2001年12月前半の毒まつたけ


12/01()【今日のカスミン上出来】
12/02()【機械の誤作動】
12/03(月)【黒田硫黄『セクシーボイス アンド ロボ』】
12/04(火)【ペペロンチーノ成功】
12/05(水)【残念な話】
12/06(木)【ピクミンCMソング発売】
12/07(金)【念のため】
12/08()【マーク・ハント】
12/09()【ドラクエ4ハマリ中ににつき1回休み】
12/10(月)【さらば田代】
12/11(火)【二次創作物って?】
12/12(水)【田代まさし追悼で1回休み】
12/13(木)【日記地獄】
12/14(金)【泥酔して1回休み】
12/15()【どうぶつの森+】


2001年12月1日(土)
 雅子さん、女の子を出産。

 今日のカスミンは上出来。全体に神経がゆき届いていてなおかつ常にアグレッシブ。こういう演出は好きだ。漫然としていないのがいい。毎回このぐらいの出来ならいいのにね。
 ぼんやりしていたらエンディングのスタッフロールを見逃した。誰の演出だったのだろう?

 アンモニア臭の無い納豆がこれほど不味いものだとは思わなんだ。金のつぶには注意。(゚д゚)マズー


2001年12月2日(日)
 オカシイひとの周りでは何故か機械が誤作動することが多いように以前から思っているのだが、いかがか。
 自分の体験上もそれを感じるし、ウェブ上での電波くん電波さん系のサイトなんぞを眺めていても、どうもこの現象が確かに存在するような印象を受ける。
 前の会社をやめる直前、新しく入社したおねえさんの姉が本格的な霊能(つまりは精神病。本人は否定するだろうが、自分に霊感があると主張するひとは分裂病虚言癖の持ち主かたいていどちらかだと思う。あとは商売のための確信的行動か)だというので、
「(姉の周りでは)テレビとか電化製品、壊れたりしない?」
 と聞いたら案の定、その通りだとの話だった。あまりにもよく壊れるので彼女の実家にはテレビが無かったと言う。
 精神科に勤めているひとなんかはどうなんだろう。もしかして妙に頻繁に腕時計が壊れるようになったりはしていないだろうか。

 もう少しで世界の秘密に近づけそうな気がする。

 NHKの五分番組『珠玉の言葉』で放送された話。
 薬師寺の修復の際に使用する釘を造ってくれないか、という話を持ちかけられた鍛冶職人。1000年のあいだ持つ釘を造ってくれ、と。普通の釘の寿命は50年。1000年というのは荒唐無稽に見えるが、じっさいのところ1000年前の先人はそれをなし遂げていた
 今回依頼された職人さんは、1000年後の研究者に、20〜21世紀の職人っていうのはたいしたことねえな、と言われたくないというただそれだけの一心で、65年間生きてきた全てを突っ込んで、試行錯誤のうちに釘を造り上げる。
 1000年経たないと成功したかどうか分からない。ファンタスティック。


2001年12月3日(月)
 黒田硫黄『セクシーボイス アンド ロボ』1巻(小学館)を読み終えた。
 オモチロイ。
 身につけている特殊技能がたまたま謎のおじいさんの目に留まり、彼の依頼を受けることになるニコ14歳♀。コードネームはセクシーボイス。将来なりたいものはスパイか占い師。相棒のロボ25歳フリーター♂を酷使して次々と依頼を解決してゆくある種探偵物。1話完結の連作短編みたいな感じ。
 天然ボケのロボたんがグッジョブ。天然だからこき使われてもちっとも悲壮感がない。
 大ゴマや見開きの使い方が天才的なのと、力んだ主張をしないでなんとなくはぐらかす(というかはぐらかされてしまう)のが黒田テイスト。このスタイルはさすがに真似されづらいじゃろう。オンリーワン。

【今日買った本】
 伊藤明弘『ブルーゲイル 伊藤明弘版権物作品集』(大都社)←中坊のころ、ツクダから同名のウォーゲームが出ていて、友達とかなりやりこんだ記憶がある。シンプルで面白いゲームだった。どこやっちゃったんだろう。捨てたんだっけ? 懐かしいなあ、ザブングル。
 小路啓之『イハーブの生活』2巻(講談社)←買い忘れ。
 雑誌「ぴあ」12月17日号(ぴあ株式会社)


