2001年12月後半の毒まつたけ


12/16()【どうぶつの森+イイね】
12/17(月)【今日もまたどうぶつの森+の話】
12/18(火)【三原則】
12/19(水)【酒鬼薔薇聖斗】
12/20(木)【Japanist/年賀状】
12/21(金)【中京銀行】
12/22()【FinePix50i】
12/23()【不審船沈没/続・FinePix50i】
12/24()【クリスマスイブだね】
12/25(火)【Windows XP】
12/26(水)【Windows XPインストール時の注意点】
12/27(木)【CDは割れない】
12/28(金)【CDで実験君】
12/29()【解析君】
12/30()【山崎パン】
12/31(月)【続・山崎パン】


2001年12月16日(日)
 うーむ わし 今こそ絶好調(柳生石舟斎)
 どうもこの数日調子がいい。自分の知らないところで勝手にモノゴトがうまく展開されてしまう感じ。これがいい塩梅ということか。とはいえ、ちょっと油断すると状態がひどくなって「名はレギオン。我々は大勢であるがゆえに(マルコの福音書5章)とか言いだすかもしれないので注意。そういう世界にハマったら地獄だ。

 どうぶつの森+淡々とプレイ中。なんともまろやかなゲームだ。
 アイテム取り立て系のおつかいをしているときの「借りたものを又貸しすんな! しかも次々に」とか「桃なんてどこにもねえ! わがまま言うな!」とかいろいろカチンとくるものはあるのだが、どうぶつだからしかたがないかということでなんとなく納得する。
 コドモ持ちのリアル家族の場合、伝言板としても使えるかもね。いいなあ。

 ポケモンのクリスタルバージョンも数分遊んでみた。全体に荒い感じ。操作性――というより入力したときの反応が単純に鈍い。
 ポケモン第1作が出たときには発売日に緑を買って遊びまくった。音楽を聴くとそのときのことがよみがえってきていい感じ。
 でもあと1年も経過すると電池の寿命でデータが消えちゃうってのはやっぱし嫌だ。この点は遊びとして致命的な失敗だろう。失敗からは学べ

 昨晩深夜放送の『フルメタル・ジャケット』を観てみた。
 高校生のときに劇場で観たはずなのだが細かいところは記憶に無し。つうか前半のラストの便所のシーンが完全に記憶から削除されていたのは何故? あんまりキツかったから脳が拒否したのかもしれづ。
 猥語を喋りまくる場面でちゃんと字幕で「マンコ」って出てたことに対して少し感動。べつにいいじゃねえか、このぐらい。深夜枠はもっと緩和してもいいよね。
 映画としてはどうかな、というところはあるにしても、変わった感じでわりと好きな作品です。


2001年12月17日(月)
 今日もまたどうぶつの森+を誉めてみる。
 プレイヤーが目一杯の手持ち時間を消費することができないような仕組みに敢えてしてあるのが秀逸だと気づく。目につく貝殻や果物や化石などを全て採取し、おつかいを2件ぐらい片づけると、ま、このぐらいにしておいて今日はやめとくか、と思う。そこがイイ。
 家具は1000種類ぐらいあるとの話を聞いた。このようにハナっからコンプリートを拒否しているスタンスからも分かるように、このゲームにエンディングは存在しない。だから変にあせらない。まろやかだ。

 パナソニックのゲームキューブ互換機にはタイマー機能がついているという。親が、コドモに長時間プレイをさせないために使用する機能だ。設定時間を過ぎてゲームをプレイしていると物凄いアラームが鳴るらしい。
 小僧の頃からゲーマーだった人間がこの話を聞くと、眉を顰めてしまいそうだが、わたしはそう憤ることもないと思う。コドモがゲームから学ぶことなんてほとんどない。確かに深いことを言っているゲームもあるが、深すぎてコドモの経験では分からないだろう。コドモ(と大多数の大人)にとってコンピュータゲームは純粋に快楽中枢を刺激する暇つぶしだ。同じ時間を消費するなら、活字や漫画を読むか映画でも観るかしていたほうがその後の人生でよほどプラスになる。

