2006年12月の毒まつたけ


12/02()【シェイヨルという名の星】
12/06(水)【Wii予約してきたよ】
12/11(月)【トゥモロー・ワールド】
12/13(水)【マンハッタン市街戦/狂嵐の銃弾】
12/16()【ゲーム3本買った】
12/19(火)【ダイエット】
12/22(金)【ひとりっ子】
12/25(月)【津波坊主】
12/27(水)【大須行ってきたよ】
12/31()【だれもしらない】


2006年12月2日(土)
 コードウェイナー・スミス『シェイヨルという名の星』読んだよ。短編集。ダン・シモンズのハイペリオンシリーズの最後のほうて、この短編集の「クラウン・タウンの死婦人」から影響受けてる箇所があると思う。
 表題作「シェイヨルという名の星」がすごいゲログロで良かった。今まで読んできたSF短編のなかでベスト10には入るね。謎の流刑惑星シェイヨルに流されることになった男の話。そこではなにやら恐ろしい刑罰が待っているらしいんだけど詳しくは分からない。どんなひどいことされるんだろう、てわくわく感がたまんねえす。

 こないだブクオフでキングスフィールド4を衝動買いしてもうた。2050円は安っすいなー、とおもたもんで。アイテム修理屋のバグだけは気をつけとかんといかんな。
 ついでに、ラスト直前で5年ぐらい放置してあったPS2のエターナルリングをクリア。死にまくって嫌んなったラストダンジョンは、戦わずにあせらないでボス戦の場所まで逃げまくればだいじょぶだったようだ。最後はあっさり風味。PS2発売当初のゲームなもんで、まあこんなもんだ。

 今日は任天堂Wiiの発売日。欲しいけど買いに行って入手できなんだらへこむからやめといた。amazonあたりてサクッと買えるようになんねえかな。

 そゆ感じで本日は休日につき一日中キングスフィールド4やってました。明日も休み。(´ω`)

【買った本(2006年11月30日】
 スティーヴン・マーティン・コーエン『マンハッタン市街戦』(創元ノヴェルズ)←ブクオフ105円。
 ブルフィンチ『ギリシア・ローマ神話 付インド・北欧神話』(岩波文庫)←ブクオフ105円。ギリシャ神話の教養がほとんどないせいでしょんぼりする局面が今までの人生のなかでちょいちょいあったので。


2006年12月6日(水)
 マイク・レズニック『一角獣をさがせ!』、あんましおもんなかった。(´・ω・`)
 ファンタジー世界と探偵モノてのは相性悪いのかもしれん。こないだ勇猛なるジャレグ読んだ時にも感じたけど。

 12月3日、真説ワールドイズマイン一気読みした。朝10時〜夜6時ぐらいまでかかったよ。正直、疲れた。本日の画像は〈何故政治家になったのか〉てジャンボ伊丹の質問に対するユリカン総理の言葉より。加筆修正ぶんではないので念のため。時代先取りしすぎ。もしくは安部総理のブレーンに変なのがいるのかどっちか。

 職場で、小学生のコドモのおるおっちゃんたちと話してたんだけど、任天堂Wiiてのは洒落にならんぐらい小学生に人気あるのね。こらあかんこのままだと半年ぐらいは手にはいらんと判断して予約してきた。御近所の郊外型店舗で、わりと大きいところ。初回は何台ぐらい入荷したのん、て聞いたら100台ぐらいてゆっとった。んで今予約入ってるのが300台ぐらいだそうだから入手できるのはたぶん来年の1月第3週ぐらいかね。それまではゴッドオブウォーとかキングスフィールド4とか風来のシレンDSとかやってるだろうからべつに良いや。
(´ω`)

【amazon購入本(2006年12月5日)】
 デイヴィッド・J・スカウ『狂嵐の銃弾』(扶桑社)
 よしながふみ『大奥』1巻・2巻(白泉社)


