2003年9月の毒まつたけ


09/01(月)【1回休み】
09/02(火)【プリンタ取りに行って1回休み】
09/03(水)【飲み屋さん行って1回休み】
09/04(木)【DS9最終回観て1回休み】
09/05(金)【面白そうなゲーム無いなー】
09/06(
)【puff the magic dragon】
09/07(
)【1回休み】
09/08(月)【カムイ外伝ヴィネット】
09/09(火)【くだん/マフィアとルアー】

09/10(水)【宇宙賃貸サルガッ荘】
09/11(木)【西暦→年号の変換法】
09/12(金)【ジャグラー読み終えて1回休み】

09/13()【1回休み】
09/14(
)【1回休み】
09/15()【クラゲの海に浮かぶ舟読み終えて1回休み】
09/16(火)【大曽根立てこもり爆発事件】
09/17(水)【1回休み】
09/18(木)【ダビスタアドバンスで1回休み】
09/19(金)【1回休み】
09/20()【アマゾンの日で1回休み】
09/21()【1回休み】
09/22(月)【宇宙からの帰還オモチロイね】
09/23(火)【1回休み】
09/24(水)【『ピンポン』】
09/25(木)【1日中雨で1回休み】
09/26(金)【1回休み】
09/27()【『銭』1巻読んで1回休み】
09/28()【ラブロマ読んでみて1回休み】
09/29(月)【飲みすぎて1回休み】
09/30(火)【二日酔いで1回休み】

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2003年9月1日(月)
 TVの子連れ狼が面白すぎるんスけど。来週で最終回。2003年10月6日追記:雑誌「ぴあ」の情報が間違ってました。終わってません。▼チャールズ・ブロンソンが31日にロサンゼルスで死去。81歳。▼G・ガルシア・マルケス『百年の孤独』タダでゲトー。10数年前、ローカルBBSでお世話になったおにいさんがいちばんのお気に入りだとゆってた本。今さらながら入手。アゴタ・クリストフの『悪童日記』オモチロイよ、って当時教えてくれたのも確かそのひとだったかな。マリオ・バルガス・リョサの小説もそのひとの影響で何作か買ったな、とか思い出した。▼ここんとこあまりにもつまんないことしか書けなくなってるんで、ほんとは8月いっぱいでしばらく更新停止するかサイト閉じるかするつもりだったけど、も少し現状維持することにした。まー、1か月に1回ぐらいテンション高いこと書ければいいか、と。


2003年9月2日(火)
 20年近く使い続けた革ベルトが切れかけてるんでユニクロで新しいの買った。ぶっとい革のヤツで1900円。これも20年ぐらいは持つんだろうか。そーするとコイツが切れる頃にはこっちは50歳前後のじーさんだ。▼修理に出してたプリンタをエイデンまで取りに行った。タダで直してくれてた。ありがたし。

2003年9月4日:記


2003年9月3日(水)
 まったく予想してなかった臨時収入があったんで飲み屋さんに行きますた。あとは何か1本ゲームでも買って残りは貯金すっかな。

2003年9月4日:記


2003年9月4日(木)
 昨晩は無茶飲みしなかったんで本日わりと快調。部屋の掃除したりバリカンで髪切ったりとかフツーの休日。▼録っといたDS9の最終回観た。ちっとも面白くなかったんだけど涙が出た。ずっと観続けてきたからなあ。▼選ばれし者だのパー・レイスだの、そおゆう感じの設定をシリーズの芯に据えちゃうのはSFとしてどうかなあ、と思う。個人的には「選ばれし」とかの中途半端に気取った文語っぽい言い回しを耳にするとそれだけで萎えてダメ。▼後番組がエンタープライズじゃなくてしょんぼり。(´・ω・`)


2003年9月5日(金)
 午前中はシゴト先でカイモノのアシスタント。えらい坂をまるでシェルパ族が乗り移ったかの如くもりもり荷物運びつつも指の腱の物理的疲労だけは脳内麻薬だけではどうにもならづ、ややダウン気味。汗いっぱいかいた。やっぱ夏場に汗かくシゴトって正しい感じがして良いよな、とか思った。

