2008年10月の毒まつたけ


10/03(金)【Amazonクレジットカード終了】
10/10(金)【香水】
10/12()【キャベツの葉を簡単に剥く方法】
10/22(水)【ニキンさん】


2008年10月3日(金)
 10月2日午前、小田嶋家のイギー氏永眠。13歳。

 シティカードのAmazonクレジットカード突然の終了のお知らせにちょうびっくり。年会費ケチってUFJのカード解約しとったらえらいことになっとるとこだった。俺、今、新規カードの審査通るかどうかわからん状態なもんで。
 Amazonさんユーザーはシティカードの予想に反して意外にローンの罠にはまりにくいひとばっかで、ちっとも儲からんかったのかもしらんね。
 とりあえず、このままほっとくと年会費3150円もするカードに勝手に切り換えられるとのことなのでさっさとお断りの電話をかけたった。初年度年会費無料とはいえこういうやらしー手口はどうも好かん。
 お昼ぐらいに電話して、折り返すからって言われて約2時間半
 いっこうに電話かかってくる気配がないもんでもっかいかけてみた。今度はその場で対応してくれた。
 んで、もちろん契約は継続しないで2008年12月15日で解約、てことにはしてもらったんだけど、折り返しの電話を2時間半待たせた企業にそんなん口頭で言われただけではあんまし信用できないわけじゃないですか。だもんで、メールとかハガキとかで解約の証拠もらえないの、とゆうか必要なのでください、とゆったら、解約後の12月16日以降に連絡してくれれば解約証明書を郵送する、て言われた。
 いや、ちょっと待て。
 解約した後なのになんで俺の住所とかの個人情報が残ってんだ、と。
 まあ結論から言うと、シティカードの場合は解約後でも「一定期間」は個人情報が残ってるんだって。一般的にはどうだかしらんけど。
 んで、「一定期間」てどのぐらいの長さなの、てしつこく聞いたけど一切教えてくれんかった。最大でどのぐらい、て聞いても、わからん(大意)、て言われた。けっこうな時間待たされた上で。いやいやいや、俺それが知りたいんだからわからんじゃ困るだろうとゆうかどのぐらいの期間保持するかはっきりわからんのにあんたなんでそんなに確信もって個人情報は削除されるて言い切れるんだよおかしいじゃねえか、とかゆう話になったけどいいかげんめんどくなったから妥協した。
 まあ、これ、シティカードが言うところの「一定期間」てのはもしかすると30年とか50年とかの長さかもしれんてことだけどな。

 とゆうか金融関係は個人情報保護法とかカンケーないような特例でもあるのかもしれん。知らんけど。ローン会社なんかは情報共有しとらんとやっとれんてところもあるよね。そ言えばナニワ金融道にはそんな描写があった。今はそこんとこどうなってるんだろ。

 まあとりあえず、年会費無料のカードは意外に簡単に終了してしまうことがあるということを学習できたのは良かった。

 ちなみにUFJの一般カードは年会費1312円だお。

【Amazon購入本(2008年9月17日)】
 ジョー・ヒル『20世紀の幽霊たち』(小学館文庫)
 七月鏡一藤原芳秀『暁のイージス』4巻(小学館)

【Amazon購入本(2008年10月1日)】
 トム・ロブ・スミス『チャイルド44』上・下巻(新潮文庫)
 黒田硫黄『大金星』(講談社)


2008年10月10日(金)
 緒形拳、5日に死去。71歳。もっと若いと思ってた。
 10年ぐらい前に放送された、このひとがインドを旅行するドキュメンタリーがものすごい印象に残ってる。途中から白髪染めを使わなくなったのか髪がみるみる真っ白になってったり、突然ポロポロ泣きだしたり、インドに行ったことあるひとなら解る、あるとおもいます((c)天津木村)的ガチっぽさがとても良かった。

 いやー、ブクオフオンラインでトム・フランクリン『密猟者たち』を買おうとしてたとき、ずっと探してた柾悟郎『もう猫のためになんか泣かない』をたまたま見つけて同時に注文して、今日届いたんすけどね。
 なんか、本からすっごい微妙に香水の匂いするの。いや、俺、目が悪いぶん鼻がいいもんでそおゆうのすぐにわかるんだけど。
 そしたら、最後のほうのページに、鉛筆書きの読書メモが残されてたの。


 俺が見逃してた柾悟郎のこれ初版で買うぐらいだから相当コアなひとだと思う。なんで売っちゃったんだろ? すげー気になった。

【Amazon購入本(2008年10月5日)】
 鬼頭莫宏『ぼくらの』9巻(小学館)

【ブックオフオンライン購入本】
 カート・ヴォネガット・ジュニア『ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを』(ハヤカワ文庫SF)←300円。
 くるねこ大和『くるねこ』(エンターブレイン)←700円。
 トム・フランクリン『密猟者たち』(創元コンテンポラリ)←100円。
 柾悟郎『もう猫のためになんか泣かない』(早川書房)←600円。以上4点、トータルで1500円以上だから送料無料! (`Д´)オススメ