2006年12月11日(月)
 評判の良い『トゥモロー・ワールド』観てきたよ。人類にコドモが生まれなくなってしまった近未来についての話。
 理由はわからんがどうも世界はカイメツ状態でイギリスだけどうにか持ちこたえてるらしい。だもんで不法移民がどんどん流入してくる。世界じゅうから集まってきた不法移民たちは、収容所に入れられて虐待とかされる。ナチスドイツでのユダヤ人とほとんど同じ扱い。
 そして、日常になってる爆弾テロ。駅では自動小銃を携えた重武装の警官が立哨。この陰鬱な未来世界を描写する美術がすばらしい。驚異的なリアリティ。
 画面に出てきた瞬間に「あっ。おじいちゃんになったジョン・レノンだ」と感じさせたジャスパー(マイケル・ケイン)はやっぱりステキなヒッピー爺さんで、なるほど、と思った。森の中に隠遁して大麻を栽培する賢者。マリファナなんて言わないよ、ちゃんとガンジャて発音してたよ。
 イギリス政府てすごいひどいんだけど、それに対抗してる移民解放運動組織もこれまたひどくて、さらにゲットーみたいな地区に隔離されてる不法移民たちもたいがいひどい。みんな駄目じゃん。ひどい連中ばっかのひどい世界。原題の『Children of Men』てのはそおゆう連中のことなんじゃないかな。そんな世界の中でひとつの希望を暗示するかたちで物語は終わる。聖書に詳しいひとならもっとよく理解できる映画なんだろね。
 最後近く、市街戦の末に3人でビルの階段をゆっくり降りて外に出てゆくシーンもとても宗教的で、まるで絵画か何かからの引用のように感じた。じっさいにそんな絵画があるのかどうかは知らんよ。それにもかかわらずそんなふうに感じさせるというのは、この監督が雰囲気とか空気とかを表現するのがとても上手いということなんだと思う。
 確かに予想外の佳作でした。(評価:80点

 ドン・ウインズロウ『ウォータースライドをのぼれ』『砂漠で溺れるわけにはいかない』読んだよ。
 カレンて、こんなにカンに触るキャラクターだったっけ? 死ねばいいのに、ぐらいしか思わなんだす。ウォーター〜では女性キャラクター3人ともバカっぽく描かれてるのもなんかヤーネ。
 砂漠で〜のほうはもっとひどくて、連れ戻す対象のじじいがもっすごいうっとうしくてその時点でもうダメ。ジョークもどこがどうおもしろいんだかさっぱりわからん。
 この2作、とくに書かれる必要もなかった物語なんでないかなあ。残念。


2006年12月13日(水)
 ひとつ前の『トゥモロー・ワールド』の感想の補足。
 主人公を最後まで裏切らなかったのは男か女か。祝福されるべき子を牛小屋で見守っていたのは雄牛か雌牛か。そして生まれてきた赤子は男か女か。
 つまり暴力に満ちたChildren of Menの時代は終わって新しい時代が明日から始まる、てことなんだと思う。

 スティーヴン・マーティン・コーエン『マンハッタン市街戦』読んだよ。
 イラク系爆弾テロリスト3人組vs.捜査チーム3人組、inニューヨーク。1995年の作品。ひとことで言えば、スプラッタ爆殺小説? アホ度高し。デビュー作でアホ丸出し暴力小説てゆうのは東山彰良『逃亡作法』と同じ。そして同様におもろかった。
 章の最初にフルネームで登場したもんでちょっとは重要なキャラクターかなと思ったら、満員電車の中でうんこぶりぶり漏らすだけで退場、てチョイ役とか出てくる。最高だ。
 捜査チーム3人組のうちのひとりである爆弾専門家なんて、コミックリリーフとかそんなレベル超えてふつうにキチガイだよ。
 やっと爆弾の対策を見つけたと思ったら、おつむの弱い巡査部長が志村けんもびっくりな行動で大爆発。でも結果オーライ。むちゃくちゃだ。
 基本的に真面目な題材だとは思うんだけど、ところどころ猛烈にブラックなユーモアが入っててそれがもっすごい可笑しいの。俺の笑いのツボ直撃。いやー、良かったわーこれ。