 それを踏まえると、1日ちょこっとづつ遊ぶより他ないこのどうぶつの森は、現実世界とのバランスを非常にうまくとることができたコンピュータゲームだと言える。

 カンタンだしカワイイしグラフィックスもめちゃめちゃ綺麗だし、これ、大ブレイクすると思うよ。ゲームキューブの乾坤一擲はスマブラじゃなくてコレなんじゃないかと思えてきた。伏兵は常に意外なところに潜んでいるものだ。
 少なくとも、もしわたしがリアルコドモ持ちだとしてクリスマスプレゼントにこのゲームをねだられたときには、安心して買ってやることだけは確かだ。

 ん? 道徳教育のためのツールとしてならコンピュータゲームもけっこう有効かな? まあいいや。


2001年12月18日(火)
 たぬきちさんのお店、改装中につき本日休業。しかたがないからヤシロのカミサマの御告げに従って木を植えたり切り倒したり。穴掘って果物を植えると木が生えるなんて知らなんだ。何もやることがなくなったので今日のところは終了。まろやかなり。

 本日で失業給付最終回。今回の分が振り込まれたとすると現在の所持金は150万強。やっぱり月に10万ぐらいは使うってことか。以前失業してたときもそうだったし。

 ホンコン130R蔵野孝洋)氏曰く、お笑いの三原則は、

 ツカミ
 本ネタ
 オチ

 だそうだ。これを言っている本人はたいして面白くもないのでアレだが、この言葉だけは確かに名言だと思った。お笑いだけでなく、エンタテインメントの三原則と言ってもいいと思う。

【今日買った本】
 雑誌「テレパル」12月22日号(小学館)
 雑誌「ぴあ」1月5日号(ぴあ株式会社)


2001年12月19日(水)
 昨日、普段は読まないシャーマンキングの連載がたまたま目についたので読んでみた。ちょっとセンチメンタルな話になりそうな感じ。追ってみよう。

 通称・酒鬼薔薇聖斗、医療少年院から一般少年院へ。
 わたくしのようにアングラからほど遠い人間でも彼の本名は知っているし写真も保存してある。そのことから考えると、彼の今後の社会復帰は難しいものと思われる。被害者の関係者なら、なんとかして報復を考えると思うのだが。そのような行為は難しいような仕組みになっているのだろうか。こんな感じのケースに関しては永久に(国が)護衛をつけるとか。いや、現実にはそんなことはあるはずがないのだが。
 そういう護衛たちと報復を依頼されたプロの暗殺者たちとの不毛な闘い、ってハナシはどうか。護衛陣の費用はどんなところから捻出されてるのか、とか考えるべきことはいろいろ。などという妄想は不謹慎か。

 石原都知事vs.カラス軍団。
 俺、このひと大嫌いだ。

 ドコモの第三世代携帯「FOMA」が名古屋地区でもサービスを開始したそうだ。
 フツー人のみなさん、ドッグイヤーの世界へようこそ。
 どうかヘコまずにこのクレイジーな世界を御堪能ください。なに、慣れればどうってことはないよ。泳ぎ続ける鮫の如く。止まれば、単に窒息して死ぬだけ。ただそれだけのこと。
 ヘイ、ブラザー、でもそれってシアワセかい?