 臨時収入を消費する目的で、なんか面白そうなゲームないかな、と昼休みにシゴト先のすぐそばにあるゲーム屋さんに行った。テキトーに物色してみたけど、どうもピリッとしない。無難にポケモンのルビーかサファイアでも買っとくか、とも思いつつ、まー、最後までやれるかどうかわかんねえしなあ(←おっさん思考)、と突然ネガティブになってヤメタ。MOTHER1も途中で止まってるし。どうも数年前から、ゲームが昔のようには楽しくなくなった。
 おっさんがコンピュータゲームで遊ばなくなるのって、たぶんこんなふうになんかよくわからんけどたいして面白くなくなるからなんだろうな。歳を重ねると脳のカタチが変わるんだろう。
 っつーことは、御家庭ユースのコンピュータゲームっつーのはきっちりコドモ狙ってゆかないとダメってことだ。と思う。

 TAGROってひとが描く漫画が面白いとの評判なんでイマサラながら探して買う予定。

 ナニワ金融道の青木雄二が5日午前2時、肺癌のため死去。58歳。

【今日買った本】
 七月鏡一藤原芳秀『闇のイージス』13巻(小学館)←相変わらず面白いなコレ。今巻は単行本描き下ろし漫画がついてるヨ。(・∀・)


2003年9月6日(土)
 昨日シゴト先でカイモノに行く途中、たまたま車中で耳にしたラジオ番組にゲストとして村山由佳が出てた。こないだ直木賞とったひと。
 番組中、ではここで村山さんのお気に入りの曲をかけます、みたいな感じで「パフ・ザ・マジック・ドラゴン」って英語の曲がかけられることになった。曲がかかる前のセツメーを聞くに、えらいわたくしのツボに触れる悲しい曲のようだった。
 訳詩はこんな感じ
 ああ、あのCMでかかってたあの曲じゃん。そんな悲しい話だったのか。と、クルマの中でちょっと泣きそうになった。メロディはpuff the magic dragonでケンサクすればすぐ聴けるんでヨロシク。
 んで、ケンサク結果をいろいろながめてみた結果、これにちょっとワラタ。
 いやー、それはこじつけすぎじゃろ。シンガポールではこれが原因で発禁になったとか。あほや。そんなんじゃなくて、フツーに劇画オバQ系の歌だと思うけどなあ。

【今日買った本】
 TAGRO『宇宙賃貸サルガッ荘』2巻・3巻(スクウェア・エニックス)←昼休みに頑張ってみた。買えなかった残りはここからamazonに発注したヨ。(`・ω・´)
 黒田硫黄『映画に毛が3本!』(講談社)


2003年9月7日(日)
 昨日、スティーヴン・ハンター『魔弾』読み終えた。これ、デビュー作だったんだね。ちゃんと面白いんだからすごいよなあ。第二次世界大戦が終わる直前の陰謀と狙撃の話。▼通勤電車で山田正紀『ジャグラー』読み読み中。1年以上積んでおいた本。

2003年9月9日:記


2003年9月8日(月)
 コンビニでカムイ外伝ヴィネットを目にした。300円だったかな。4種類なんでわりと簡単に揃いそう。どうしよう?
 題材がカムイ限定じゃなくて白土忍者ワールドだったらすぐに手が出てたかも。四貫目とか螢火とか入ってたら出るまで買うじゃろな。シークレットはゼロの忍者あたりで。シジマでもいいなー。
 しかしヴィネットって単語はどうもカムイ外伝と合わんような。

 話題の雑誌「ファウスト」でも立ち読みしてみようと思った。本屋で表紙目にした瞬間にえらい萎えたんでTAGROの漫画だけ読んだ。
 漫画は、なんかものすごい不安感がむくむくとわいてきて面白かった。若いコ向けの雑誌にこれ載せるのは、はたしてどうかなとは思うけど。

 まだフトコロがあたたかいので夜は飲み屋さん行った。
 飲み屋さんで酔っぱらってると煙草吸いたくなるんだけど、フツーに我慢できてる。禁煙完成。
 2ちゃんねる読んでると無性に書き込みしたくなるけど我慢できてるのと似たようなもんだ。今まで2ちゃんねるに書き込みをしたことはただの1回もないし、これからもすることは、まず、ない。