 デイヴィッド・J・スカウ『狂嵐の銃弾』読んだよ。
 巨大ハリケーン襲来中の海岸で起きるへんてこ話。場所がほとんど移動しないもんでわりと閉鎖空間系。後半は暴力てんこ盛り。なんかよくわからんがこのままだとハリケーンを別にしてもえらいことになるに違いない、て前半の空気の盛り上げかたが良かった。読んでるうちにだんだん不安になってくるの。
 どうも雰囲気が変だと思って読んでたらすごい無茶なオチが用意してあって目が点に。さすがにこれはリアリティねえな。まあおもろかったけど。
 あと、ちょっと辛口なことが書いてある部分があったので以下引用。

ワールド・ワイド・ウェブのコンテンツは結局三つの主要な傾向に分類されるようになってしまった。ポルノと、広告と、もうひとつは個人が自分のことを語ろうとする無用な情報だ──自分たちの目にすら見えないある別世界に向けての。それは情報の洪水があふれるデジタル世界で、そこで人々はなんとかして自分の足跡を残そうと必死に試みる。


【amazon購入本】
 ロバート・F・ヤング『ピーナツバター作戦』(青心社)←復刊キタ━━━(≧∀≦)━━━!! 巻末に新装版解説(堺三保)あり。


2006年12月16日(土)
 御近所のゲームショップで中古のメトロイドゼロミッション(GBA)買ってもうた。1380円。あと、amazonで風来のシレンDSとヴァンパイアダークストーカーズコレクション(PS2:廉価版)買った。
 ゼロミッションは意外に難易度低くておもろい。気軽に遊べる。以前、最短クリア動画見たときにはえらい難しそうに見えて萎えてたんだけど。
 シレンDSはものすごく良い。DS持ってるひとは買っておいたほうがいいよ。自信をもってお薦めできる。新作ではなく、SFC版のリメイク。それでも追加要素は多いし、なにより携帯ゲーム機用になったというのが大きい。どこにでも持ち歩ける究極の時間つぶしツール。前遊んだのは64版だもんで6年ぶりぐらいかね。これ、丸腰の初期状態から剣・盾・壷あたりが落ちてるの発見したときのほっとする感がすごいイイんだよね。
 ダークストーカーズコレクションは2079円と激安なもんで買ってみた。過去の例からして格闘ゲームは買ったきりでほとんどやらなくなるんだけど。ヴァンパイアシリーズが5本入ってこの値段は破格。移植度もかなり高いらしい。→で、押入れからHORIのジョイスティック引っ張りだしてやってみた。いやー、俺ほんとに格ゲー苦手だわ。昇龍拳コマンド入らねー。若かったころは出せたのにー。ヨガファイヤーコマンドならなんとか入るよ。こおゆうゲームって、必殺技コマンドが100%入力できるようになった上で話はそれからだみたいなものなので35のおっさんがゼロに近い状態から修練積むのはしんどいかもしんないすね。まあ安かったからいいや。

【文庫OFF購入本(2006年12月15日)】
 コードウェイナー・スミス『第81Q戦争』(ハヤカワ文庫SF)←400円。『シェイヨルという名の星』があまりにもおもろかったもんで。
 ロバート・R・マキャモン『少年時代』上巻・下巻(文春文庫)←各400円。