 今年の年末猪木祭りシリル・アビディが出るとの話。
 こいつはいったいどんなケンカをするのかってことに物凄く興味があったので今から興奮で鼻の穴が広がる。

【東海地方在住者限定企画】わしが選ぶ年末年始ちょっとエエ感じの地上波映画ども
12/22『ブラス!』
12/31大晦日『海の上のピアニスト』
12/31大晦日『ムトゥ 踊るマハラジャ』←クレイジーだぜ、NHK。
1/2『シザーハンズ』←今までの人生でそんなに多くの映画を観ているわけではないが今のところベスト1。カミサマと人間との関係についての話。あと、アウトサイダーを自覚しているイタイ奴なら必見だ。
1/2『フィッシャー・キング』←駅での幻覚シーンのあまりの美しさに劇場で泣いた。

 こんな感じですかね。
 昔は、年末年始の深夜にはゲロみたいなB級ホラーを沢山放送してくれたものだが。さいきんはどの局もおとなしいね。


2001年12月20日(木)
 USB接続親指シフトキーボードKB-231が届いたよ。使うにはJapanistとかいうIMEが必須だそうだからそれも一緒に買ったよ。
 イイ!
 キーボード本体はほとんど今まで通りでたいしたこともないのだがJapanistという日本語入力システムがかなりクレイジー。これ最高にオモチロイよ。
 プラグインみたいなカタチでいろいろな辞書が使えるようになっていて、ネットからソイツらを直接ダウンロード可能。プロレス辞書とか野球辞書とかサッカー辞書とか競馬辞書とかいろいろある。とりあえずオイラは試しに外国映画辞書を入れてみたよ。こういう辞書どもを同時に40個まで使えるそうだ。不要だと思ったらすぐにそのジャンルの辞書だけアンインストールすることも可。
 アップデートも気が向いたときに環境設定から一発だ。このあたりはWindows Updateみたいな感じ。
 特筆すべきは2ストロークの時点で変換候補が勝手に表示される機能だ。「ぷろ」と入力したところで「プロレス」が候補として表示される。それだけではなく、多分コイツはこう入力したいのだろうとJapanistが勝手に判断したフレーズが数個、ざっくり表示されるのだ。打ちながら文章のリズムをつくるひとには向かないかもしれないがこれがとにかく新鮮で触っているだけで楽しい。
 例えばこの文書を作成し始めたときには「しすてむ」と入力しても勝手に表示される変換候補はひとつもなかったのに、今ここで「しす」と2ストローク入れた時点では「システム」「システムとにかく」「システム」」「システムとにかく新鮮」等々が瞬時に表示される。それらを使いたければカーソル↓で選べばいい。一見、うざったいように見えるが、じつはまったくそんなことはなく、無視したければそこから次の通常の1ストロークで消えるようになっていて、今まで通りの入力も自然にできる。入力予測候補表示までのストローク数と、そこで同時に表示される候補の数とはお好みでカスタマイズもできる。
 恐ろしい勢いでパーソナライズされる究極の学習機能。なんだかイキモノみたいだ。
 これが実売5000円ぐらいなら安いでしょう。いや、コーフンしてしまったよ。これは革命だよ。

 CGIBOYの新型アクセス解析、ベータ版が提供開始。
 トップページだけではなくサイト全体ではどんな感じのアクセスがあるのだろうということが最近気になっていたので、新規に1ツIDを申請して、全ページにアクセス解析を張ってみる。
 新型の解析はあからさまに使い勝手が良くなっている。特に、検索ワードをずらっと一覧で表示してくれる機能が便利だ。どんな単語でケンサクしてきたのかを知るためにURLをひとつひとつ辿る必要がない。検索エンジン以外のところからのリンクっぽいものだけ辿ればいい。この機能に関しては若干の不具合があるようだがそのうちに直してくれるだろう。

