2005年11月の毒まつたけ


11/02(水)【タフ】
11/08(火)【バンド・オブ・ブラザース】
11/09(水)【マンハッタン?】

11/14(月)【アンブレイカブル】
11/17(水)【ハカイダー】
11/19()【ネブカドネザル】
11/23()【ジロンカ シュースメルキラー】
11/28(月)【ニンテンドーDS】


2005年11月2日(水)
 予約してたタフのDVDがこないだ届いたよ。6枚で1万9千円ぐらい。予約割引ってことなのか、定価より少し安くなってる。劇場版はあんましおもんないんだけどとりあえず確保したった。誕生篇と劇場版には原田眞人監督のオーディオコメンタリーがついてるよ。
 もっすごいかっこいい職業殺人者の世界の話。当時、粗製乱造されてた数々のビデオ映画とは格がちがう。ひとことで言えば、クールでスタイリッシュでイカレてる。
 これ初めて観たのは確か大学生だった頃の深夜、なんとなくTVつけたときだった。雀卓の前にガダルカナル・タカが座ってるショットからわずか30秒でがっちり鷲づかみにされた。PART3だったかな? ビデオ映画なんてどうでもいいのばっかしだと思ってたもんでびっくらこいた。そこで原田眞人の名を知り、当時つけてたいかす映画監督リスト用ノートにすぐ記帳した。今はwebがあるからそんな記録作業は必要ないけど。
 それ以来、ときおり思い出したかのようにレンタルビデオ屋で借りて何回も観てる。そんな作品がやっとDVDになったよ。これでもう借りる必要ないね。
(´ω`)

 デイヴィッド・マレル『苦悩のオレンジ、狂気のブルー』読みおわたよ。
 最初のほうの短編は全然ダメ。んだもんで読むのが遅くなった。
 ターニングポイントは「贖罪」だね。これから後は「墓から伸びる美しい髪」を除いて全部イケてる。
 あんまし詳しく話すつもりはないけど、エンタメ系の物語って、物語のどの部分でも常に受け手の心にフックがひとつかかってるようにしてあるんだよね。ひとつ外したらすぐ次をかける。そんで常にその状態を維持してる。これを「ベクトル感覚」って表現するひともいる。この短編集で言うと「贖罪」からそこらへんがきっちりしてきてるように思う。
 けっこういい短編集だった。表題作は別格として、ぐっときたのは「再来」かな。結末は品がないので要らんけど。最後のセクション(っていうの?)まるごと不要じゃね?

 何故か今さらポケモンのエメラルド買ってもうた。いや、しごと中に気が遠くなるような膨大な時間をつぶさないといかんシフトがあるもんで。
 ポケモンシリーズは緑を発売日に買ってクリアして以来まともにプレイしてない。以前(4年ぐらい前)、電池切れ間近につき千円弱で特売してたのを買ったクリスタルはデータ消えるのがなんかヤだからけっきょく30分ぐらいしか遊ばなんだ。
 んで今小一時間やってみた。えらいよくできてておもろい。さすが。フォントがばつぐんにイイのにびくーり。ちょっと影つけてるだけなんだけどただそれだけですごい印象が変わる。こおゆう細かいところって大切だよな。
 いい買い物した。(*´Д`)

【今日買った本】
 A・J・ジェイコブズ『驚異の百科事典男 世界一頭のいい人間になる!』(文春文庫)
 井浦秀夫『AV烈伝』5巻(小学館)←平口広美登場。
 鬼頭莫宏『ぼくらの』3巻(小学館)
 林田球『ドロヘドロ』7巻(小学館)


2005年11月8日(火)
 新しいしごと初めてもう2カ月過ぎた。わりと楽に働けててびくーり。会議とか作業ノルマとか一切無いしな。シフトが不規則なのと拘束時間長いのはアレだけど、よっぽどの突発的状況にでもならん限り全部事前にスケジュール分かってるんで、こっちもそれにあわせて予定立てて生活することができる。ちなみに労働時間は総計で月200時間ぐらい。それほどハードでもない。
 そう言えば採用通知が来た週に読んだファミ通の占いに〈天職が見つかります〉って書いてあった。たまたまだけど。でも俺に言わせれば占いというのはすなわち
(゚д゚)シンクロニシチー
のことなので、諸事情によりそういうモードになってるひとの周囲ではちったあ当たるもんだと思ってる。