2006年12月19日(火)
 じつは1週間ほど前からダイエット中。家での食事時には、キャベツ中心のサラダをボウル1杯食べる。それだけだとつらいもんで、油を抜いたツナをトッピング。ドレッシングはノンオイルのもの+醤油。そうすると低カロリーで完全におなかいっぱいになる。あと肉はほとんど食べない。魚ばっかり。
 んで現在の体重は68.2キログラム。1週間で2キログラムぐらい減ったよ。60キログラムまで落としたい。
 俺、酒飲みだからカロリー制限がかなり厳しいんだよね。酒がこんなにカロリー高いとは今まで知らなんだ。日本酒1合やビール350ミリリットルでごはん茶碗1杯ぶんぐらいになる。酒だけでだいたい1日400〜600キロカロリーぐらいは行くから、そうすると残り1500キロカロリー、できれば1000キロカロリー以下に抑えないといかん。まあ努力しよう。

 なんで急に食生活改善しようと思ったかとゆうと、こないだ竹熊健太郎が脳梗塞で倒れたから。俺もここらで高脂血症なんとかしとかんとやばいような気がして。

 気のせいかもしらんけど、肉食べないようにしてからなんか身体が軽いよ。

 先日の日曜はしごと中にメトロイドゼロミッションをずっとプレイしてた。16時間のうち14時間は遊んだ(それ以外の2時間は休憩時間)。そのぐらいの時間遊んで、ちょうどラスボス直前。あとは取りこぼしアイテムのうちすごいテクニック使わなくても取れるものを集めてから終わる予定。これ、ほどよいボリュームじゃねえの? 攻略サイト見られない状態で遊んでたわけだけど、それでもサクサク進められたのが良いね。

 そして現在は風来のシレンDSを思いっきりプレイ中。おもちろーい。
 ただ、マップにダンジョンの壁が表示されないのはイカンね。部屋の出口っぽい感じの地形はわざわざ近くまで行って直接確認しないといかんくてめんどくさい。

 明日はamazonからイーガンの新刊が届く予定だよ。(*´Д`)

【amazon購入本(2006年12月17日)】
 コードウェイナー・スミス『鼠と竜のゲーム』(ハヤカワ文庫SF)
 kashmir『百合星人ナオコサン』1巻(メディアワークス)


2006年12月22日(金)
 愛用してたアンチウイルスソフトのAVGフリー版が来年1月にサポート終了するようなので(以降は有料版を使えとさ)、後釜の無料ソフトをこないだ物色してみた。まあ、avast!でいいやとゆうけつろんに。おかんにも使わせてるし。ちょっと挙動がもっさりしてるけど我慢できないほどでもない。

 しごと中、朝焼けがあまりにもすごいのでデジカメで撮ってみたんだけどいざ家のパソコン上で画像を開いてみるとその美しさの百分の1も再現できてなかった。
 以前、NHKのドキュメンタリーで、核爆発が人体に与える影響を測定するために核実験にわりと間近で立ち会わされた米軍兵士たちの話をやってた。
 当事者曰く、それすっごい美しかったんだって。見たこともないような色だったんだって。
 核爆発の映像や画像は山ほど出まわってるけどたぶん本物を実際に肉眼で見ると百倍ぐらいすごいんだろな。
 フィルムやCCDによる画は疑似体験でしかないということを忘れてはいかんと思う。

 Xbox360が次に値下げしたら買うことに決めますた。だってOblivionの日本語版が出るんだもん。日本語化絶対無理だと思ってた。

 イーガンの短編集『ひとりっ子』読んだ。そりゃもう他の未読本すっ飛ばして優先順位一位ですよ。
 今回は自由意志についての話が多かったね。
 表題作「ひとりっ子」がとても良いす(以前SFマガジンで読んだときの感想はこの日付。世界が多世界解釈に基づいていようがいまいが、主観的には違いなんて一切無いわけだから同じじゃん、なんて感じるひとは主人公の行動に共感することはできんじゃろね。理解はできるかもしらんけど。決定論なんかもそう。

 kashmir『百合星人ナオコサン』1巻、おもろかった。シモネタ最高。○本の住人よりこっちのほうがずっとおもろいや。でもCDはイラネ。ふだんこういうスタイルの音楽は絶対聴かないから余計にイラネ感あり。