 そろそろ年賀状作成の準備をしてみる。
 前のぱそこんからHDDごと移動した筆ぐるめを使ってみた。まあなんとかなるだろうと作業しつつ数分。
 ……。
 動かねえじゃん!
 裏面を印刷しようとすると止まっちゃうヨ。
 プレインストール版をムリヤリ移しかえたので無理が生じたらしい。かなりへこみつつ、とりあえず宛名印刷のソフトだけでもフリーソフトがないかしらと探してみる。1コ、いい感じのものを発見。
 年賀じょ〜ず
 ハガキの宛名印刷ソフトとしては完璧。フォントもいい感じのものが使えるし、CSV形式のデータにもちゃんと互換性がある。データの中から印刷したい宛名にだけチェックを入れてまとめて刷ることもできる。さっそくデータコンバート。おお、綺麗に刷り上がってるよ。
 数時間は作業したが、とりあえずうまくいってご満悦だ。
 今年は5枚ぐらいは年賀状を出す予定なので、母様に少しおすそわけしてもらいにゆく。
「年賀状ちょうだい」
「今年は買ってないよ」
「?」
 今年は喪中でした。

【今日買った本】
 喜国雅彦国樹由香『この花はわたしです。』1巻(小学館)


2001年12月21日(金)
 何故今どきのキチガイは量子力学にハマりますカ。鈴木みそも、こないだファミ通の連載降板したときのWeb日記を見るに、どうもハマってるみたいだしナ。まあ、わしもひとのことは言えたもんじゃないが。
 コンピュータゲーム世代の特徴なんだろうか。

 あ。このサイト内ではキチガイとかクレイジーとかいう表記はたいてい誉め言葉として使用されているので念のため。

 昨晩深夜放送の『ゴジラ』を観た。途中から早送り。芹沢博士のアイパッチのイミがどうしても解らづ、しばらくハマる。

 中京銀行UFJ傘下へ。
 UFJというのは、三和銀行東海銀行東洋信託銀行を子会社とする持株会社。
 2ツ前に勤めていた会社がこの中京銀行と取引があった。その関係で、給与振込の際に中京銀行以外の銀行を希望する従業員はいくばくかの手数料を払わなければならなかった。払ったさ、もちろん。手数料を払って東海銀行に毎月振り込んでもらった。他のひとはどうしていたか知らないがどうにもこの銀行は嫌だった。
 銀行では、その日の業務終了時に手続き上のミスで銭勘定が合わなかったときには、計算が合うまで何度も検算がおこなわれる。それは当然だ。ただ、この中京銀行、その支店だけかどうかは知らんが、通常の業務時間を過ぎてミスの原因が発見できないときには、空調を全て切ってその上で作業をさせる方針がとられていたそうだ。
 そんな話をいかにも美談であるとして当時のウチの社長が話していたのを聞いて、こんなキモチワルイ銀行に口座をつくるのは絶対に嫌だ、と思った。
 だって、そうだろう。
 ミスのリカバリーだろうがなんだろうが、作業は快適な環境でさせたほうが効率が上がるに決まっている。作業者の体力や士気にだって影響してくるだろう。前日の過酷な条件下での作業の影響で翌日の窓口業務の作業速度が何%か低下する、なんてこともありうるんだぞ。メーワクするのは利用者だ。空調を切る、なんてまるで嫌がらせみたいなルールを決めた奴は、間違いなく馬鹿だと思ったし、そういう馬鹿が高い位置に就いている組織は物凄くキモチワルイと思った。合理的じゃあない。そういう状況が発生したときには行員の給与からいくらか差っ引く、としたほうがよっぽどクールで合理的だ。
 嫌だなあ。こんな銀行を仲間に入れざるをえないってことは東海銀行(とUFJ)も相当ヤバイの? どこかいい銀行があったら誰か教えて。

 とにかく精神論は嫌いだ。竹槍じゃあB-29は落とせねえよ。まあ、ベトナム戦争のときにAK-47で アメリカの戦闘機墜とした奴がいたって伝説ぐらいならあるにはあるがな。


2001年12月22日(土)
 デジカメを買ったよ。

 FUJIFILMFinePix50i。税込で45000円弱。
 クレードルで充電とUSB接続ができて、なるべく小さいの、っていう条件だとまあこのぐらいしかないかと。充電するのにいちいちバッテリ取り外すのはめんどくさいからヤだ。どーせじぶんのサイトで使うだけだから画素数はもっと少なくても良かったのだけど、ちょっとだけ奮発だ。

