2001年11月前半の毒まつたけ


11/01(木)【トップページ少しいじりました】
11/02(金)【眼鏡屋ALookで轟沈】
11/03()【カスミンの日】
11/04()【100の質問に答えてみる】
11/05(月)【ドラえもんでネチケット】
11/06(火)【ねずみ男先生ならこうするね】
11/07(水)【歴史】
11/08(木)【ムシャラフ大統領】
11/09(金)【ペペロンチーノ】
11/10()【敵/TRAIN-TRAIN】
11/11()【聖戦】
11/12(月)【二日酔いの日】
11/13(火)【ニューヨークで旅客機墜落炎上】
11/14(水)【異臭事件】
11/15(木)【1回休み】


2001年11月1日(木)
 テキストを書く気力がないので少しだけサイトいじり。トップページのメニューに日頃お世話になっているソフト追加。


2001年11月2日(金)
 先月初めに名古屋の栄にALookとかいう眼鏡屋さんがオープンしたそうなのでちょっと覗いてみる。フレームとレンズのセットで五千円とか八千円とか、眼鏡に長年大金を突っ込んできた人間としては信じられないような低価格がウリのお店。こういうスタイルの販売店は東京などでは既に流行っているらしい。待望の名古屋進出だ。
 狭い店内はお客さんでいっぱいだった。
 客の9割ぐらいは若いおねえさんか。店員さんも20代前半と思われる若いひとばかりで、おっさんとしては非常に居づらい。
 店員のおねえさんに質問。
「ボクがかけているような度数だと、表示価格からどのぐらい高くなりますか」
「少々お待ちください」
 いきなり怪訝な顔をされた。こういうコアな眼鏡ユーザーの応対にはまだ慣れていないのだろう。ちなみに裸眼で0.01をはるかに下回る近眼だ。
 ちょっとは詳しそうなおにいさん(これもまた若い)のところに連行されて、今かけている眼鏡の度数を計ってもらう。
「ああ、これぐらいの度数だと当店では取り扱いできませんね」
「はあ、そんなもんですか。じゃあ、フレームだけ売ってもらう、っていうのは、ダメ?」
「駄目。」(大意)
 あまりにも融通のきかない対応に轟沈。まあ、しょせん安売り店だし、しかたがないか。

 眼鏡安売り店、どんどん名古屋進出希望。今ならじゅうぶんに勝てるよ。

【今日買った本】
 岡田芽武『朧―O・BO・RO―』1巻・2巻(角川書店)
 尾田栄一郎『ONE PIECE』16巻・17巻(集英社)←チョッパードクター編。
 駕籠真太郎『六識転想アタラクシア』(太田出版)
 水木しげる『ボクの一生はゲゲゲの楽園だ』6巻(講談社)←完結。
 スティーヴン・キング『スティーヴン・キング 小説作法』(アーティストハウス)←訳者名省略。字が読めねえので。


2001年11月3日(土)
 やっと観ることができた今日の『カスミン』はイマイチ。ムラがあるのか。
 音楽担当の周防義和って周防正行の弟の周防義和?


2001年11月4日(日)
 テキストサイト管理人に100の質問に答えてみた。


2001年11月5日(月)
『ドラえもんのまんがでわかるネチケット』
リンクを希望される場合や出版物などに掲載を希望の際には、必ず事前にご相談いただき、原著作者および小学館の許可を得てください。」とゆうのがめんどくさいのでリンクは張りませんが。法的にはどうだか知らんが、相手の意志は尊重しておこう。
 絵がアニメの絵じゃあないのがいい感じ。藤子Fのキャラクターは、こおゆうふうに肩の部分にあの線が入っていなきゃ物足りないね。
 ここ10年ぐらい、じぶんの部屋のカレンダーはドラえもんカレンダーを選択しているのだけれども、ソレは完全にアニメの絵。ちゃんとした藤子F(風)絵のカレンダー、出ないかなあ。
 ドラえもんカレンダーはその実用性が意外に侮れづ。途中から金具を全て排除して地球に優しく(ってのも嫌な言葉だが)してみたり。日付の数字の下にもちゃんと何か書き込むことができるスペースがあるヨ。何年か前、下半分のミシン目が入っていなかったのは企画上のミスかな。

