2003年6月の毒まつたけ


06/01()【1回休み】
06/02(月)【ボダ】

06/03(火)【sleipnir】
06/04(水)【ルーキー途中放棄で1回休み】
06/05
(木)【Tシャツ】

06/06(金)【ビクトル古賀】
06/07()【カオスで1回休み】
06/08()【役満アドバンスで1回休み】
06/09(月)【1回休み】
06/10(火)【メトロイドプライムの休日】

06/11(水)【1回休み】
06/12(木)【opera7.11で1回休み】
06/13(金)【孫正義がまたやらかした模様】
06/14(
)【酒代計算して1回休み】
06/15()【1回休み】
06/16(月)【高い城の男読み終わって1回休み】
06/17(火)【メトロイドプライム終了】
06/18(水)【1回休み】
06/19
(木)【パチンコやってみたよ】

06/20(金)【死臭が鼻につく話】
06/21()【ダーティホワイトボーイズ読み読み中で1回休み】
06/22()【覚醒剤】
06/23(月)【チャーリーズ・エンジェル】
06/24(火)【1回休み】
06/25(水)【みた夢の話で1回休み】
06/26
(木)【不死】
06/27(金)【ゴールデン枠での生放送トラブルってえらい久しぶりだよなと思いつつ1回休み】
06/28()【タトゥーは無罪で1回休み】
06/29()【鶴瓶】
06/30(月)【ダーティホワイトボーイズ】

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2003年6月1日(日)
 1回休み。

2003年6月2日:記


2003年6月2日(月)
 いきなりアレな話ですが。
 境界例のひとのことをボーダーとか略してボダとか言って嫌うのはちょっとひでえんじゃねえかな、と思っていた。先週までは。じっさいに逢ったことがなかったから。
 いや、先週から、行きの通勤電車の同じ車両に30代ぐらいのボダ女が乗るようになってめっさウザいんですよ。とにかくうるさい。本も読めねえ。ソイツといつも話してるとゆうか一方的に話聞かされてる相方の女はフツーのひとっぽいんだけど。
 なんで朝っぱらからクスリと主治医関係の毎回毎回同じような愚痴話をでっかい声で聞かされにゃならんのだ。とりあえずクスリは処方通りに飲んどけ。
 キチガイには、空気の読めるヤツと読めないヤツと2種類いる。俺は、空気読めないキチガイが物凄く嫌いだ。電車のこの女、自殺がどうこうとかオタ女系早口トークでぺらぺらよく喋るんだけど、そんなの混み合った電車の中で毎日するような話じゃないわな。

 そんなドス黒い御機嫌の今日このごろで申し訳ないです。

 禁煙以来ギザジュー3枚ゲトー。少しだけ不思議現象なのでメモ。

【今日買った本】
 雑誌「ぴあ」6月16日号(ぴあ株式会社)


2003年6月3日(火)
 ブラウザをoperaからsleipnirに変えてみました。いや、opera7の日本語版に関しては、どうも開発元のOpera Software ASAも日本語版販売元のトランスウエアもヤル気ナッシングみたいなんで。さくっと見切りつけました。
 全角空白が無視される、っていうのはAAが崩れるとかそおゆう問題よりずっと重いと思うんじゃがのう。行頭に全角空白ひとつ入れるのは通常の日本語文書では基本と違うのんか。

 んで、sleipnirですけど、非常にいい感じです。メニューは好きなようにカスタマイズできます。マウスジェスチャーもじぶんで設定して使えます。文字列を選択して右クリックからgoogle検索、ってのも少し設定をいじくるだけで特別なプラグインとか必要なくやれます。
 前使ったときには、確か範囲選択からコピーが何故か機能しなくて使うのヤメたのですが。今は大丈夫みたいです。
 ブックマークやお気に入りをコンバートするBookSynkを使えば、なんだかんだでie経由で簡単に移行できるです。
 お薦め。

 市から市民税・県民税についてのハガキが来た。わたくしの場合、前年14年度の収入がゼロだったんで、15年度はどうも非課税らしい。たいした金額でもなかろうが、ちょっとホッとした。
 どおゆうカラクリにしてるのかは知らないけど、今のシゴト先は給料から源泉徴収が引かれてない。つまり、来年確定申告にゆくと、所得税のぶんがいくらか(たぶん2万円弱だろう)もってゆかれるってことだ。
 はっきり言って、来年、確定申告にゆかずにこのままバックレとくと、16年度も市民税・県民税は非課税となり脱税でき、おまけに本来なら源泉徴収として給料から天引きされてるはずの所得税も同様に脱税できる、とゆう状態になる。万が一ツッコミがあっても、しらばっくれることは十二分に可能なはずだ。
 もちろんそんなことはしねえ。
 どんだけ貧乏しようが、インチキはしない。そおゆうルールでやることに決めてるんで。
 もし今後このルールが変わることがあるとしたら、それは、何かのメーターが振り切れて、犯罪をタネにして食ってゆくって決めたときだ。ひとを騙すのも殺すのもへっちゃら、って状態になったとき。まず、ないとは思うけど。

