。
 昨晩深夜、ディアブロ2で遊ぶ。レルムはAsia2
 ソーンズのオーラ(パーティキャラクターに与えられたダメージを敵に数倍返し)をそこそこ鍛えたレベル17のパラディン「Ebi」(これはわたしの本名に近く、また創作小説中にいつも出てくる女性「絵美」でもある)で遊んでみる。いつものように、韓国人プレイヤーと思われるひとたちのゲームに参加してつらつらと遊んだ。最初5〜6人いたプレイヤーも夜が更けるにしたがってだんだん減ってゆく。しかも途中で入ってきた高レベルの誰かが最終ボスのディアブロを倒して(フツー、空気を読んでそういう行為は遠慮するものだが)、ゲーム終了のカウントダウンが始まってしまった。
 残り数十秒。
 みんな自主的に続々と落ちてゆき、最終的にはわたしともうひとりとのふたりになった。
 不思議だ。気が合うかどうか、というのはチャットで言葉を介する必要はなく、遊びっぷりでなんとなく分かる。ギリギリまで残ったのは、わたしと、バーバリアンの「AA−WING」というキャラクターだった。彼のユーザーは、カウントダウンが始まった瞬間、「来い」と言いながら街に戻り、自らポータルを出し、わたしが行っていないと思われる中継点を踏ませてくれた。
 残り数秒
「ありがとう。楽しかったヨ」
 と英語でタイプするのが精一杯だった。入力はそんなに速いほうではない。これほど焦って文字を入力した経験は、そこそこ長いわたしの通信歴の上でただのいちどもない。あと2秒ぐらいのところでギリギリ入力し終えた。
 終了と同時にゲームからはじき出され、チャットルーム画面に戻った。すると、
「ebi」
 と呼びかけるひとがいる。AA−WINGだった。
「hi」
 と答えた。
「ボスを倒しにゆこうよ」
「いいよ」
「んじゃ、ゲーム名○○○を造るよ」
「うん」
 すぐにゲーム○○○に入った。
 そのままふたりで遊び、ACT2のボスを倒した。
「ボックス(ホラドリム・キューブのこと)持っていないんだけど、一緒に取りに行ってくんない?」
 と言うので、
「いいよ」
 とついて行った。ジールの連続攻撃スキルを使って骸骨とガシガシ闘っている最中、
「どこの国のひと?」
 と問われた。プレイ中、こういう質問はあまりされない。残念ながら一部プレイヤーの偏見によりマズイことになる可能性が多々あると思われる(というのもまたわたしの偏見でもあるのだが)ので日本人としては非常に緊張する質問だ。しかし戦友に嘘をついてはいけない
「日本だよ」
 するとすぐに、
「その国、知ってる」
 と顔文字で笑ってくれた。安心した。
 さらに彼(女)は言う。
「オイラ、中国」
 処理がたまに遅れることがあるのでこのひとは韓国人ではないな、と思っていたが、中国人だったようだ。

 けっきょくキューブまであと一歩のところで彼(女)は回線不良で落ちてしまった。すぐに来れるようにポータルを出してそのまま5分ぐらい待ったが、入ってこないようなのでわたしもゲームを終えた。ちょっとだけ寂しかった。

 たぶん二度と逢うこともないだろう。一期一会。だから面白い。

【今日買った本】
 鬼頭莫宏『なるたる』7巻(講談社)
 植芝理一『夢使い』1巻(講談社)
 雑誌「テレパル」6月23日号(小学館)←最近、気がつくとテレパルとぴあの発売日が過ぎていること多し。


2001年6月23日(土)
 深夜3時頃目が覚めた。朝までディアブロ2のソロプレイ。ネクロマンサーでやっとノーマルのディアブロを倒す。前、ソーサレスで倒したときには、事前にオープンの改造ゲーム(MOD)に参加してインチキによりレベル70ぐらいまで上げていたので、まともにクリアしたのは今回が初めてということになる。レベル7ぐらいのボーンスピアを使用。20回ぐらい死んだらなんとか倒せた。ハードコア(死んだら全てオシマイ)でプレイしてるひと、このあたりどうクリアしてるんだろう?