 あ。ネチケットって言葉は嫌いです。語感がキモチワルイから。


2001年11月6日(火)
 今週のぴあにあった誤記。

『ROCK YOU!』出演で再注目のヒースレジャー。次は彼の故郷オーストラリアの英雄ネッド・ケリーの伝記映画に出演する予定。傲慢な金持ちから金を盗み、貧しい者たちに分け与えたという、豪州版ねずみ男とでも言うべき人物がそのネッド・ケリーなのだそう。

(雑誌「ぴあ」11月19日号より。一部文字を拡大)

 ねずみ男先生なら鼻息を荒げつつ貧乏人に札束でビビビビンタを食らわせそうだ。フハッ。

【今日買った本】
 喜国雅彦『日本一の男の魂』8巻(小学館)
 冨樫義博『HUNTER×HUNTER』13巻(集英社)
 七月鏡一(:原作)+藤原芳秀(:作画)『闇のイージス』4巻(小学館)
 福本伸行『賭博破戒録カイジ』4巻(講談社)
 松本光司『クーデタークラブ』4巻(講談社)
 雑誌「ぴあ」11月19日号(ぴあ株式会社)

 来年のドラえもんカレンダーも買ってみた。


2001年11月7日(水)
 じゃんけんをするときの掛け声「最初はグー」ってのは『8時だョ! 全員集合』から始まったんだったよな、ということを確認したくてケンサクしてみる。思っていたより微妙だ。感覚尺度で少々カッコワルイが、この説の確度は9割程度、というところか。低くはないが。
 少なくともわたしが住んでいる地域では、あの番組で西部劇じゃんけんが始まるまではそんな掛け声は存在しなかったように記憶している。

 クソゲーの語源はみうらじゅんが雑誌『Bug News』での連載上でどうしようもないゲームのことをクソゲームと表記しはじめた(1985年。これは以前ちょっと必要があって該当雑誌を押し入れから掘り起こして調べた)ところにあるとわたしは認識しているが、これにもまた異なる見解が多々ある。

 オタクの語源にしても、現在、フツーのひとがフツーに使う名詞としてのイミで、ということなら何が元となったのかというのがかなりはっきりしているが、こじつければもっと時代をさかのぼれないこともない。各自わたくしを含めてじぶんのスタンスに都合のいい説を選択することが可能だと言える。

 たかだか10数年前のことですらこんな感じだ。

 そうすると今「歴史」として定説となっているモノっていうのはいったい……? なんてことを憑木影にいさんが以前言っていたのを思い出した。

 寒い季節になると闇が恋しくなる。


2001年11月8日(木)
 ロシアのプーチン大統領やパキスタンのムシャラフ大統領をTVのニュースなどで目にすると、なんだかちゃんとしてるなあ、と思う。各国のトップたちの中でも抜きんでて格好が良い。信念による鋼のオーラが出ているような感じだ。プーチンに関しては、その信念って間違ってるんじゃねえの、とも思えるかもしれないが、それでも己で選択した世界観に従って行動するその姿勢はやっぱり格好が良い。
 プーチンには以前から一目置いていたのでともかくとして、米国でのテロ事件の影響で注目が集まっているムシャラフも相当に有能な人物であるという印象を受ける。あの決断力スピードはかなりのものだ。
 世界情勢にはあまり詳しくないので調べてみたところ、このムシャラフ大統領は1999年のクーデターで政権を掌握したひとで、元の肩書は陸軍参謀長なのだそうだ。
 元KGBと、元軍人。
 こういう感じのひとたちは芯がしっかりしているのだろうか。

 例えば田中真紀子のあのあまりにもくだらない人間性を見せつけられると、日本では格好良い政治家なんて永久に出てこないんじゃないか、と思えてきてしまう。本人も本人だが、こんな人物を大臣に据えた連中も相当なものだ。これは萎えるよ。

【今日買った本】
 高見広春(:作)+田口雅之(:画)『バトル・ロワイアル』5巻(秋田書店)
 京極夏彦『今昔続百鬼――雲』(講談社)
 雑誌「テレパル」11月10日号(小学館)


2001年11月9日(金)
 何カ月かに1回、無性にペペロンチーノをつくってみたくなる。あの、オリーブオイル+唐辛子+塩のスパゲッティ。思い立ったら即座に実行。暇だから。
 約30分後、轟沈。
 毎度毎度、今回はうまくやれるんじゃないかと思いつつ挑戦するのだが、ちっとも駄目だ。そのたびにこれってけっきょく何らかのダシ系のものを入れないとダメなんじゃねえのと疑いつつ、それを忘れた頃になるとやっぱりもういちどチャレンジしてしまう。で、けっきょくうまくゆかないのだ。

