2001年3月16日(金)
 今朝午前3時頃、ものすごい寒けと頭痛で目がさめた。部屋に暖房を入れ、ポカリスエットを飲んでからふたたび横になるが結局朝までねむれず。会社に電話をかけ、休むことにした。じつは明日の朝から会社のひと数名で旅行にゆく予定だったのだが、それもやむをえずキャンセル。
 うめきながら眠り、さっき起きて風邪薬を飲んでから体温を電子体温計ではかったところ、みるみる表示温度が上がってゆく。普通、この体温計は数分で結果が解るのだが、温度がずっと上がりつづけるとその分キカイが吟味するのに時間がかかるようで、10数分も待たされた。俺の身体、現在体温39.4℃。こりゃイカン。
 しかしこれだけ発熱していても、アタマの中が意外にクリアなのは何故?


2001年3月17日(土)
 昼、薬かビールかどっちにしようか迷ったが、だいぶ身体が楽になってきたようなのでとりあえずビールを飲んでみる。350ミリ缶半分飲んだだけで気持ち悪くなる。無理やり全部飲んで、寝る。

 また起きてテレビをつけると、NHKの不気味番組「しゃべり場」が目に入ってしまった。NHKは好きな局だがこの番組はどうにもいただけない。

 結局今日もとても外出できなかったのでまだ今週のファミ通を読んでいない。ゲームボーイアドバンス用ソフトのレビューが載っているはずなので、いちおう目だけは通しておかないと。


2001年3月18日(日)
 頑張って近所の本屋さんに行ってファミ通を読む。帰りにモスバーガーを買ってビールで流し込んでみたところ、失敗。ほとんど何も食べていなかったところにスパイシーモスバーガーで、直下型大下痢。おまけに頭痛。即、寝る。

 夕方目を覚まし、テレビ朝日の『スクープ21』を観てみるみる不愉快になる。1999年末に起きた、とある自殺事件は殺人事件だったのではないか、という告発。警察は良心というものは持ち合わせていないのか。
 徳島県警の見解によると、亡くなったかたの死因である胸部大動脈破損を引き起こしたのは、車両に搭載されていたエアバッグである、ということらしい。つまり、TVに写っていたあの車種は、徳島県警の見解によればエアバッグが開く際に運転者の胸部に強い打撃を与え、死亡させる可能性がある、ということだ。こういうことを言い出した徳島県警には、断固として抗議するべきだと思うのですが。>該当自動車メーカー
 また、徳島県警の見解によると、人間は胸部大動脈を破損しても8キロぐらいならクルマを平気で運転できるということらしい。我々素人の常識からは逸脱している事実ですが、たぶん法医学的な常識もくつがえってしまうような大発見だと思うので、この事実はもっと大々的に発表していただきたいと思います。


2001年3月19日(月)
 会社をもう1日休んでひたすら寝る。薬を飲んで寝床でうとうとしていると、突然変なビジョンが出現した。水木しげるの妖怪ビール。ラベルは、桃源郷でほがらかに1パイきこしめしている水木妖怪たち。アンパンマン納豆があるぐらいだから大人向けに鬼太郎ビールがあったっていいじゃあないか。涼しそうだぞ。

 奥浩哉『GANTZ』2巻が本日出ているはずなのだが捕獲できず。御近所の本屋さんのレベルが低過ぎるのか、発売延期なのか。メインキャラクターのふたりが、酔っぱらって線路に転落したおっさんを助けようとしていきなり地下鉄に轢かれバラバラになる第1話からしてかなり衝撃的な本作(もちろんこれが描かれたのは先日のあの事件より前)ですが、マニアックなのであまり売れていないんでしょうな。そこかしこにそれとなく分裂病テイストがまぶしてあって、わりと好きな作品なんですが。
 会社の近くの小さな漫画専門店・二昌堂は、そういう作品でもちゃんと何冊か新刊で置いてくれるので大助かり。名古屋及びその近郊在住の人間にとっては二昌堂(漫画)と正文館(非漫画)は最後の切り札か。