2001年12月4日(火)
 発泡酒の増税はとりあえず見送りの模様。出来の悪い芝居を観ている感じ。

 小泉の自己陶酔型パフォーマンスを見るたびにむかっ腹が立つようになってきた今日この頃。状況に対してもうちょっとリアルな対応ができるような人間はおらんのかいな。紅白歌合戦の視聴者層もいいかげん現状に気づいたほうがいいんじゃないか。
 けっきょくこのままどうにもならなくて、来年のワールドカップが無事終わったところで、反韓感情を煽って国民の目をそらす作戦に出ると読んだがいかがか。放っておいてもウェブ上なんかでは韓国嫌いなひとが多いようだから、そっちの方向へコントロールするのは簡単じゃろう。

 成った。
 ついに成ったよ、ペペロンチーノが。シロートはニンニクをすりおろして使えば良かったのか。すりおろしニンニクはスパゲッティがゆで上がる1分前にオリーブオイルに入れれば良し。それより前だと焦げちゃうからダメだ。あとはマジックペースト必須。


2001年12月5日(水)
 白血病解析プロジェクトへの参加継続を断念。
 どうも受け取ったデータによってはえらい根気が必要になるようで。現状、このプログラムは、解析の途中で過程を任意にセーブすることができない不自由な仕様になっていて、途中で終了するとけっこうな時間のロスになります。
 18時間ほどつけっぱなしで解析して、ホームコンピュータであんまり動かしっぱなしってのもアレだからとりあえず終了してみたところ14時間前の解析状態に戻って、がっかり。無論、この程度ではめげずに、今度は28時間頑張ってみる。それでも解析が1%も進まづ、しょうがないからもういちど終了させると、案の定24時間前の状態に戻って、しょんぼり。だめだこりゃ。
 終了時には途中経過を保存するような仕様になっていれば良かったのにね。というかそれが当たり前だと思うのだが。何故? やる気ないのかなあ。なんかそんな感じもするなあ。
 OSがMeだと定期的に再起動しないとメモリの関係で動作がオカシクなるわけで、この仕様では御家庭ではちょっとムリです。もう少しまともなプログラムにアップデートされたときにまた参加しよう。
 残念。

 SETI@home Team2chのほうはこまめに終了してもロスが少ないので、続行。正直、地球外知的生命体探査より白血病のほうがよりリアルな問題なんじゃろうがの。


2001年12月6日(木)
 ホントにどうでもいい話だが、昨日、野村サッチーついに脱税容疑で逮捕。反省が見られないようなら実刑じゃろうな。
 それはともかくとして阪神の野村監督がとばっちりでクビになりそうなのが、なんだかなあ。くだらない人間を配偶者にした罪ってことにでもなるのかいな。それなら、ただその定義だけでじゅうぶんに罰を受けていると思うが。連帯責任って感覚はなんか嫌。

 朝っぱらからオクサマ向けワイドショーなんぞをつらつら眺めていると(←だめ)、ピクミンCMソングのCD発売の話題など流されたり。本日発売。サッチー逮捕で影がやや薄くなったのはまるで発売前日の米国テロで影が薄くなってしまったゲームキューブの如し。
 それでも、これ、かなり売れるよね。
 こんなことならもう少しカンタンなゲームにしておけばエライことになったのに、と思わざるをえず。偶然のうねりは任天堂に逆風を与えているのか。
 任天堂はこれに懲りずに、これからもたまにはこおゆうキチゲーを出してくれ。いつか風は吹くさ。

 12月10日からNHKのBS2でゴッドファーザー三部作一挙放送。DVD発売に合わせたのかな。万が一未見のひとは、見れ。

【今日買った本】
 雑誌「テレパル」12月8日号(小学館)


2001年12月7日(金)
 たまたま某ニュースサイトから飛んでいった先のでかいサイトで、『セクシーボイス アンド ロボ』1巻の感想をみかける。それだけなら別にどうということのない話だが、これまた、たまたま内容が若干似ていたりするのが(゚д゚)マズー。しかも書かれた日付まで同じだよ。
 無論、先方はこんな小サイトは見ていない可能性が高いし、こちらも先方は読んでいなかったので念のため。偶然です。一応、はっきり書いておかないとパクったと勘違いされそうな被害妄想。こちらの日付が1日前なら、何らノープロブレムだったのだが。ううむ。
 先方はかなりいい感じのサイトだったのでWWWCのチェック先に入れてみた。結果的に面白いサイトを見つけることができたわけで、トータルで判断すると(゚д゚)ウマー