 さっそくマイ・コックピットを写してみる。

 こんな感じ。いろんなイミで若干作為が入ってます。はい。しかしビンボくさい部屋ですな。

 最低画質のVGAモードで撮って、サイズは100KBぐらい。それを26KBぐらいに小さくしてみました。びっくりするぐらい鮮明に撮れていたのでびびってしまい、敢えて分かりにくくサイズダウン。小心者です。
 FinePix50iについての細かい話はまた明日。もし、たまたま、今、この機種を買おうと思っているひとがいたなら、購入はちょっと待ったほうがいいです。いろいろあるので。

【今日買った本】
 夢枕獏(:原作)+木村周司(:漫画)『闇狩り師』1巻(講談社)
 『夢枕獏 闇狩り師0 公式読本』(講談社)


2001年12月23日(日)
 昨日買った漫画の『闇狩り師』1巻、読んでみたらけっこうダメでした。公式読本はもっとダメ。

 東シナ海での不審船に対して海上保安庁が48年ぶりの船体射撃を実行。対象はその後かなりの時間が経ってから沈没。対象船に乗っていたと思われる遺体が着ていたライフジャケットにはハングルが。自沈したらしいところから見てもどうやら北朝鮮らしいですな。
 以前、バックパックを背負って種子島をふらふらしていたとき、日が暮れてとりあえず海岸沿いのキャンプ場に泊まってみたことがありました。オフシーズンなので人っ子ひとり無し。明かりが一切なく、真っ暗。びくびくしながら、念のため屋根のあるところで寝袋を広げておこうとあたりを物色していると、懐中電灯の光の中に立て看板が浮かび上がりました。正確な文章は忘れましたが、
密入国者がこの海岸から侵入することがありますので注意してください
 と、そんな感じ。
 そんなこと言われても、俺、今からここでたった独りで寝るしかないんだよ。他にどうしようもないんだよ。真っ黒い海と、静かに打ち寄せる海岸の波を見ているとどんどん不安になってきます。
 しょうがねえから、炊事場をうろうろしてた地元のねこにシーチキンをあげて、
「すまんが変な奴が上陸してきたら起こしてくれんかのう」
「ニャ(了解)」
 というわけで寝袋にもぐり込みました。インドで動物語を習得しておいて良かったなあと思いつつ(半分ウソ)、それでも生きた心地せづ。寝袋だから攻撃されてもすぐには対応できないよ。
 今回の事件で、船での密入国ってじっさいにあるんだなあ、と思いました。まあ、何故いまさら急に強硬な対応をしたのかを考えると深いものがありますが。

 FinePix50iの話、続き。
 デジカメとしては、かなりいい感じだと思います。本体のサイズも撮影枚数も申し分無し。バッテリは空っぽになる前に充電してもOK。これ重要。寿命が300回っていうのはゼロ→フルを300回ってことかな。スマートメディアの寿命はどのぐらいだか分からづ。まあ、フツーに使っているぶんには問題ないでしょう。
 マズイ点は2点。
 まず、USB接続用のソフトをインストールすると、不要なものまで勝手にインストールされること。インストールされるだけならまだしも、常駐設定されるのは非常に困る。ぱそこんのことをよく知らない世間一般のフツーのひとなんかにはこれはツライんじゃないかな。特にむかつくのがmp3関係のソフトのRealシリーズ。以前、plusではなくbasicを試しに導入してみたとき、そのガツガツした乞食のような態度にげんなりしてすぐに捨てたやつ。無神経なアプリケーションは嫌いだ。もう少し態度が控え目だったら応援もしてやったのにね、ってソフト。こんなものに常駐されちゃあ、かなわんよ。
 まあ、しばらく試行錯誤すれば常駐から外す設定も発見できるのでそれはまだいいとして、もうひとつのマズイ点は、本体のmp3再生機能
 現在付属してくる16MBのスマートメディアではだいたい3分の曲が3〜4本しか入らない。もちろん、ギリギリまで入れると写真撮影の枚数もそれなりに減る。それは128MBのスマートメディアを買えば(現状9000円ぐらい?)解決するのでいいとして、ランダム再生ができないmp3プレイヤーというのはいかがなものか。これは致命的でしょう。
 mp3プレイヤーに限らず、携帯用の音楽再生装置っていうのは、音質云々よりこのランダム再生がだと思うのですが。
 よってこの製品の音楽再生機能は中途半端で使えづ、mp3再生機能を目当てで買おうと思っているひとにはあまりお薦めできないと言えます。ボイスレコーダー機能はツイン・ピークスのカイル・マクラクラン気分で楽しく使えそうだがな。
 mp3再生機能を削れば、もっと小さくなったと思うし、価格だって実売3万円台前半で出せたんじゃなかろうか。