 昨日、植芝理一『夢使い』1巻を読んだ。三分の一ぐらいのところまで読んで、あとは目を通す程度のパラパラ読み。残念ながら捨てる予定の本の山に積んだ。もはやここまでか。鬼頭莫宏『なるたる』はギリギリでセーフ。
 うちにもっとスペースさえあれば本も捨てなくて済むのだが。だいたい三千冊ぐらいでもういっぱいいっぱいだ。とにかく置いておく場所がない。

 朝、歯医者で最後の親不知を抜歯。出血と麻酔でかなりダルい感じ。珍しく出かけようかとも思ったが注意力が散漫になっているようなので中止。今回は麻酔が切れて痛くなる前に痛み止めを飲んでみた。
 昼頃冷し中華を食べてから寝る。さすがに酒は飲めず。


2001年6月24日(日)
 ジェイムズ・バイロン・ハギンズ『殺戮者カイン』上・下(ハヤカワ文庫)を読み終えた。ブルース・ウィリス監督/主演で映画化される予定があるそうな。
 活字が妙にデカイ気がしたので数えてみる。39文字×17行。比較するために同文庫SFのブルース・スターリング『タクラマカン』も数えてみる。こちらは41文字×18行。文庫における文字数×行数の黄金比がどこにあるのかは吟味していないが(新潮文庫とハヤカワ文庫SFがけっこういい感じのような気もするがそのへんの感覚は作品の質によるものも多いと思われる)それでも今回のコレはちょっとデカすぎるように感じた。
 超合金の防弾プレートを内蔵し、バイオ技術による超回復能力を持つ超兵士カインが完成(ベースはCIAナンバーワンの殺し屋の死体)される。しかしその身体にいにしえよりの悪の権化が憑依。殺戮を繰り返すカインと、引退した元海兵隊員ソロマンとの闘い。
 なんだかまあ、安っぽい作品。
 銃弾を何発食らってもへっちゃらな人造の防弾骨格とか、どう読んでもコジツケにしか思えないバイオ技術とか、そのあたりはまだいいです。同作者の『極北のハンター』(ハヤカワ文庫)も似たような感じでしたがまあそこそこ面白かったし。しかし傷を負った際の超回復を維持するために人間の血を牙で吸わなければならない、ってところまでゆくと、SF風アクションなんだかファンタジーなんだかどちらかはっきりしてくれと苦笑いすることしかできづ。
「プロローグ」はまるで映画『エクソシスト』のソレの如く。
 例えファンタジーだとしてもこれまた安っぽい感じで、これ以上のものはない悪そのものの化身のくせに、チカラを取り戻すために古代の魔道書を入手しようとするだの特定の少女の血を特定の日に生贄にしようとするだの、アイテムを求めて奔走する様子がせせこましい。ほんとうの悪の化身なら、常人には理解できないような思考に従って行動するのではなかろうか。だいたい、そんな陳腐なアイテムがないと復活できないなんてそれじゃあけっきょくカミサマの手のひらの上じゃないか。
 古代よりつづく善×悪の人類の存亡を賭けた闘いというような大風呂敷をひろげると、たいていヘタレ作品になりますね。


2001年6月25日(月)
 NG政党が共産党と公明党で、現状、小泉首相の支持率に対しては恐怖感を抱いている、っていう程度の、わたくし、いわゆる無党派層なのですが、次の参院選ではどおゆう投票行動をとるべきなのでしょうか。おしえて、えらいひと。

 夜7時から1時間、テレビ愛知(テレビ東京系)で東京ディズニーランドの紹介番組が放送されていたのでやっぱりなんとなく観てしまった。基本的にはアンチディズニーなのですが。まるで巨人戦から目が離せないアンチ巨人の如く。
 夜の電飾パレードに出演するダンサーさんたちの練習風景なんぞ取材されていたり。みんな真剣だ。
 どうやら本番ではけっこう大がかりな機材を背負って踊らなければならないらしく、ダンサーのひとりが、
「どのぐらい重いのでしょうか?」
 と、至極当然の疑問点をダンス先生(女性)に質問すると、
「ほとんど重さはないと考えてください。やる前からそんなことを考えていてはダメです。(以下略)」
 みたいにくどくどと怒られてた。
 あのう、みんな一応プロのダンサーなのだからその点は気になって当然だと思うんですけど。真剣な質問に対してこんな返しをされたらじぶんのスキル信頼されてないような気になるよね。そんなことをしたり顔で言うよりは同じ重量のものを背負わせて練習してもらったほうがよっぽど合理的だと思うのだが。どうもこういうポジティブシンキング系精神論は苦手だ。SASが突入訓練時に「装備にほとんど重さはないと考えてください。実戦前からそんなことを考えていてはダメです」なんて言って手ぶらで訓練なんかするかね。(してたら、すまん。)