 しごとが忙しくて2週ぶんたまってもうてたバンドオブブラザース(どうも最後のスは濁らないのが正しいらしい)観たよ。ウィンターズ中尉の声って役所広司があててたのか。全然違和感ないから気づかなんだ。レベル高い役者さんとか芸人さんとかのなかには、声優の訓練はそんなに積んでないと思われるのにけっこういけてるひといるよね。モンスターズインクでの石塚と田中なんかもえらい巧かった。
 この作品、今まで観てきた限りではわりかし淡々としてる。コンバットから古き良きドラマチックな部分を大幅減量してリアル寄りにして、怖いとことか醜いとことかちょいちょい混ぜた感じ。それでもプライベートライアンほど凝縮されてないから観てて疲れない。
 これはなかなか。良い。全10話だから、あと6話楽しめるね。

 あとは相変わらずポケモンエメラルドやっとります。たいがいどこでもメニュー開いてから即セーブできるのがじつは秀逸。つまり中断したいときにすぐにやめることができて、空いた細かい時間も確実につぶせるってこと。通勤電車なんかだと降りたいのに中断できないの困るもんね。病院の待合室とかでも。
 あとね、おもろい。すべてがすごくよくできてる。
 ただ、第1作目から相変わらず「ネコにこばん」を除くと得られるお金が有限っぽいのはあんまし性にあわんかな。だって、それだとお金が重要になりすぎて、全滅したとき(確かお金半分になる)には確実にリセットしたくなるじゃん。極論を言うと、お金ゼロ円になるとモンスターボールも買えなくなるもんでそこでゲームストップしね? たとえ理論上の話でもそういう可能性があるのはなんか嫌だなあ。今作ではネコにこばんで得られるお金がどのぐらいなのだかまだ知らんのでアレだけど。

 ネコにこばん今ケンサクしてみた。ポケモンのレベル×5×使用回数だとか。たとえばレベル20のやつが戦闘中に3回使ったら300円。これってどんなもんなのかね。お金の心配無くなるぐらいの金額なのかな?


2005年11月9日(水)
 10年ぐらい前に職場で使ってたドットインパクトプリンタの連続用紙の通称が何つーんだか急に思い出せなくなって相当悩んだ。確かマンハッタンだかなんだか地名っぽい感じだったのは憶えてた。でもそうなるともう「マンハッタン」しか頭の中に出てこなくなってだめね。
 しょうがないんでケンサクした。
 わかった。ストックフォームだ。語感がスウェーデンのストックホルムっぽいから地名みたいな印象だけ残ってたんだね。

 今日は休日なもんで、録りだめしといた番組片づけまくり。きらきらアフロちょっと飽きてきたかも。水曜どうでしょうは相変わらずイカレててイイね。
 映画は『チル』ってのと『テレフォン』ってのをちょっと観ておもんなかったから早送り観賞した。ホラーRPGの『CHILL』となんか関係あるのかしらと思って録っといたチルは原題がウェンディゴだった。そうするととりあえずジャンルは同じっぽいね。どんなんが出てくるのかなー、と思ったらものすごいしょぼくてわらた。2001年の作品なのに、もっと古くさい感じした。テレフォンはダーティハリーのドン・シーゲルのやつ。このひとので他におもろいのはどうもアルカトラズからの脱出ぐらいしかないみたいだ。


2005年11月14日(月)
 録っといたアンブレイカブルを観る前になんとなく手作業でCMカットしてみたところなんか間違えたらしくてたぶん20分ぐらい本編カットしてもうた。まー、以前1回観たやつなんでいいかとか思いつつ早送りしながらところどころ観た。
 あれだよね、これ、アメコミ系映画の第1話・ヒーロー誕生編だよ、って最初からちゃんと知ってたらけっこうおもろいよね。配給会社はシャマランの売りかたおかしくないか? サインのときもおかしかった。あれの場合も、ようするにこれ火星人来襲だよ、って最初からゆってれば、うわー、このひと変わったニュアンスで映画撮るなー、って感じでふつうのひとも楽しめたと思う。
 シックスセンスの脚本があまりにも強烈だったから一般的にその後の評価は落ちる一方だけど、俺はこのひとの巧者でありつつすこしオカシイ(=ファニーというよりちょいクレイジー)ところが好きだもんでそれほど評価ががっくり下がったりはしてない。監督として好きか嫌いかで言うと今でもかなり好きよ。

 まあ確かに劇場でアンブレイカブル観たときにはがっかりしたけどな!