【今日買った本】
 冨樫義博『HUNTER×HUNTER』17巻(集英社)


2003年6月4日(水)
 通勤電車で読み読み中だった牧野修『呪禁局特別捜査官 ルーキー』、半分ぐらい読んだところで途中放棄。放棄を決意したところからいちおう秒速2Pぐらいで最後まで目を通してはみた。いろんな設定をセツメーしすぎだったり、シリアスとユーモアのバランスがオカシかったり、いろいろお口に合わないところはあったけど、いちばんキツかったのは笑いのツボがわたくしと全然噛み合わなかったってこと。こりゃツラい。今後3作目がもし出たとしても、買わない。


2003年6月5日(木)
 持ってるTシャツの大半がねこの爪でぼろぼろになってるんで新しいの何枚か買っとくか、と、とりあえずユニクロに様子見に行った。ジャケットとかパンツとかあんなにあほみたいに安いんだったら、Tシャツなんかはすごいことになってるんじゃなかろうか、ってことで。
 ところがたいして安くもなかったっす。
 フツーので千円。昨シーズンの売れ残りっぽいので500円ぐらい。これなら余所で買ってもまあ同じぐらいだろう、っちゅーことでやめといた。

 ビンボー中につき、やっすい衣料品買うときに学習したことメモ。
・靴下はユニクロの3足千円ぐらいのはOK。ダイソーの100円のはNG。
・ブリーフはユニクロの500円のもダイソーの100円のも特に問題無し。ただ、ダイソーはMサイズがめったに置いてない。

 先週今週とかわぐちかいじのジパングが面白かった。量子力学とかカミサマとか言いながら突然ロシアンルーレット始めたときにはドキドキした。

 中断してたメトロイドプライムをやってみた。
 むかつく系のゲームやってると煙草吸いたくなるんでしばらく封印してたのだ。で、禁煙の進行度は今どんな塩梅なんだろう、と試しにやってみた。
 おお、ほとんど吸いたくならないヨ! たぶん、データ通りあと1週間もすれば禁煙完成ってことだろう。勝った。やっとクソJTに勝てそうだ。

 ミクロマン2003が見つからなくてしょぼーん。

 江頭最高。
 とんねるず石橋&SMAP中居のうたばんに出てたんで観たんだけど。途中から、旬の頃の甲本ヒロトみたいなワールドを出してた。この歳(37歳)でこの方向に出せるひとってのはそんなにいないと思う。デンパを介してこれなんだから、きっと、生江頭は洒落になんないぐらいすごいんだろうな。


2003年6月6日(金)
 綾波書店(2003年6月5日付)でめっさひさしぶりにビクトル古賀の名を目にした。うひゃー、なつかしー。小学生のときに買ったヨ、『秘密の自己防衛術』。大事にとってある現物を今確認してみたら、昭和57年8月初版で、1か月後の9月には18刷まで行ってた。ずいぶん売れてたんだね。
 関節技、って概念はこの本で知った。20年以上前、当時はプロレス全盛期だったんだけど、関節技ってのは一般にはこれっぽっちも注目されてなかったんだヨ。そんな状況のなか、1対1の場合、じつは「極める」のがいちばん強い、ってのをこの本に教えてもらった。
 あと、空手やってそうな奴とシロートが喧嘩したところで間違いなくボコボコにされるだけだから、そおゆうときは口先でおだてるか何かして丸くおさめとけ、とか。リアル。
 このひと、1935年生まれだから、もう68歳だ。こんなすごいひとにサンボ直接教えてもらえるチャンスなんかめったにないヨ! 横浜いいなーいいなー。

 バトルロワイアル2の広告看板がPTAや周辺住民からの苦情殺到で撤去→張り替えとなるとか。「“殺しに行け!”と、先生が言った。」ってキャッチコピーがまずかったらしい。すげえいいコピーだと思うんだけどなあ。
 じつはバトルロワイアルはまだ観てない。今度借りようっと。


2003年6月7日(土)
 昨日から通勤電車でブルーバックスの『カオスの素顔』読み読み中。1994年に出た本。▼とかゆってるうちに読み終えた。電車に持ち込む前に半分ぐらいまでは既に読んでたから。▼いつも、カオスって単語はテキトーに使ってるんだけど、じつはよく知らなかったんでこのあたりでだいたいのところぐらいは知っておこうと思って。▼はあ、そうですか、と思ったのは、これ、意外にも現実的でリアルな問題を扱う学問だ、ってこと。どうも、カオス学ってのは、与えられた初期データから俺たちニンゲンは未来をどのぐらいまで予測できるのか、ってところを見極めるための学問みたいだ。この本からはそんな印象を受けた。だから、全知のカミサマがもし存在するとしたら、とかそおゆう観念的な話にはならない。あくまで、じっさいに予測できるかどうか、って話。コンピュータとか使って演算してサ。