【今日買った本】
 井上雄彦『リアル』1巻(集英社)
 加藤元浩『Q.E.D.証明終了』9巻(講談社)
 福本伸行『無頼伝 涯』5巻(講談社)


2001年3月20日(火)
 体調がほぼ正常に戻ったようで、昼間寝っぱなしだと夜眠れず。昨晩は珍しく夜更かししてテレビをぼーっと見続けていた。ザッピングを繰り返していたら、ブリジストンがこないだアメリカでえらい目にあったリコール話のドキュメンタリー(NHK。再放送)のところでリモコン操作の手が止まる。やっぱり、つくりがうまいので見入っちゃう。反米感情を微妙に煽る感じもまたなんともいえず。情報産業関連株のバブルはじけつつあるアメリカはこれから大変そうだが、我らが日本はすでに今かなりたいへんなことになっているので、さっさと悪いヤツを指名しておかないと、というところなのか。大勢が気づかない、あるいは大勢には気づかれないうちに、全体的な状況はどんどんキナくさい方向に進んでしまっているわけで、だいたいはっきりしてきたときには既に取り返しのつかないような方向に一丸となって突き進んで(突き進まされて)いたりする。しりとり侍やネプ投げの放送中止なんていう一見どうでもいいようなところから、コントロールは始まってゆくわけですよ。
 なんか暗い話だ。

 そのあとバミリオンなんたらかんたらナイトとかいうおポンチな番組(初めて観たが結構面白い)を観て、アニメの『グラップラー刃牙』をこれまた初めて観る。今回は刃牙がガイアと闘う直前の話だった。そのあたりの内容はすっかり忘れてしまっており、気になってしょうがないので、本棚から取り出した幼年編を寝床で全部読み直したら朝の4時過ぎになってしまった。

 ひと寝入りして、朝11時頃起床。
 さすがに明日は会社に行かないとマズイ、ということで、眠くても昼間は起きていることにした。昼寝ると夜寝れず、次の日の朝むちゃくちゃつらくなってしまう。先週末から仕事に対するモチベーションがほとんど最低まで落ちており、起床時につらいとたぶん休んじゃうだろう。
 未読の本を片付けたりテレビ観てたりしたらすぐに夜になった。歳とると時間たつのほんとに早いね。

 明日は頑張って会社行こうっと。


2001年3月21日(水)
 おとついはわたしを含めて社員が4人休んでいたらしい。その日、本社内勤班の出勤者はパートさん2名。正社員ゼロ。ちっちゃい会社だからなあ。
 恐るべし、集団風邪。

 懐かしのMr.マリックがゴールデンに出演していた。今回見せたようなテーブルマジックならゴールデン枠での放送に耐えうると思う。こないだ別の局に出てたときにはけっこうひどいことしてた(金魚に磁石か鉄を飲ませるのはさすがにひどいだろうよ)からなあ。
 初めてこのひとの超魔術が話題になったのは確か1988年ぐらいだったか。何故かナポレオンズがやたらとバッシングしていたように記憶している。何が気に入らなかったのだろう?

【今日買った本】
 雑誌「テレパル」3月24日号(小学館)
 奥浩哉『GANTZ』2巻(集英社)
 イダタツヒコ『外道の書』(河出書房新社)←前買ったような気もする。
 チーム猫ばか・編『猫mix』(集英社)←ねこまんがアンソロジー。執筆陣豪華。


2001年3月22日(木)
 昼休み、荒ぶる中華の神が、新しい中華用おたまを買いたまえと俺に囁くので、ナディアパーク内のロフトへ向かう。いや、現在使用しているおたまはスタンダードな鉄製で、いささか重く、もちょっと軽いのないかなあ、と。
 ところが目ぼしいのがナイ。ここのロフトは料理道具関係、弱いかもしれず。
 荒ぶるタマシイ(←すなわち購買欲)はおさまらず7階のヤマギワソフトへ移動。
ゲームボーイアドバンスは売り切れでありますか」
「今ならございます」
 そのひとことに竜神が怒張(←すなわち購買欲)。
「何色がありますか」
「パープルとミルキーブルーが各1コづつだけございます」
「ではミルキーブルーをわたくしの荒ぶるタマシイに捧げていただきたく思います」
「承知いたしました」
 そういうわけでゲームボーイアドバンスを捕獲
 雷鳴とともに咆哮する竜神の勢いはアドバンス本体だけではおさまらず、同時にエフゼロナポレオンを捕獲。諭吉様が2柱サクリファイス。