 以下さっき目にしてちょとわらた画像。(参考:「無防備地域宣言」をgoogleケンサク
 俺、どっちかとゆうとリベラルで言動もときおり左ががってるわけだけど、この「無防備地域宣言」てのはものすごいあほな話だと思うよ。人類かいかぶりすぎ。


【amazon購入本(2006年12月20日)】
 グレッグ・イーガン『ひとりっ子』(ハヤカワ文庫SF)
 チャールズ・ストロス『アイアン・サンライズ』(ハヤカワ文庫SF)


2006年12月25日(月)
 ここんとこ、日記には何らかの画像つけることにしてみてたんだけどもう写真のストックが無くなってもうたもんでこのあたりで中断しとくす。写真なんて、けっこうな枚数撮った上で使えるの1枚ぐらいだからなー。あとはポイ。

 死者・行方不明者23万人以上の2004年12月26日インド洋大津波から2年。

 以下、2004年12月1日(水)の日記より。

 こないだみた夢。
 TVのクイズ番組の収録現場を見ていた。解答者のガッツ石松が「津波坊主」と書かれたフリップを出して言う。
「うん、津波坊主ってのがあるんだよ。むかしむかし飢饉のときにやってたことなんだけどもよ。まずな、くじ引きで牛1頭決めて海に流すんだよ。そんでな、その牛の死体がどこかの海岸に流れ着くじゃない。その先ですごく恐ろしいことをするんだよ」
 司会は確か爆笑問題の田中だったと思う。半笑いでこう言った。
「ガッツさん、それ話のイントロだけでも危なすぎて放送できませんから!」
 ニュアンスとしては、牛が流れ着いた先の村のひとをみんなで皆殺しにして食べちゃう、とかいう感じだった。
 そんな夢。
 なお、起きてからすぐ「"津波坊主"」でケンサクしてみたけどそんな儀式は存在しないみたいだったよ。
(・∀・)アタリマーエ


 以下、2004年12月13日(月)の日記より。

 今朝みた夢。
 アメリカ人たちがホームビデオを観てる。以下、ビデオの内容。
 入江のような場所から大嵐の海が撮られている。真昼で明るい。水の色は揚子江みたいに濁っている。ハリケーンのレポートを撮ってまーす、みたいな感じ。キャーキャー言いながら映像が撮られてるところに突如大波が襲ってきてビデオカメラをもぎ取っていってしまう。
 コンクリートで護岸された土手にそのビデオカメラが打ち上げられたらしい。撮影者はいないが無人で録画だけされている。傾斜の下方に向けてうまいことレンズが向いている。コンクリートの斜面を下っていった向こうにはやはり茶色く濁った水面がある。
 画面の奥、海の近くから白人の赤ちゃんがはいはいしながら真っ直ぐこちらに向かってくる。波が赤ちゃんの後ろから何度かかぶさりそうになる。赤ちゃんはそれには気づかずに笑いながら近づいてくる。
 ついに赤ちゃんが大きな波にさらわれてしまう。このホームビデオを観ているアメリカ人たちが罵声を上げる。
 一旦海に飲み込まれた赤ちゃんがしばらくして水面に浮く。まだ生きている。なんとか助からないものかと思ってどきどきする。
 すると海の中から真っ黒い人間の上半身がぬるっと現れて赤ちゃんを両手で捕まえ、あっというまに海中に引きずり込んでしまった。ああ、連れて行かれた、と思った。
 そんな夢。


 そんな感じ。
 そんな感じ。なお、先日『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』を読みました。

 アイアンサンライズ読み読み中。半分ぐらいまで読んだ。シンギュラリティスカイよりおもちろいよ。ちっちゃいのからおっきいのまでウソくさい感じがとても良いす。2億人を瞬殺した鉄爆弾の炸裂過程描写は何故かギャラクティカファントムの画が頭に浮かんできてむちゃくちゃだなこれとおもた。