【今日買った本】
 雑誌「ぴあ」9月22日号(ぴあ株式会社)

2003年9月9日:記


2003年9月9日(火)


   /⌒ヽ
  / ´_ゝ`)
  |    / すいません、 通りますよ
  | /| |
  // | |  
 U  .U 

 この夏流行りのコレって、くだんなんじゃなかろうか。牛じゃないし予言もしてないけど、なーんかそんな感じがする。

 近所のGEOで何かゲームでも物色すっかと思ったら閉店してた。しょんぼり。(´・ω・`)

【今日届いた本】
 TAGRO『マフィアとルアー』(スタジオDNA)←こらおもろいわ。短編集。ねこぢる目、怖い。
 R.P.Eのクライマックスでザックリえらいことになった直後に入る飲み屋のマスターのカット、表情がすげえな、と思った。あと、タイトルのR.P.Eのイミがけっこー考えてもわかんなくてくやしかった。作中の看板とか張り紙とか、イミありそうでなさそうなのが多いんで、スタイル的にそおゆうカタチではイミ入れてこないひとなのかな、とは思った。
 各作品に出てくる少し変わってる女のコたちは、もし現実に居たとしたらちょっと近づきたくねえなあ、と思う。
 TAGRO『宇宙賃貸サルガッ荘』1巻(エニックス)


2003年9月10日(水)
 TAGRO『宇宙賃貸サルガッ荘』3巻まで読み終わった。
 脱出不可能な宇宙の墓場・サルガッソーには何故か畳敷きのアパートがあって、そこではかわゆい魔女が管理人さんやってて、って話。はっきり言うと、めぞん一刻。
 これ、面白いね!
 いきなしスピンワード方面って単語が出てきたけど、これ、トラベラーの設定のスピンワードマーチ宙域からとってんのかな。懐かしいなオイ。こんなふうにおっさんくさいものがたまに挿入されてるのもちょっとツボにはまった。

 いやー、おポンチな面々と同じアパートに住むのってやっぱ楽しそうじゃないですか。んで、かわいー管理人さんがメロメロになってくれてるんでしょ? そら極楽だわ。
 こっちはもうおっさんだから、こおゆうシチュエーションにはイマサラときめかないんじゃねーの、と思ってたんだけど、がっつりきました。
 とゆうか現実からの逃避願望だろうなこれ。


2003年9月11日(木)
 シゴト中に学習した、フツーはあまり役に立たない便利知識。
 西暦→年号(昭和・平成)の変換のしかた。
 まず、1989年=昭和64年=平成1年、ってのだけ覚えとく。
 1989年以前だったら、それから25をひいて下二桁昭和○○年。
 1990年以降だったら、それに12を足して下二桁平成○○年。

 これ覚えとくとたまに便利だヨ。(`・ω・´)

2003年9月12日:記


2003年9月12日(金)
 通勤電車で山田正紀『ジャグラー』読み終えた。つまらん。一瞬、ウチのゴミ箱に捨てようと思ったけど、美本につきBOOK OFFなら5円ぐらいで買い取ってくれるような気がしたんでとりあえずとっとく。▼次の通勤電車本として北野勇作『クラゲの海に浮かぶ舟』を鞄にセット。2年間積みっぱなしだった本。北野勇作初体験。


2003年9月13日(土)
 夜、TVで『英雄の条件』が放送されてた。観る前に、どんな映画だったっけ? とケンサクしてみた。微妙に評判悪い作品みたいだった。▼いちおう観てみたら、フツーに面白かった。どこまでが事実でどの程度脚色されてるのかは知らんけど。悪意を持って投石なり発砲なりしたら、そりゃそれに釣り合う反応が返ってくるのはあたりまえだよ、とか思った。

2003年9月14日:記


2003年9月14日(日)
 最近の若いコってのは確かにキレやすいな、と思った日。どうもつきあいづらい。▼webとは一切関係ない話なんで念のため。


2003年9月15日(月)
 北野勇作『クラゲの海に浮かぶ舟』読み終えたよ。微妙。どうして主人公の記憶は無くなってるのか、ってミステリで引っ張るあたりは面白かったんだけど。みんな融合してねちょねちょ(でもないけど)になってアイデンティティがどうこう、って話には個人的にあんまし惹かれない体質らしいんで、途中で急激に萎えた。後半はたぶんまともに読めてない。優しい文体のひとだな、とは思った。▼20代後半ぐらいからだったか、タルいコンピュータゲームを途中で放り出したり、お口に合わない本を見切りつけて速読にしたり、そんなことが平気でできるようになった。歳をとるとゆうのはこおゆうことなのかもしれん。いろんなことがどうでもよくなる。▼18年ぶりに阪神タイガース優勝。