 仕事が終わって、液晶の保護シールを買い忘れていたのに気づき、もういちどヤマギワソフトに行ったところ、今度はメラメラと燃えあがる不動明王がミスタードリラー2を買っておきなさいと責めるので、ついでに追加で買ってしまいました。ファミ通でけっこういい感じの評価だったような気がしたので。
 お店のおっちゃんが、昼行ったときに顔を覚えていてくれたのか、何故か缶コーヒーのFireを一本くれました。ありがとう。というか何故缶コーヒー?

 アドバンスの評価は、また明日。


2001年3月23日(金)
 食卓につくし出現。春だなあ。家のすぐそばが堤防で、春はつくしがもりもり生える。毎度バケツ一杯分ぐらい母が取ってくるので、こちらも、もりもり食べる。旬のものは美味しい。これ自然の摂理。

 ゲームボーイアドバンス。昨日の日記でパープルというのはバイオレットの誤りでした。ごめんなさい。
 敢えて言うなら、画面、暗し。自然光の下でちょうどいいぐらいか。あと、LとRのボタンがなんだか押しごこち頼り無し。このふたつのボタンの耐久性、大丈夫か? 大きさはゲームボーイカラーとたいして変わりないので、意外に小さく、その点は良し。デザイン的には、セガのゲームギアは10年早いデザインだったなあ、というところか。良し。周辺機器としてテレビチューナーが出そうな感じ。ソフトのカートリッジが小さいのに驚く。ゲームボーイのカートリッジの半分ぐらいの大きさか。逆に、ゲームボーイのソフトを挿すと、上が出っ張ってかっこわるい。
 性能的にはスーパーファミコンより上、64より下、というところなのだろうが、何よりもまずてのひらの上でこんなものがちまちま動くことにセンス・オブ・ワンダー(←死語かも)を感じる。画面は驚くほど綺麗。

 エフゼロは、イマイチですね。ストイックなレースゲームは苦手だからかもしれないけど。ナポレオンはたいして面白くもないけど、買って損したということはない。予想してたよりちゃんと練られてます。ミスタードリラー2は、なかなかいいネ。

 トータルでみて、オモチャとしては近年稀にみる高レベルの製品だと思います。買って損は無し。少なくとも本体の価格は安過ぎるぐらいなんじゃないの?

『ベイブ』がテレビで放送されていたので、初めて観た。
 まごうことなき大傑作。
 子供向けの動物映画だと思っていたひと(←俺。心の底から懺悔します)がいたら、それは大間違い。最初っから最後まで2時間近くの間ずっと泣きっぱなしなんて経験、人生の間で、フツー、あるか? ねえよ。若かりし頃なら、どこでどう涙腺のスイッチが刺激されたか分析したところだが、おっさんとなった今ではその気力も無し(ウソ。後で落ちついたら、する)。
 ベイブの飼い主のおじいさんが、これまた素晴らしい名演。ずっと朴訥で物静かだった彼が、病気のベイブの前で激しく踊り出すシーン、俺、あやうく泣き死ぬところだったぞ。
 日本語吹き替えも今回は巧かったなあ。
 いいものを観ました。満腹です。

【今日買った本】
 岩明均『雪の峠・剣の舞』(講談社)
 郷田マモラ『MAKOTO』1巻(講談社)
 弐瓶勉『BLAME!』6巻(講談社)
 杉作『クロ號』1巻(講談社)←モーニング連載のアレ。お薦め。
 諸星大二郎『彼方より』(集英社)←自選短編集第2巻。ぼくとフリオと校庭で。