2005年11月17日(木)
 石ノ森章太郎の作品がハリウッドで映画化されるらしい。早ければ2008年ぐらいに公開されるとか。どのタイトルなのかはまだ不明。
 もしハカイダーが出てくるんならその役はぜひランス・ヘンリクセン(エイリアン2でアンドロイドの役やってたひと)にやってほしい。これからやってみたい役は何ですか、って聞かれて「ハカイダー」って答えるイカスひとだから。

 こないだ買ったタフ1〜4まで観た。劇場版含めてあと2本あるけど実質的にはここで完結やね。
 若い頃の木村一八の、まー男前だこと。顔立ちがキアヌ・リーブスにクリソツ。特にPART4あたりではびっくりするぐらい似てた。
 観始めたら止まらんかった。やっぱおもろいわこれ。


2005年11月19日(土)
 凍えながら自転車で帰宅中に何故か「ネブカドネザル」って単語が頭の中でリフレインしはじめてなんだっけこれラヴクラフト関係かなんかだっけとか考えながら家に帰って風呂入ってメシ食って飲酒してから調べてみたところ普通に歴史上の人物だと判ってまあそんなものかと思った。


2005年11月23日(水)
 自慢だけど足の臭さにはちょっと自信がある。たぶん全人類で上位1%には入ってる。屋外で靴を脱ぐと即座にどこからともなく蠅が数匹寄ってくる(本当)とゆうあまりにもあんまりなレベルなのでふだんはサンダルを履くようにしてる。
 んでも今のしごとはさすがに普通の靴履かないといかんのだよね。
 ひさしぶりにものすっごい臭いになったよ。正直、ニオイの系統は違うけどその強さはうんこレベル。スカウターで測ったならたぶんサイヤ人近くまでいってる。こらあかん。まじであかん。

 そういうわけでジロンカ社のシュースメルキラーを試してみた。

 ドイツのジロンカ社の消臭グッズについては知ってるひとも多いと思う。あの金属のカタマリね。理系じゃないもんで理論はよくわからんけど能書きによると高純度のステンレスが水と空気と反応してニオイの分子を分解するらしい。ほんとかよ、と思うよね。
 シュースメルキラーは100円玉ぐらいの大きさの円盤で、それを靴内の土踏まずの部分に粘着テープで貼り付けて使う。するとそのちっぽけな金属塊が汗と空気と反応してニオイを分解する。らしい。ただ、効くひとと効かないひととがいて、足の裏に汗かかないひとは反応のための水が足りなくてあまり効かないっぽいとか。
 逆に言うと足の裏に汗をかきやすいひとというのはすなわち足のクサさが強烈なひとということなので、クサければクサイほど効くということになる。

 んでさっきも言ったけど試してみた。

 めちゃめちゃ効いたよ!
 サイヤ人がミスター・サタンぐらいになったよ!
 そりゃね、まだ確かに少しは臭うけど以前とは段違い。殺人的なレベルじゃなくなった。すげえなこれ。

 これで人前で靴脱いだときにもあんしん。(´ω`)

 ちなみにamazonで2100円で売ってるよ。使い回しできるように、靴そのものに貼るんじゃなくて中敷き買ってそれに貼って使うといいよ。

2006年3月27日追記:んでさいきんちょっと暑くなってきて汗をかく季節になったわけだけど、そうするとコレやっぱどうも効かなくなってきたような気がする。微妙。見てみると、表面の汚れが定着してしまってるからそれが原因かもしらん。少し洗剤で洗ったぐらいでは取れないので、んー、いかがなものかなと思う。

【買った本(2005年11月20日)】
 井上雄彦『リアル』5巻(集英社)
 南條範夫山口貴由『シグルイ』5巻(秋田書店)

【今日買った本】
 岩明均『ヒストリエ』3巻(講談社)


2005年11月28日(月)
 銀行で2万円おろしてニンテンドーDS(黒)とおいでよどうぶつの森買ってもうた。13700円と4080円。DSは次のタイプが出るまで待つ予定だったのだけど、どぶもりのおかげでもう我慢できづ。(こどもなみ頭脳)

 家に帰ってちょっと試してみたらドットが欠けとった。すぐに販売店で交換してもらた。こおゆうのはたいていその場で交換してもらえるようなので俺みたいに常にドット運悪いひとも安心して買うとよい。任天堂ってそこらへんクソニーと違ってしっかりしてるよね。
 とりあえずちょっこす触ってみる。タッチペンというインターフェースよりも、サウンドの新鮮さが印象強かった。携帯機でステレオのスピーカーってのは確か初めてだよね。音づくりもかなり気持ち良さを意識してるっぽいのがいい感じ。

 そゆわけで俺もうGBASPは要らんからおとうとくんはそのうちに取りにくるように。

 あと、970円でしごと用の靴買った。安ぇー。防寒靴も970円だったからそのうちに買ったろかしら。

【届いた本(amazon)2005年11月24日】
 園田健一『GUNSMITH CATS BURST』2巻(講談社)
 花輪和一『刑務所の前』2巻(小学館)←購入保留してた本のうちのひとつ。そういうのはこのようにamazonの送料を節約するときに買う。


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