 んで、この際、こんな感じのデジカメが今後売れるだろうという提言。

・クレードルに差すだけでUSB接続+充電。ただし、緊急用に乾電池も使用できるように。ACアダプタはクレードルだけでなく本体にも直接差せるように。
・画素は多くて200万画素程度。もう少し低く設定してVGAに特化してもいい。
・液晶モニタは必須。ただ、画質は現行の主流製品より荒くても問題無し。ファインダーは不要。
・内ポケットに入れられるサイズ。
・各色取り揃える。
・以上の点を踏まえて実売価格10000〜30000円程度。

 無理ではないと思います。とにかく余分な機能は削ってシンプルに。使えないmp3プレイヤーなんぞ、要らん。

 どうもカメラメーカーとフィルムメーカーとのしがらみだかなんだかで、大まかな流れとして、撮影データを印刷するサービスを拡大したいような意図が感じられるけど、そんなもんぱそこんを持っているひとにはまったく不要なわけで。じっさいに使ってみればそんなこと簡単に分かると思うがなあ。物凄く大事な写真を額に入れて飾るために1ショットだけ綺麗に印刷してもらう、ってことならたまにはあるかもしれんが。
 ダメと思ったらさっさと捨てたほうがいいんでないの。フィルムだけでなく、音楽テープやビデオテープのメーカーにも今後言えることだが。技術力のあるハードメーカーと提携して、デジタルな小サイズ/大容量の記録媒体の開発にリソースを突っ込んだほうがよろしかろうよ。協力したのだから媒体はウチに製造させてね、販売上のノウハウはあるから、みたいな。合併しちゃってもいいかモナー。


2001年12月24日(月)
 午前中、こないだ発売された『チキタ★GUGU』2巻を読んでたら涙が止まらなくなったよ。百年。そうだよな、百年ってそういう時間だよな。この作家さんは今がか。

 永野のりこ『みんな以外のうたR』収録のわずか8ページの作品「LINK.」が素晴らしい。永野のりこ、最近はさすがにパワーダウンしているが(描き続ければそりゃ消耗もするだろう。それはしかたがないこと)、やっぱの頃のこのひとの作品ってスゴイなあ、と思った。

 クリスマスイブだからと言って特に予定も無し。暇だからカレーをつくってみたよ。
 そう言えばクリスマスイブの夜におねえさんがウチに来たことが昔1回だけある。予定してたわけじゃなくて突然来訪されたのだが。奴、今何やってるんだろう。何年か前に仕事やめて独りでアジアをふらふらした後、会社を立ち上げたところまでは知っているが、2年か3年ぐらい前にケンカしてそれ以来音沙汰無し。大丈夫かな。ヒドイことにはなってないだろうな。漫画サンデー(少年サンデーとかヤングサンデーとかじゃないぞ。まるごし刑事が載ってるいわゆるマンサンのほうだぞ)をこよなく愛するおねえさんなんてものすごくレアだから、今になってみればもったいないことしたなあ、と思うよ。
 恥ずかしながら、いまだにたまに街で似たような後ろ姿を見かけるとハッとするんだよね。おいらもまだまだ青いのか。