2001年3月24日(土)
 昼頃起きてチャーハン+ビール。そしてひたすらミスタードリラー2。初級編のインド(何故インド?)はクリアしたものの、中級編のアメリカでなかなか半分より先に進めない。中毒性有り。今回買ったアドバンス用ソフト3本の中ではいちばんいい感じだね。
 アドバンス、やはり液晶画面、暗し。少しマズイぐらい暗いので、この点は改良するべきだと思う。この暗さだと子供の目を悪くしちゃうよ。それはマズイでしょう。

 頭をジョリジョリしてから入浴。さっぱりしたところで、録画しておいた『ビルとテッドの地獄旅行』を観る。ずいぶん前、何かの作品と同時上映で観たやつ。ものすごくしょうもないコメディで、若い頃のキアヌ・リーブスが半ロン毛で主役やってた。前観たときにはもっと面白かったような印象があったのだけれども、今観たらさっぱり面白くないので早送り。
 その後、これまた録画しておいたアニメ『スプリガン』を20分ぐらい観たところで力尽き、ヨガの眠りに入る。つまんない映画を観てるとすぐに眠くなる。


2001年3月25日(日)
 ひさしぶりにミートスパゲティを作る。いっかい自分でつくるの覚えると、市販のレトルトなんかとても食っちゃいられないね。レシピ通りに材料揃えて、本に書いてある通りに作業するだけで相当美味なるものができあがる。
 今回は塩加減間違えました。倍の分量だったら倍にすればいい、ってもんでもなかったようで。それでもそこそこ美味しかったりして。

 男性芸能人20人にケータイのメールを(送信者女性だという設定で)突然送って返事が返ってくるかどうか、って内容のロンブーの番組が放送されていた。
 電子メールなんて、10年ぐらい前には一部マニアしかその概念を知らなかったのにね。未来予測って、ホントにイミがない。今のこの状況、予測してたひとってほとんどいないでしょ。

 ねこまんがアンソロジー『猫mix』を読み終えた。
 なんだあ、藤原カムイ、描いてないじゃん。まあいいか。山本貴嗣「どうぶつがお医者さん」が傑作。泣くね。

 アニメの『学校の怪談』が最終回だった。2回ぐらいしかマトモに観たことはないが、さほど良くもなし悪くもなしの番組だったように思う。たぶんこんな感じの最終回になるだろう、というのはだいたい予想通りだった。
 いいかい、我々うすよごれた人間と違ってお化けは絶対に約束を守るのだよ。たとえ何があっても、ね。


2001年3月26日(月)
 前、買った某DVDソフトが、わたくしのプレステ2ではどうしても途中の特定のところでトぶので、ソフトを買った先に持っていって実験してもらったことがあった。トばない。なんだか納得いかず、後日会社のひとふたりにそのソフトを貸してみたところ、そのひとたちも特にそおゆう現象は起きない、と言う。ふたりのうちひとりは、わたくしと同じくプレステ2使用。やはり特に問題は無い、と言う。
 もしかするとDVDプレーヤーのバージョンの問題かも、と、本日、とりあえずプレステ2のDVDリモコンを買い、それに付属のCDからバージョンアップしてみた。
 結果、一応、問題の箇所で一瞬止まるが、トびにくくなった。
 パソコンって、たいていそんなもんだよねプレステ2はゲーム機でもDVDプレーヤーでもなく、単なるぱそこん、ってことだ。
 LOVE! 任天堂!

【今日買った本】
 雑誌「ぴあ」4月9日号(ぴあ株式会社)
 うすね正俊『砂ぼうず』8巻(エンターブレイン)


2001年3月27日(火)
 せっかくホームページをつくったのだからデジカメなんぞで遊んでみたいなあ、と思い、とりあえず子供向けのオモチャを買って試してみることにした。
 買ったのは、Che−ez!babeとやらいう、にぎり寿司ぐらいの大きさのオモチャ。税込で6000円ぐらい。これだけ安ければ、質的にどんなモンでも文句無いっしょ。
 10万画素だというので、デジカメ初期のカシオQV−10相当のものかなあ、と思っていたが、やっぱりさすがにオモチャ。夜、室内の蛍光灯の光ぐらいでは、暗過ぎて撮れない(光量が足りないときには、足りません、って怒られるので安心)。また、被写体をファインダーの中央に持ってきたつもりでも、かなり予想とズれて記録される。ま、オモチャだから。フツーのモードで、記録枚数は20枚。エコノミーだと80枚だそうだが、とてもとてもエコノミーモードでは使えない感じ。いいんです。オモチャだから。
 自然光の下で、明日、ちょっと実験してみようとは思うが、こりゃ、わりと大人には使えない感じではありますね。値段的には、相応のものだとは思うけど。驚異的なぐらい小さいし。ポケットにいつも入れておくと手軽で面白いかも。