 前勤めていた会社の今池店に顔を出してみる。てんちょのおねえさんは相変わらず元気そうであった。

 その帰りに久しぶりに千種の正文館本館に寄ってみたところ、2階の文庫本売り場が消失していた。この書店は、昔、とっくに絶版になっていたサンリオ文庫を定価(だったか?)で売ったりする豪快イベントを確信的にやってくれたりして良心的だったんじゃがのう。とりありず、先日選り分けた不要の本どもをブックオフに売るのはヤメにしたよ。全部捨てることにした。

【今日買った本】
 松本次郎『熱帯のシトロン』2巻(太田出版)←完結。
 ボストン・テラン(田口俊樹:訳)『神は銃弾』(文春文庫)←このミス2002年度版で海外部門1位だったから買ってみた。なんか今年のランキングは『斧』とかも入っていてうさんくさいけどな。これがスカだったら文春は二度と信用しない。
 町井登志夫『今池電波聖ゴミマリア』(角川春樹事務所)←ぱらぱらめくってみたが、これ、感嘆符と疑問符が1回も使われていないのでは。ストイック。過去形が多いのも意図的なのかな。


2001年12月8日(土)
 おとうとくん、実家(ウチ)に帰省中。どうせ正月に帰ってくるのだからこんな中途半端なときに来ることもねえんじゃねえの、と思ったら、ついにゼニが底をついたので正月は働かねば干上がるから今のうちに帰っておく、とのことだ。

 そのおとうとくんが、FF10ラスボス直前セーブデータを持ってきてくれた。やる気が無くなって中断中のFF10、まあこのままではずっとほったらかしだろうな、と思って先日頼んでおいたものだ。とりあえずこっちのメモリーカードにコピー。
 さらに、プレステのドラクエ4丸4日で片づけて(おそるべし無職パワー)、それも持ってきてくれた。これは楽しみだね。

 あと、ピクミンをちょっとやらせてみたらけっこう楽しく遊んでいたよ。任天堂のゲームはマニュアル読まなくてもプレイできるようになっているから親切だ。
 なお、スマブラはわたくしと同じくキツイとのこと。なんだかんだでもういいおっさんだからなあ。

 スーパー・サモア人、マーク・ハント、K-1グランプリ優勝。イイね。常にアグレッシブ。それがエンターテイナーだ。


2001年12月9日(日)
 ドラクエ4の影響で1回休み。ありがとうおとうとくん。

 ビンラディンが冷静な判断のできる人間ならとっくに整形して国外脱出していると思うのだが。南アフリカに向けて脱出するおそれがある、という報道がされたのは米国の牽制?


2001年12月10日(月)
 た……田代はん……。(←今度は覗きでタイーホ。2ちゃんねるで田代祭り開催中)

「TECH Win」1月号を買ってみたよ。
 こおゆう感じの雑誌を買うのはなんかひさしぶり。「虫ケラの様に愛して」ってまだ続いてたのか。
 なんかいい壁紙は無かろうかと、つらつらながめてみる。あまり恥ずかしくないものが3枚ぐらいあったのでコピーしてみた。後で確かめてみたら3枚とも同じ作者さんだった。30過ぎのおっさんのデスクトップに乳丸出し壁紙ってのはいかがなものかというものがあるわけで、この作者さんぐらいの恥じらいがないとちとツライやね。

 星野、阪神の監督引き受けるのかなあ。なんか嫌だなあ。

【今日買った本】
 森田信吾(:画)+周良貨(:作)『アウトサイダー東宗介』6巻・7巻(集英社)←完結。正直、ハイパーマーク社編の中盤以降はイマイチ。
 谷間夢路(:編)『昭和エロス漫画集』(実業之日本社)←漫画の創作技術の進歩ってスゴイね。
 雑誌「TECH Win」1月号(株式会社アスキー)