 遊びにゆくほうは気楽だけど、そこで働くひとたちはいろいろな理不尽があってなんかタイヘンだね、という話でした。ま、どこでもそうか。

【メモ】
 東京ディズニーランドではお客さんのことをゲストと表現するらしい。


2001年6月26日(火)
 通常レベルの本屋さんでは入手しにくい新刊漫画が何冊かあるようなので、二昌堂まで足をのばすことにする。朝7時ちょうどに朝食。頭をジョリジョリしてから入浴。この時点では気力が充実していたのだが、出かける準備を完全に整えて煙草を一服している最中にバッテリーが切れた。まあ明日でもいいかと、餃子を軽くつまみながら昼間から深酒。そのまま寝てしまった。本格的にこれは少しマズイと思う。
 夕方、寝床でまた不安感+冷や汗に襲われる。夜11時まで起きあがれず。腹も減っていない。前回こうなったときのことを思い出してみるに、どうも現状、深酒のあとに寝るとこういう症状が出るらしい。しばらく強い酒は飲まないことにする。
 


2001年6月27日(水)
 昨晩明け方目覚め、軽くディアブロ2。ふたたび寝る。そのまま本日夕方5時まで起きあがれず。いろんなイミで状態が悪い。
 先日抜いた親不知のあとがちょっと痛くなってきたので念のため歯医者さんにゆく。どうも炎症をおこしているらしい。あと、割れた骨片(よくある話だそうだ)が露出していたので取り除いてもらう。やや痛し。処置後、化膿どめのクスリをもらった。沢山種類があるのでマチガエないように飲まないと。痛み止めも飲む。あっというまに痛みが無くなる。ここまで効きがイイと逆に肝臓が怖いので酒はやめておく。

 明日は攻殻機動隊2の単行本が出るので買いにゆかねばなるまい。当然、ソリッドボックスも買っているが。士郎正宗漫画の新刊なら1冊1万円ぐらいまでなら惜しいとは思わない。


2001年6月28日(木)
 1か月ぶりに電車に乗る。反射的に財布から定期を出しそうになった。
 二昌堂で漫画を買い込む。どこからどう見てもこの漫画専門店はセンス良し。御近所の書店には置いていないような新刊漫画が平気で平積みにしてある。あんなに狭い店舗でよくやるね、しかし。パルコの裏、マクドナルドの隣。
 大須を少しふらついてアドバンスのオウガバトルを買おうかとも思うがとりあえずヤメ。

 匿名掲示板等の通信上テキストの中で「キチガイ」というコトバが「基地外」と表記されている(非常にセンス悪し)のをちょくちょく見かけるがそれよりも「既知外」と表記したほうが深いのではなかろうか。と攻殻2を読んでふと思った。
 アズマが出てくる単行本未収録のちっちゃい話もひとつなんとかしてくれんものかのう。
 バトーはやっぱりオモチロイね。

【今日買った本】
 相田公平(原作)+佐藤久文(作画)『アンファン・テリブル』2巻(集英社)
 高橋葉介『KUROKO ―黒衣―』2巻(講談社)
 士郎正宗『攻殻機動隊2』(講談社)←敢えて「2巻」とは書かない。
 しりあがり寿『“徘徊老人”ドン・キホーテ』(朝日新聞社)
 水木しげる『ボクの一生はゲゲゲの楽園だ』1巻(講談社)←自伝漫画。全6巻予定。
 太田垣康男『MOONLIGHT MILE』1巻(小学館)←イカス。余談だがわたしはフィクションに科学検証はほとんど必要ないと考えている。
 西原理恵子『ものがたりゆんぼくん』上・下(竹書房)←傑作『ゆんぼくん』を再編集して「さいばらえほん」を加えたもの。らしい。


2001年6月29日(金)
 けっこう買い込んだ漫画も昨日中に読み終えてしまって特にやることもナシ。よってディアブロ2。今日は拡張版の発売日のようだがそっちはとりあえず見送り。

 思いがけない事情でこの二日間断酒してみたところ少し体調が良くなったような気がする。食事後、気分が悪くなることもなく。
 本日、そろそろいいかと思って夕食時にビールを飲んでみた。テンションが上がるかと思いきや、なんだか憂鬱になる。
 あと最低30年ぐらいは生きているとして、死んじゃったあとこの本棚の本どもはどうなるんだろう、とか、今のねこが死んだら次はちょっと飼いづらいな(こっちが先に死ぬとかわいそうでしょう)、とか、そんなことばかり考えてしまう。
 こういうことで不安をおぼえるのはイヤだからみんな結婚して子どもをつくるのかなあ、とかふと思った。


2001年6月30日(土)
 早起きして歯医者。そのあと本屋でファミ通など立ち読み。鈴木みその連載『おとなのしくみ』での「ブラッキー・ブルース(前編)」がかなりいいかんじ。ブルース。

 ギャラリーフェイクは長いハナシより1回で完結の短いハナシのほうが出来がいいね。

 おとうとくんが帰ってきているので本日は軽めの更新。

【今日買った本】
 細野不二彦『ギャラリーフェイク』22巻(小学館)
 アルフレッド・ランシング(訳:山本光伸)『エンデュアランス号漂流』(新潮文庫)


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