 というわけでちょっとしんみりとしてみました。しかし男っていうのは、駄目な生き物だねえ。色恋沙汰に関しては女の人のほうがクールで現実的だよね。


2001年12月25日(火)
 Windows XPを買ってみたよ。

 なんと、ノートン2001シリーズ、XPじゃあ使えないヨ! シマンテックのサイトにもちゃんとそう書いてあったよ。うかつなり。明日2002を買ってくるまで丸裸じゃないか。ずるいぞ、ノートン先生。サリンジャーの一件が無かったら別のメーカーのソフトに乗り換えてるところだぞ。
 XPで使えないプログラムは事前に削除しておかないとゴミが残るようで、XPのインストール後にはどうやってもそいつらを削除できづ。しょうがないからXPを一旦アンインストールして元に戻してから該当プログラムを削除したよ。神経質。

 MEからの乗り換えなので、さすがに速く感じるよ。あと、うたい文句通り確かに安定感もあるね。宣伝上のフカシだろうと思っていたからこれにはちょっと驚いたよ。メモリはどうなんだろう。明日、ノートン入れてからじゃないとはっきりとは言えないな。

 ホームページビルダーのサイト内リンク先がバラバラになっちゃったよ! 今から泣きながらひとつひとつ修復だよ。


2001年12月26日(水)
 ノートンのシステムワークス2002インターネットセキュリティ2002を買ってきたよ。クロスアップグレードパッケージってことで少し安いのを買ったけど、インストールしようとすると「その前に古いバージョンは削除してください」って言われるから、以前どんなのが入っていたのかについてはチェック入ってないような気も。無論、クロスアップグレード対象でない環境のひとがコレ買って、もしダメでも責任は持てないのでこの情報を鵜呑みにしないように。
 ハマっちゃったよ。
 古いバージョンはインストール前に削除しないといけないのだけれども、XPからではエラーが生じて削除できづ。しかたないからもういちどXPをアンインストールしたよ
 XPを入れるときには、とにかくメーカーが公式に動かないって言っているプログラムは全て事前にアンインストールしてからでないとダメということを学習。

 ふと思うところがあって、以前買って動かなかったメモリを差してみる。なんと問題なく動くではないか。MEがよっぽどあほだったのか。これで512MBになったよ。

 九十九電機でノートンを買ったときにもらった福引券で、三等の新巻鮭が当たったよ。ノートン先生が申し訳なく思ってくれたのかな。

【今日買った本】
 柏木ハルコ『花園メリーゴーランド』2巻(小学館)←キャーッ。
 七月鏡一(:原作)+藤原芳秀(:作画)『闇のイージス』5巻(小学館)←もう出てた。相変わらずカッコイイ。
 古屋兎丸『マリィの奏でる音楽』下巻(幻冬舎)
 山本おさむ『聖』6巻(小学館)
 陽気婢『陽気婢作品集 身想心裡』(講談社)


2001年12月27日(木)
 ウチ、来年から中日新聞購読中止。うちの親父が朝日に切り換えることにしたらしい。朝日なんぞ読む気にならないので来年からはわたくし、新聞を読まないひとに。新聞って、けっきょく自分でカネ出して読むほどのものではないよね。読み物として以外の二次的利用法ならけっこうあるから、独り暮らしなら何らかのものを購読するだろうけど。

 ノートンを入れたとたんに回線速度が約700bpsに。前は1.5Mbpsぐらい出てたから50%ダウンで鬱。遅くなると聞いてはいたがこれほどとは。
 と思って念のためさっきもう一回計測してみたらまた1.5Mbpsに戻っていたよ。わけがわからん。まあそのうちになんとかしてくれるだろう。