2001年12月11日(火)
 らいと・ひるねえさん、やむをえずこの冬、コミケ初体験予定。がんばれ。

 以前から「二次創作物」という単語に漠然と違和感をおぼえていたので、これってどいういう意味なのだろうとケンサクしてみる。かなりの数がヒットするがはっきりした定義は分からず。ふと、これって造語なんじゃないの、と思いついて「二次創作物 民法」や「二次創作物 著作権法」などでケンサクしてみる。やはり思うようなものはヒットしない。どうもこれは法律用語ではないらしい。
 じゃあ「二次著作物」ならどうか。
 これはちゃんとした法律用語で、著作権法の中に「二次的著作物 著作物を翻訳し、編曲し、若しくは変形し、又は脚色し、映画化し、その他翻案することにより創作した著作物をいう。」とある。なるほど。
 これで、冒頭の「二次創作物」という単語に対して感じる違和感がどこから生じているのかなんとなく分かったような気がした。
 つまり。
 私的なもの以外の二次著作物は原著作者の許諾が無ければ違法。二次著作物とみずから言い切ると法的にマズイかもしれないので、少し変えてなおかつ法律用語っぽく二次創作物言ってみた人間がいた。それがあまりにも都合のいい単語なので、この言葉が広まった(「二次創作」でケンサクすると2万件ほどヒットする)。その過程に存在する何か非常な詭弁が、わたしの感じる違和感に繋がっているのだろう。

 パロディなどはどう判断するのか、とか難しい問題もあるだろうが、少なくとも、二次創作という言葉を肯定的な意味で堂々と使う(前述のらいと・ひるさんのトップページでは否定的なニュアンスで使用されている)のは格好が悪いと思う。そういう単語を使うより、リスク覚悟で泰然としているほうが好感が持てる。原著作者に突っ込まれたら素直に謝ってやめる。それでいいんでないの。

頒布」という魔法の単語についてもちょっと書こうと思ったのだけれども長くなりそうなのでヤメ。


2001年12月12日(水)
 た……田代はん……。
 いろいろなクスリの中でも覚醒剤ヘロインお勧めできない双璧。中島らもに言わせると覚醒剤は下品なドラッグだそうだ。

 ホントはドラクエ4やりっぱなしで1回休み。船を手に入れたとたんに行ける範囲が急に拡大して話の流れがぼやける。あまりにも自由すぎるシステムはいかがなものか、というのはこの約半年のダメ生活で体験済みだ。


2001年12月13日(木)
 本日発売の漫画雑誌でも読みに行こうと思ったが雨で中止。寒いのでずっとねこと一緒に寝ていた。何にも書く気がしない日。
 こういう日のためにテキストをストックしておいて、テンションの低い日はそれを張り付けるだけ、ということを以前何回かやったことがある。そうすると不思議とどうも浮いた感じになるのが分かってやめた。
 その日思いついた話を、今日はもう充分に書いたから明日にまわそう、というのもダメ。何故かその話がその時点で持っているみたいなものが冷めてしまう。
 また、寝る前にふと思いついたことを、明日書けばいいかとそのまま寝てしまうと、翌日起きたときにはたいてい何を書こうとしていたのか覚えていない
 以上のようにいろいろと体験してみた結果、けっきょく出し惜しみせずに思いついたらすぐに書くというのがいちばんいいのではなかろうか、という結論に達した。
 日記地獄は奥が深し。書きたいことをつらつらたれ流してるだけだから消耗することはないだろうと思っていたが、何人かの先人の様子を見るに、たとえ日記でも書けば書くほどタマシイが削られるのかな、という不安が出てきた。

 ま、飽きたらやめればいいだけの話。


2001年12月14日(金)
 前勤めていた会社のにーちゃんの家で夜3時まで泥酔。更新はムリ。


2001年12月15日(土)
 猛烈な二日酔い。

 ゲームキューブ『どうぶつの森+』を買ったよ。ついでに同日発売のGBAケーブルも買ってみたよ。
 何でメモリーカード同梱なのかと思っていたら、59ブロック丸々使うかららしい。
 気に入った。今年買ったゲームどものなかでいちばんいい感じなんでないの。なんと穏やかなゲーム。心が洗われるようだ。実際のカレンダーと連動しているのも楽しい。今、うちのまほろば村は雪景色。
 任天堂の公式ホームページに行くと、ゲーム内でオマケのファミコンソフトを手に入れる方法が書いてあるヨ。

 あと、ポケモンのクリスタルバージョンが953円で売っていたので買ってみたよ。電池寿命(約2年)の関係で新品を放出したらしく。2002年12月までに遊び終わりなさい、って期限を切られるのはやっぱりちとツライね。
 安いものには必ずそれなりの理由があるということを学習

【昨日買った本】
 板垣恵介『バキ』11巻(秋田書店)
 さいとう・たかを『リーダーズ・チョイス BEST13 of ゴルゴ13』(小学館)
 TONO『チキタ★GUGU』2巻(朝日ソノラマ)
 永野のりこ『みんな以外のうたR』(ぶんか社)
 榛野なな恵『完全版 Papa told me』1巻(集英社)


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