 じつは今回は秘密兵器があった。その名もマジックペースト

【マジックペースト】
☆にんにく 小さじ1.5
☆レモンの皮 大さじ1.5
★アンチョビ 大さじ2
★ドライトマト 大さじ4(もしくはトマトペースト35g)
★イタリアンパセリ 大さじ4.5
オリーブ油 大さじ4

☆=すりおろす
★=みじん切り


 先日NHKの料理番組で紹介されていたもので、要するに御家庭でイタリアンをつくったときに何か味が足りないな、と思ったら入れてみるといい魔法のペーストとのことだ。恐れ多くも大NHKにこんな新種の幻覚剤かなにかのようなネーミングをされたらそりゃ食指も動こうというものだ。

 今回導入してみたところ、確かに入れないよりはかなりまともになったがそれでも不味いものは不味い。
 鼻血が出るぐらい高級なオリーブオイルとか、宝石並に高価な唐辛子とか、覚醒剤と同じ価格の塩とかを探してきて使えばなんとかなるのかなあ……ってそんな食材は存在しねえよ! たぶん。


2001年11月10日(土)
 本日のNHK『週刊こどもニュース』内「今週のわからん」コーナーのお題は北部同盟
 以前米国がアフガニスタンをバックアップしたときの事情についての解説中、敵の敵は味方というよく聞くフレーズが出てきた。現状を鑑みるにこの格言はあまり正しくないように見える。敵の敵は味方とは限らない。

 敵の味方は敵。これなら正しい。

 2ちゃんねるのBGMにはブルーハーツもなかなかよろしいということを発見。例えば明日首吊ので最後のオナニ用の画像下さいを読みながらTRAIN-TRAINを聴くとかなりクルよ。GO-BANG'S無敵のビーナス2001年宇宙の旅とマッチするのを発見して以来だ。


2001年11月11日(日)
 以前から思っていたのですがヨハネの黙示録での

 聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな

っていうくだりには妙なキレを感じませんか。原文では「Sanctus, Sanctus, Sanctus」。

 ちょっと拡大して感嘆符をつけてみる。

 聖なるかな! 聖なるかな! 聖なるかな!

 素直に怖い

 でも宗教ってだいたいそんなもんだよね。仏教はわりとマターリしているほうに入るのか。

 いや、超大国の大統領の演説中になんて単語が出てくる(出てきたよね確か)のはいかがなものかと思ってちょっと書いてみました。タリバンが、十字軍には聖戦で立ち向かおう、って主張するその感情もなんとなく分からないでもないような気がする、とそういう話。


2001年11月12日(月)
 昨晩、友人と呑みにゆく。本日当然二日酔い。起き上がることができたのは夕方5時。布団の中で鬱々と反省中に突然心臓がバクバク言いだし、これっていわゆるパニック障害の軽いやつなんじゃねえの、と不安になる。大丈夫か、俺。


2001年11月13日(火)
 日本時間で昨晩、ニューヨークの住宅街に旅客機が墜落し炎上。どうやらテロではなくて事故のようだ。しかしもしそうだとしてもこの墜落場所とタイミングはどうだ。見方を変えればテロより怖いよ。
 墜落地点付近には教会学校があったそうだ。

 確かに新しい形の戦争と言えなくもないと感じてみる妄想


2001年11月14日(水)
 就寝直前の寝床の中で右の手のひらが妙に香ばしいのに気づいた。これはここ最近になってからの話で、発生源はちょうど掌底のあたり。いい塩梅に使い込まれた剣道の小手みたいな異臭がする。何なのだろう、と思っていたがついこのあいだ不意に謎が解けた。
 マウスパッドだ。
 離職して以来、ぱそこんの前に座っていることが多くなってはいたのだが先日のADSL化でさらにそれに拍車(だって電話代かからねえのだもの)がかり、このような状況が発生したらしい。マウスパッド上のちょうど手首のあたりの定位置に恥ずかしい染みがくっきり浮きでている。香りをダイレクトで観賞してみたところ、期待を裏切らないナイススメル。こりゃイカン。

 果たして洗えば解決するのか否か後日実験予定。


2001年11月15日(木)
 1回休み。


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