2003年9月16日(火)
 昼頃起床。炒飯つくって食ってから御近所の本屋さんへ行った。途中、サイレン鳴らしながら国道を名古屋のほうへと向かう愛知県警機動隊のバス3台とすれちがった。何かあったのかな、と思った。
 本屋さんがあるビル内に設置のTVで、ニュースが流れてた。男が爆発物持って名古屋市内のビルに立てこもってたらしい。流れてたのはちょうど爆発直後の映像だった。さっきの機動隊のおにいさんたちの行き先はこれだったか。JR大曽根駅のすぐそば。
 特に工夫もしていないフツーのガソリン18リットル(×2?)でもこんなに大きな爆発になるのか、と思った。容疑者も、そりゃ火をつければ燃えるだろうけどまさか大爆発するとは思ってなかったかも。

 見ての通りこのサイトは1日あたりのアクセス数がせいぜい100弱の泡沫サイトなんだけど、「まつたけ」をキーワードでgoogleケンサクすると現時点で16800件中のなぜかトップになってしまう。このあたりのgoogleの仕様は微妙。
 アクセス解析で「まつたけ」のケンサクからのアクセスがちょくちょく目につくようになると、ああ、秋が近いんだあ、と思う。お役に立てなくてスマンけど。

 ゲームキューブのマリオゴルフファミリーツアー、これ、たぶん値崩れすると読んだ。悪いけど買い控え。


2003年9月17日(水)
 通勤電車でパトリシア・ハイスミス『世界の終わりの物語』読み読み中。途中まで読んで長いことほったらかしだった短編集。パトリシア・ハイスミスってのは、映画『太陽がいっぱい』の原作のひと。クールかつわけのわからん短編を書くひとなんで一時期はまった。▼今月半分過ぎたのにまだお財布の中に5万円も存在してる。とりあえず消費しとくか、っつーことでダビスタアドバンス買っちった。中古で税込5000円強。▼帰りの電車の中から昨日立てこもり事件があった大曽根のビルを見てみた。間近で目にした現場はTVの映像より何倍も不気味だった。あの爆発は、どうも密閉空間内で気化したガソリンがたまたま爆発するのに適した濃度になってたところに火をつけたから起きたらしい。ニュースでは「爆燃」とかゆってた。


2003年9月18日(木)
 カレーつくった。えらいおいしく仕上がった。1回つくるとだいたい5食ぶんが出来上がる。うち4食は1食ぶんづつ容器に分けて冷凍。▼ダビスタアドバンスいじくり中。6頭厩舎に預けて2頭繁殖牝馬持ってるとすると、340万円×12カ月で年間コスト4080万。それ以上賞金が稼げないと赤字。ちょっと厳しいような。どうもこっちのやりかたが間違ってるような気もする。もしかして、ダメっぽい産駒(さんく)はさっさと売るのが常識とか? ダビスタ遊んだことないし競馬もほとんど知らないんでいろいろ手探り。

2003年9月20日:記


2003年9月19日(金)
 椎名誠、メコン河をゆく、みたいな2時間番組を途中から観た。いやー、でかい河ってイイな。あと、わりとでたらめな感じがまだ残ってる国って活気あるなあ、とか。最初から観てりゃよかった。

2003年9月20日:記


2003年9月20日(土)
 1回休み。テンション低くてすんません。▼今日はアマゾンの日。ゴールデンの2時間番組で仲村トオルが。10時からのNHKのETVスペシャルでは沢木耕太郎が。▼今、ゴールデンのを観てる最中。仲村トオルずいぶんとオトナになったな。沢木耕太郎のはビデオ使って後で観る。裏番組の『クリムゾン・リバー』観ないといかんからね。▼アマゾン川の水量は世界中の川のソレをトータルしたうちの5分の1もあるらしいぞ(豆知識)。今TVでゆってた。