 こりゃ、マトモなデジカメ買うべきなんだろうなあ。5万円ぐらいかかるのか。ううむ。

【今日買った本】
 喜国雅彦『日本一の男の魂』7巻(小学館)
 山野一『夢の島で逢いましょう』(青林堂)
 ねこぢるy『ねこぢるyうどん』2巻(青林堂)
 永野のりこ『永遠のなかまはずれの国』(美術出版社)
 星野之宣『MIDWAY宇宙編 自選短編集』(集英社)


2001年3月28日(水)
 お昼休み、高架下でお弁当を食べていると、両足の無い鳩が果敢にも自転車のサドルの上に乗ってじっとこちらを見つめてきました。以前インドに行ったときに沢山見た乞食のひとたち(バクシーシしてもらいやすいように生まれたときに手足を故意に切断されているプロの乞食たち)をふと思い出しました。ごめんね。餌はあげないようにしているの。

【今日買った本】
 ドナルド・E・ウェストレイク(訳:木村二郎)『斧』(文春文庫)
 岩井俊二『トラッシュバスケット・シアター』(角川文庫)←初エッセイの文庫化。
 周防正行『インド待ち』(集英社)←それより早く新作撮ってくれ。


2001年3月29日(木)
 わりと「ナイ日」(10年ぐらい前にファミコン通信で使われていた用語で「特に何も無かった日」の意)だった。ただし、時期的に仕事が忙しくなってきたので、体力はへろへろ。それでも午後6時には意地で帰るんだけどね。

 そういうわけで、以下はべつにどうでもいい話。いや、ナイ日だったので埋め草です。

 通信上で、「」(←サーバー)とか「」(←プロキシサーバー)とかの表記を目にするたびに、なんだかしょうがねえなあ、と思う。これらの表記はいわゆる隠語に相当するのだろうか。最初に試しに使ってみたひとはともかくとして、それに倣った大勢のひとたちは、カッコイイと思ってこういう表記を真似ているのだろうか。たぶんそうなのだろう。
厨房」(←これはいまだによくイミが分からない)なんかもそうだが、わたしはそういう表記にこれっぽっちもカッコよさを感じない。むしろ薄気味悪いものを感じる。飲食店でたまたまとなりのテーブルに座ったひとたちが鯖とか串とかわけのわからない話してたら、キモチワルイです。
 そういうわけで、わたくしは、そういう文化を否定します
 それはこの毒まつたけを始めるにあたって設定した大きな戒めのうちのひとつです。何故戒めにしたかって? たぶん俺自身も、根っこのところにキモチワルイものを抱え込んでいるからさ。

【今日買った本】
 大雪師走『ハムスターの研究レポート』6巻(白泉社)
 安倍吉俊+gK『ニア アンダーセブン』2巻(角川書店)
 カサハラテツロー&柳田理科雄『空想科学エジソン』1巻(ソニー・マガジンズ)


2001年3月30日(金)
 プロ野球開幕。
 いや、パ・リーグはもう始まってるけど。
 ただし、この日記でプロ野球の話は極力しないように決めていたりする。
 昨年、とある日記を定期巡回に組み込んだことがあった。質が高いなあ、と。ただ、その筆者はどうやらわたしが大嫌いな某球団のファンだったりして、まあそれでもいいかと最初は思ったのだけれども、やはり日記でそのひとの野球話を目にするたびにものすごくウザくなってきて、けっきょく我慢しきれず巡回からはずしてしまった。今では一切読んでいない
 そういうわけで、じぶんの日記でプロ野球の話は、厳禁、と戒めました。営業のひとがお客さんと世間話をするときには政治とプロ野球の話はNG、という鉄則がありますが、そんな感じの戒めかもしれづ。