2006年12月27日(水)
 ツクモ電機ポイントカードの期限切れ阻止のためにわざわざ大須行ってきたよ。ポイントは3000円ぶんぐらい貯まってる。ツクモは最終利用日から2年で期限切れになるのよね。ふつーの店だとだいたい期限1年とかだからけっこう良心的。
 んでHDDレコーダーのファームウェアアップデート用にDVD-RAM(両面)買うた。880円。
 ところが家帰ってHDDレコーダーのメーカーのサイトを確認したらアップデートはDVD-RAMじゃなくてCD-R使わないといかんらしかった。まちがえたー。うひー。

 以前なら吉牛に入って豚丼大盛+玉子+味噌汁を食する局面をコンビニおにぎり1コ+ブルガリア飲むヨーグルト1本でクリアするようになりますた。いや、こないだ食生活変えてからとにかく身体が軽いもんで。もっと偏執的にゆこうかと思って。予想してたよりはるかに良いなこれ。

 ふだん、休みの日はあんましおんもに出ないのでせっかくだからデジカメ持ってったよ。











 大須は昔とえらい様子が変わっててびくーり。第二アメ横ビルなんてテナントほとんど若いコ向けの服屋になってたよ。メガタウンはパチスロ屋。
 家電屋と新品ゲーム屋あたりが淘汰された感じ。パソコン屋も店舗数減らすか無くなってるかだったな。

 チャールズ・ストロス『アイアン・サンライズ』読みおわたよ。超アグレッシブな謎の全体主義文明vs.プチ神様(の代理人の代理人)。さいご、悪いやつが真相をベラベラ喋り出すのけっこうわらた。その理由が言うに事欠いて「「人に話を聞かせるのが大好きだからよ!」」てのが良いね。
 恐ろしいぐらい破壊的な星間報復兵器の運用に関するセキュリティがこんなガサツでよろしいのかしら、とはおもた。あと、殺し屋わりとカワイソス
 P398の1行目に誤記あり。なんか誤植と言うよりは訳者のミスタイプ系の誤記のような気がする。
 前作の『シンギュラリティ・スカイ』より冒険SFぽい感じがしておもろかったす。

 先日、風来のシレンDSについて「マップにダンジョンの壁が表示されないのはイカンね。部屋の出口っぽい感じの地形はわざわざ近くまで行って直接確認しないといかんくてめんどくさい。」と記述しましたが、設定をいじくってみたところ上画面にマップを表示させるとそっちのほうでは壁が白く表示されましたので特に不満は無くなりました。良いゲームですよ。


2006年12月31日(日)
 11月4日に清水キョウイチ郎が亡くなってたの知らんかった。

 12月29日、夜勤明けにメシ食いながら朝のワイドショー(日テレの『スッキリ!!』)をぼけーっと観てて仰天した。井筒和幸の『東方見聞録』て、2001年にDVD化されてたんだって。撮影中の死亡事故でお蔵入りになってた作品。こらびっくりだ。知らんかった。

 同日、ダイソーでCD-R買うてきた。ケースつきの2枚で105円。10枚ぐらいで315円のんもあったけどCD-Rはどうせ俺あんまし使う機会ないもんでやめといた。
 俺のパソコンはいまだにフツーのCDドライブだからおかんのパソコン借りてHDDレコーダーのファームウェア焼いた。アップデート成功。わほーい。

 今日はNHK-FMで朝9時から夜7時ぐらいまでの10時間、延々とみんなのうた特集だよ。あたまおかしい。
 谷川俊太郎作詞の「だれもしらない」4番、「でたらめのことば ひとりごといって うしろをみたら 大きな象が わらって立ってた」てのにツボ直撃されたもんで歌詞調べてみたら原詩は「大きな象」じゃなくて「人食い土人」なんだって。俺は象のほうが怖いなー。
 なお、原詩にはあたってないので括弧の中は正確な引用ではないす。念のため。音は合ってるはずだけど漢字をどこまでひらいてあるのかがわからん。

 大晦日だけど今晩は夜勤だよー。(´ω`)マタライネーン


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