2003年9月21日(日)
 パトリシア・ハイスミス『世界の終わりの物語』読み終えたよ。いつもの通りフツーに水準以上で面白かった。感想は略。▼昨晩『クリムゾン・リバー』観たよ。あるいは見どころがひとつぐらいはあるかと思って観てみたんだけど、残念ながら前評判通りのアレな作品。ひでーな、これ。ジャン・レノ演じる主役の特捜刑事が犬嫌いである必要性なんてカケラもないよ。犯人の動機もなんかオカシイし。『ドーベルマン』で主役やってたヴァンサン・カッセルはけっこー頑張ってた。▼テッド・チャンとゆうひとの短編集(SF)が出てて、評判いいらしいんで明日以降探して買う。このひとの書く話はひとつも読んだことがない。イーガンぐらいイケてるといいな。

【今日買った本】
 立花隆『宇宙からの帰還』(中公文庫)←古書価格約100円。


2003年9月22日(月)
 通勤電車で立花隆『宇宙からの帰還』読み読み中。めっちゃ面白いんスけど。アポロ13号がえらいことになったとき、寒さその他で眠るどころじゃなかった3人の宇宙飛行士は、このまんまだと危ないから再突入時に覚醒剤を使った、とか書いてあった。やっぱ非常時を想定して備えつけてあったんだろうな。おそるべしNASA。ぬかりなし。
 この本、宇宙開発モノのドキュメンタリーってわけじゃなくて、宇宙から帰還したひとたちはその体験によってどう変化するのか、ってのがテーマとなっております。オモチロイよ。

 シゴトのあとで自転車すっ飛ばして本いっぱい仕入れてきた。
 ついでに『親指はなぜ太いのか』とかゆう本をちょっとだけ立ち読みした。初期の人類の主食はいったい何だったのか、とゆう点について推理する本。ケンサクしてどこのサイト見てもキモの部分が書かれてないのでしょうがねえからそこらへんのところだけ書店で読むことにした。
 へー、って感じ。
 特にモノスゴイ驚きは感じなかった。まあ、小説だろうが一般書だろうが、キモの部分をweb等の公の場でばらしちゃダメ、ってのは、紳士淑女が守るべきルールではあると思う。わたくしも紳士のはしくれなので(`・ω・´)いちおうナイショにしとく。

【今日買った本】
 佐藤マコト『サトラレ』5巻(講談社)
 杉作『クロ號』6巻(講談社)
 園田健一『砲神エグザクソン』6巻(講談社)
 鶴田謙二『Forget-me-not』1巻(講談社)
 弐瓶勉『BLAME!』10巻(講談社)←完結。そろそろ終わりどきだったとは思う。
 みずしな孝之『みずしな孝之のミズシネマ』(集英社)←イラストでお茶濁したエッセイ本じゃなくてちゃんと全部漫画なんで安心して買うべし。
 テッド・チャン『あなたの人生の物語』(ハヤカワ文庫SF)
 雑誌「ぴあ」10月6日号(ぴあ株式会社)


2003年9月23日(火)
 今日はTVで『ピンポン』が放映されるんで観る。▼立てこもり爆発事件から1週間ってことでソレに関するTVニュースをちょくちょく見かけた。「最悪の結末」ってニュース慣用句を使ってる局が多かったけど、べつに最悪ってわけでもないだろう、もっとひどい結末だってありえたんじゃねえの、と思った。▼弐瓶勉『BLAME!』の最終巻読み終えた。わけわかんなかった。▼昨日、長野県が住基ネットへの侵入実験を開始。康夫ちゃん、殺る気満々だ。webを漂うヒミツの求人告知に気づいて田中康夫のもとに続々と集結するろくでなしハッカーども。ひきこもりだったり。暴力団専属なのに、そのシゴト蹴ってきたり。伝説となってるハッカーおじいちゃんだったり。コンピュータはからきしダメだけどソーシャルハッキングの専門家の詐欺師だったり。って話だったら楽しいな、と思った。その中にじつは総務省が仕込んだ裏切り者がいたりして。でも葛藤のすえに康夫ちゃんのがわについたりして。そんな妄想で1回休み。