 うちのおとうとくんが会社をやめるらしい。今、電話がかかってきた。おとうとくんも、おっさんに片足半突っ込んでいる年齢だけれども、ま、どうにかなるでしょう。というか俺もやめたいよ

 あっ。そういえば明日、クレヨンしんちゃんの映画版(昨年劇場でやってたやつ)がTVで放送されるんだった。そんな季節なんだなあ。
 しんちゃんの劇場版シリーズは、毎度毎度凄いものがあります。原恵一『エスパー魔美』の演出やってたひと)、キレまくり。ふだん、しんちゃんのTVアニメはあまり観ないけど、劇場版がTVで放送されたときには必ず観るようにしているのだ。お薦め。(でもたまに出来が悪いときもあるので注意。)

【今日買った本】
 小田扉『こさめちゃん』(講談社)
 川原泉『ブレーメンU』1巻・2巻(白泉社)
 細野不二彦『ギャラリーフェイク』21巻(小学館)
 京極夏彦&森野達弥『漫画・巷説百物語』(角川書店)←うわ、絵柄がほとんど水木しげる。タマシイは違うけど。
 藤臣柊子『元祖 人生とはなんだ』(祥伝社)
 藤臣柊子『そして 人生とはなんだ』(祥伝社)←『精神科へ行こう!!』で漫画部分を描いてたひと。この「人生とはなんだ」シリーズ、あと2冊出ているらしいので、見かけたら即買おうと思う。


2001年3月31日(土)
 昨日買った藤臣柊子の「人生とはなんだ」シリーズを2冊とも読んだ。ジャンルで言えば日記風エッセイ漫画かね。内容は意外に真面目な感じ。
 今回買ったのはシリーズ4冊のうちの1冊目と4冊目で、間が2冊トんでしまっている。最初のを読んで、あれ、このひといしかわじゅんの嫁さんなんだ、とか思ってたら4冊目では既に離婚していた。いしかわの毒を吐きまくるあの姿はかなり好きだが、毎日顔あわせるのはちょっとつらいのかもしれづ。

 夕方、藤原嘉明の隠れ家の小さなマンションに招待された夢をみているところで、電話に起こされた。友人からの電話だった。
「試合のチケットを今から渡しにゆくのである」
「うむ。よかろう」
 そういうわけで、今度シュートボクシングの試合に出場する友人が、チケットを売りにきた。おとうとくんの分も、もらっといた。4月15日(日)午後2時、名古屋市公会堂。彼いきつけのキャバクラのおねえさんなんかにもたぶん声をかけているのであろう。来るかな?
 戦績は通算3戦3敗。1回ぐらい勝っておきたいところです。

 今日の昼に放送してたPRIDE13を今ビデオで観ている。
 今いちばん好きな格闘家は誰か、と聞かれたとする。
 4年前なら躊躇なくピーター・アーツと答えただろうが、今は違う。アーツは、結婚してからめっきり衰えてしまった。試合も、あの神掛かった感じがちっとも無くなってしまい、まったく面白くない。率直に言って、もう引退してのんびりするべきだと思う。
 では今わたしが一番イカスと思う格闘家は誰かというと、これはためらうことなくイゴール・ボブチャンチンなのだ。余談だが、このサイトのアクセス解析サービスのカウンタのパスワードも、彼にちなんだものにしているぐらいだ。(もちろん、分かりにくくしてはいるし、万一割れてしまったにしてもたいした実害はないので、敢えてここで言う。)
 こいつのタマシイは、アツイよ。今日観た試合は調子悪かったのか判定で負けちゃったけど、とにかくこいつの試合は間違いなくしょっぱくならないので、応援している。
 K−1のシリル・アビディも同じぐらい好きだけどね。
 格闘技は、テクニック+ハートだよ。ハートが強いところを損得勘定抜きで見せてくれる選手は、大好きだ。
 あっ。桜庭が負けた


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