 IBMからAOL三ヶ月無料のダイレクトメールが来た。CDROMつき。うざったいから叩き割って捨てようとしたよ。

 やっぱり割れないもんだね。映画『リリイ・シュシュのすべて』では見事に割れていたが。あれはやっぱり何か仕掛けがしてあったんだろうな。


2001年12月28日(金)
 金融機関に公的資金を突っ込むことを政府が決めたそうだ。いや、それはいいのだが、小泉の〈取付け騒ぎが起きないよう〉って発言はいかがなものか。巷では来年の2月ぐらいにエライことになるという意見があるようで、そんなことにならないようにカネを突っ込むことにしました、という趣旨の発言。じゃあ、あれか、ここで突っ込んでおかないと取付け騒ぎが本当に起きるっていうのが政府の見解なのか?
 将来じっさいに大騒ぎになったときに、でもとりあえずできるだけの対応はしたんですよ、ということにしておきたいのかもね。

 かへる箱かへるさんから、CDは割れるものなのか否かについてメールにて御意見をいただく。かへるさんがプレステの麻雀ゲームにブチ切れて叩き割ろうとしたときには見事に3ツに割れたそうな。どうも素材によって違うのではなかろうか、との御見解。なるほど。
 じつは以前、プレステのビヨンド・ザ・ビヨンドをプレイ中に怒髪天を衝き叩き割ろうとしたことがある。そのときにはやっぱり割れづ、CDってそういうものなのかなあ、と今まで思い込んでいた。
 さっそく実験君
 あッ。割れた。

 ふと思ったのだが、どうもレーベル面を内側にして曲げると割れにくいような気がする。比較実験でないとイミないため、先日買った「TECH Win」1月号付属のCDROM2枚(写真下2ツ。同質であろうと思われる。上2ツは音楽CD)で表方向裏方向両方試してみた。うん、なんかそんな感じ。
 1勝2敗1引分け。無論、真っ二つに割れたら勝ち

 CDはレーベル面を外側にして割るべし、ということを学習


2001年12月29日(土)
 ディアブロ2でしばらくほったらかしになっていたドルイドで遊ぶ。人狼変身スキル中心のウルフガイ
 そこそこ強力な弓を拾い、もったいないから試しにちょっと持たせてみる。
 あれれ?
 弓を装備して狼に変身すると矢が打てない。それは理にかなっているとして、矢が飛ぶ代わりにに何故かフツーの直接攻撃になるのは何か変だ。弓だから攻撃速度めちゃめちゃ速し。高速ビビビビンタ。しかも何回攻撃しても矢は消費されづ。バグ?

 せっかく全ページにアクセス解析を入れたのだから、試しに12月19日〜28日の間10日間での、トップページを除く検索ワード総計を出してみたよ。サイト全体ではどおゆう目的でここに飛んでくるひとが多いのだろうか、と。こおゆうデータは参考にしないとね。


 ……。

 参考にしません。


2001年12月30日(日)
 おとうとくん、ウチに帰省中。
 金銭上の都合で正月はこちらに帰ってこられない予定だったのだが、短期の深夜アルバイトを少しやってあとはウチで食費を節約することにしたようだ。山崎パンの製造工場は噂どおりのアレな職場らしいぞ(プリプリ博士:談)


2001年12月31日(月)
 だめぞう先生も山崎パンアルバイト経験者とのことで、さっそくタレコミメールをいただく。じつはうちのおとうとくん、その京都工場で働いたこともあります。京都工場で働いたことがあるひとからメールが来たヨ、って言ったら大喜びしてました。なんだかエンがございますね。
 こおゆう話を耳にすると、菓子パンはちょっと食えねえなー。だめぞうさん言う通り、どこのメーカーでもたいして仕組みは変わらないだろうし。

 大晦日らしからぬフツーの更新でありますが今年はこれにて終了。


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