2003年9月24日(水)
 昨晩『ピンポン』観たよ。
 卓球やるコーコーセーたちの話。
 意外にちゃんとしてた。
 ペコは1回死んで生まれ変わる。いやホントに死んだわけじゃないけど。まあ意味合いとしてはそんなところじゃろ。そのあたりはさすがに見どころだ。よくできた物語では、主人公は作中で必ず何らかの変化をする。そのキャラクターの人生のなかでいちばん劇的な瞬間、つまり変化の瞬間の前後を見せるのが出来のいい映画や小説というものだ。
 生まれ変わったペコは、神社(だよね)の石段を駆け上る特訓をする。登り切ったところには鳥居がある。鳥居の向こうは古来からカミサマに接続するための空間だ。直後のカットで試合会場である体育館へと通じる階段で待つスマイルの姿が映される。さっき映ってた神社の石段とアングルが同じだ。つまり、鳥居の向こうの空間=体育館ってイミだ。
 スマイルは待っている。いつも階段の途中で待っている。ペコを待っている。最後の試合直前に遅れて控室から出てきたペコにスマイルが言う「遅いよ」。それに対してペコは言う。「いやー、スッ飛ばしてきたんだけどナ」。ここ、泣きどころ。
 そんな映画。(評価:80点

 原作は読んでない。だいぶ違うのかな?


2003年9月25日(木)
 やや寒くなってきたからユニクロ行ってジャケットでも買おうと思いつつもどうも1日中雨みたいなんでヤメ。昼頃起床してメシ食いながら酒飲んでまた昼寝。昼3時頃ふたたび起きて近所のコンビニに漫画雑誌立ち読みにだけ行った。だらーっとした休日。

2003年9月26日:記


2003年9月26日(金)
 電車の中で『宇宙からの帰還』読んでたら「ナイーブ」(naive)って単語が2回出てきた。こっちが思ってる通りのネガティブな使い方がされてた。まあ、他のひとたちはどういうイミで使うか知らんけど、敬愛する妖怪・立花隆は、ちゃんと「ノーテンキ(=少々あほの子)」って意味で使ってるんだから、俺もそれでいいや、と思った。

【今日買った本】
 江川達也沼正三『家畜人ヤプー』2巻(幻冬舎)
 とよ田みのる『ラブロマ』1巻(講談社)←評判いいみたいなんで買ってみた。アフタヌーン、読んでないからなあ。


2003年9月27日(土)
 カイモノ先で珍しく神経まわらなくて往生した。ダメ日。

【今日買った本】
 鈴木みそ『銭』1巻(エンターブレイン)←巻の半分過ぎたあたりからかなり面白くなった。いろんな業界の銭勘定のウラ事情、って知識の部分が面白いんじゃなくて、その事情を背景にして描かれるちょっとしたドラマがよくできてる。TVのトリビアの泉なんかもそんなんだよね。あれ、開陳される雑学はたいして面白くもねえし、面白い必要もねえもん。エンタテインメントとしてはVTRの出来のほうが大事、ってこと。お薦め。


2003年9月28日(日)
 とよ田みのる『ラブロマ』1巻の評判が良さげだったんで買って読んでみた。お口に合わないどころかむしろ積極的にウザイなコレと感じつつ最強伝説黒沢1巻の上にそっと置いた。後日処分予定。この主人公、正直っちゅうよりただの自己中に見える。他のひとはどうだか知らんけどわたくしはそんな人間には魅力を感じない。あと、こんな恋愛、してても面白くないだろう、とか。なんつーのかな、うさんくさい新興宗教の教祖様に素直な女のコが引っ掛けられてる感じ? えらいキモイ漫画だった。


2003年9月29日(月)
 帰宅後に酔っぱらってから飲み屋さんへ。深夜2時まで飲酒。帰り、自転車に乗ろうとしてスッ転んだ。4箇所ぐらい打撲。1箇所擦過傷。そのあたりから記憶が途切れ途切れに。軽傷で助かった。

2003年10月1日:記


2003年9月30日(火)
 一日中寝床から起きることができづ。ときおりトイレに行っては水を飲んで吐く。夜7時ごろまでそんな感じ。また休みを1日つぶしちった。

2003年10月1日:記


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