2008年10月12日(日)
 キャベツの葉を外側から1枚1枚簡単に剥く方法を今たまたま発見しましたよ。たぶんロールキャベツとかつくるときにべんり。
 たとえば「キャベツ 剥く」でケンサクしても、電子レンジ使ってやわらかくしろ、とか、根本を包丁で切れ、とかしか書いてないじゃないですか。(俺が見落としてるだけで他の方法もどこかに書いてあるのかもしらんすけど)
 残ったのを保存することを考えると電子レンジは避けたいし、葉の根本を包丁で切る(今までは俺もこうしてた)のは下の葉まで傷つけてしまうことがあるのでこれまた保存上ちょと嫌な感じする。
 んで、めんどいことせんでも、もっすごい簡単に1枚めくれる方法をさっき発見したんすよ。これは大発見ですよ。
 まず、ぴっちり張りついてるいちばん外側の葉の先っちょのほうを何センチかめくります
 そして水道の蛇口から水を出して、めくった隙間に水を流し込みます
 たったこんだけで自然に1枚はがれるお! すごいお! (*´ω`)

 どうもさいきん食事のことばっか考えてる。

 お米10kgでだいたい4000円弱として、1合(150g)がいくらになるか計算してみる。約60円になる。んだもんで、ごはんお茶碗一杯(0.5合)は30円ぐらい。
 スパゲッティは1食100g。ということは、300g90円以下ならお米よりもお得。500gだと150円以下。1kgだと300円以下。
 現実には安っすいものでも、現在、500g200円ぐらい。ものすごい特売でも1kg400円弱とか。
 とゆうことはお米のほうがたいがいお得。メモ。

【買った本(2008年10月11日)】
 都留泰作『ナチュン』4巻(講談社)←先月発売。見逃してた。


2008年10月22日(水)
 15時30分ごろ、そとねこのニキンさん永眠。たぶん10歳過ぎぐらい。
 交通事故とかじゃなくて、病気でした。今までも調子悪いときあったんだけどたいがい治ってたもんで楽観してたら、今朝あたり急にひどくなって、そのまま。

 10年ぐらい前からウチの近辺に現れるようになった子。何年後かに不妊手術した。
 4年ぐらい前、父が引っ越すときに一緒に連れてこうとしてケージに入れたはいいが暴れに暴れ、ちょっと油断した隙に物凄い勢いで逃げてって、こらあ懐かせるのムリ、てことに。
 2年ぐらい前に少し懐くようになって、そこから、朝晩のごはんを食べにくるように。身体も触らせてくれるようになった。
 今年の春ぐらいからはどうせこの家俺ひとりなもんでごはん食べるときはウチの中に入れてた。最初のうちはホント警戒してゼンゼン入ってこようとせんかったなあ。そんでもちょっとづつ奥のほうまで入ってくるようになった。わりとTVがスキな子で、最近では夕方におじゃる丸とか観ながら一緒にごはん食べるのが日課になってた。
 すっかり慣れてしまってからは、買い物とかから帰ってくるとどこからともなく現れて、短いしっぽをぷりぷりしながらひっついてきてお出迎えしてくれるのがすごい可愛かった。
 つい2週間ぐらい前からは、寒くなってきたもんで1階を1部屋解放して夜はそこで寝れるようにしてた。最初は緊張して俺の短パンの上で寝とったけどすぐに慣れて、畳んだこたつ布団の上で寝るようになった。

 最初からくらべるとやっとずいぶん仲良しになったところだったのになあ。

 今日の昼ぐらいにはほとんど動けなくなってて、もうだめっぽいから最後まで一緒にいてやろうと思ったのが15時少し前ぐらい。その時は明日の朝まで一緒にいるつもりでいた。
 こたつ布団の上に横にして、畳んだ新聞紙を頭の下にひいて、ストローを使ってちょっとづつ水をやりながらとりあえずずっと撫でてたんだけどあきらかに体温が低いの。あー、やっぱだめだな、て思った。
 最後はもう完全に目も見えなくなってるのか目の前で手を振ってもなんも反応しなくなった。もうこのあたりで意識なくなってたと思う。
 呼吸のかわりにしゃっくりみたいなのを数秒間隔でするようになり、数分してそれもなくなった。身体持ってみたら、ぐんにゃりしてる。息してないし動かない。
 亡くなった。
 目と口を閉じてあげたあと、市役所に電話して、遺体ひきとってもらうにはどうしたらいいの、て聞いた。指定されたとこに電話かけたら17時までには引き取りにいきますて言われた。
 ベランダでの寝床用にしてたAmazonさんのダンボール箱の中に遺体を入れて、庭に咲いてた花を全種類むしってきて一緒に入れた。
 まだ身体が少しあったかいもんで、もしかして生きてるんじゃなかろかと何回も確認したんだけど、やっぱ息してないしぐんにゃりしてる。
 指示通り玄関前に置いておいたら知らない間に持ってってくれてた。

 俺、本格的なペットロスは今回が初めてで、この時点では、意外に悲しくねえな、と思ってた。つか、すぐに遺体引き取ってもらえてよかったなあ、とか思ってた。

 母に世話をたのまれてた子なので、一応知らせとかないかんと思って電話した。留守だった。
 んでこれ書いてる最中に折り返し電話がかかってきたんだけど、亡くなったことを口にした瞬間になぜかものすごい悲しくなってきて、すぐに電話切っておいおい泣いて、変な状態になった。

 今も、どうもベランダあたりにニキンさんがおるような気がする。おじゃる丸つけたら玄関でニャーニャー言い出すんじゃないかとか、そういう観念にとりつかれてる。たぶんこれあんましよくないね。

 今ごろは2月にいなくなったおとうとぶんのトラしゃんと一緒に天国で遊んどるかもしれん、ぐらいに思っておくのが健康だ。

 でも、もしそうでないなら、飽きるまでここにおっていいよ。









 今年の4月ごろの写真。

 最期を看取れたことをカミサマに感謝します。


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