2003年6月8日(日)
 昨晩、GBAの役満アドバンスで、やっと、こみぃ先生のチャレンジモードをクリア。半荘4回やってそのトータルでトップとればOKなんだけど、えらい強い面子で。このソフト買ったのは2001年の3月。気が向いたときにちょくちょくやってた。2年がかりだ。▼麻雀の場合、ちゃんとしたアルゴリズムさえ与えればコンピュータのほうがニンゲンより強いと思うんだけどいかがか。クールに確率を計算されて常に最善手を打たれたらたぶんニンゲンはかなわんと思う。▼通勤電車でブルーバックスの『カオスとフラクタル』読み始めて読み終えた。数式がいっぱい出てきてよくわかんなかったよ。(´・ω・`)


2003年6月9日(月)
 通勤電車でディックの『高い城の男』読み読み中。オモチロイ。▼煙草やめてからもうじき3週間。コンピュータに向かってるときの喫煙欲求もほとんど消えた。身体の調子もえらくいい。そう言えば、煙草やめると太るヨ、とゆう話をよく聞くんだけど、これ、体質的に太りやすくなるわけじゃあなくて、食欲が増進するからつい余計に食っちまう、ってことらしいと分かった。ちょっと気をつけてればどーってこたあないネ。

2003年6月10日:記


2003年6月10日(火)
 若いひとの科学雑誌離れが進んでいるとかゆう記事を目にした。
 記事を読むと、科学雑誌ブームは1983年ごろだとか。1262万部(年間?)発行されてたらしい。2001年は415万部。
 ブーム当時はニュートンとかクォークとかオムニとか毎月立ち読みしてた。オムニがいちばんオモチロかった記憶がある。いつだったか休刊しちゃったけど。
 小学生のときは、キチガイ科学者にあこがれてたんで、理科だけはよく勉強した。
 最終的にはキチガイ科学者ってゆうよりは単なるキチガイになっちゃったけどな!(←けっきょくこれが言いたかっただけらしい)

 昼メシ食ってビールかっくらって(←アル中)からメトロイドプライム。もうすぐラスボスなのでその前にアイテム集めとくことにした。とりこぼしありすぎ。攻略サイトのアイテム表を印刷してチェックマーク書き入れながら進めた。1.5培ぐらい強くなった。
 気がついたら夕方になってたそんな休日。


2003年6月11日(水)
 ぼけーっとTV観てたら明後日13日の金曜に日テレで放映の映画『小さな目撃者』のCMを目にした。あっ、これ、アレだ。ロードショー時に観そびれてたやつだ。ぴあを買うときにはいちおう地上波の映画はちゃんとチェックしてるんだけど、タイトルが平凡だからちっともソレと気がつかなかった。▼10歳の女のコがたまたま殺人を目撃して殺し屋に追っかけられる話。女のコが唖者なのがキモのオランダ映画。たぶんそこそこ面白いはずなんで暇なひとは観ると吉。2003年6月13日追記:けっきょくたいして面白くもなかったです。
 あと、14日にはフジで『ファイト・クラブ』が放映されるヨ。

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★タイトル (SEF60599) 99/12/26 22:58 ( 53)
ファイト・クラブを観た話 /えびす
★内容

 ブラッド・ピット出演で、けっこー大作くさいにもかかわらず、名古屋市
内では複合映画館を除けば上映はたったの1館のみ。どおゆうこっちゃ、と
思っていたけれども、観て納得する。

 ヤバイです。この映画。

 監督のデビット・フィンチャーは前作の『ゲーム』で、かなりいいかんじ
の分裂病感覚をみせてくれたので、今回もその感じを期待して観にいったの
だけれども、それとは別のイミでヤバかった。PG−12指定は、12歳未
満は保護者同伴が望ましいってことだが、それどころじゃあないね、こりゃ。

 さすがMTV出身の監督らしく、オープニングからノリノリで(ティム・
バートン得意のオープニングスタイルをもっとカッコよくしたかんじ)、全
編あるイミそんな感じだから、まあ観てて、ずーっと楽しいのだが、観客に
対するメッセージがどうにもストレートすぎて、フィンチャーよ、おまえは
   、、
 この世界をいったいどう変えるつもりやねん

と、ドキドキして脇の下にたっぷり汗をかいてしまったですよ。おりしも我
等が日本では軽い爆弾テロが連発してるし。

 シックス・センスがなければ、この映画、わたくしの本年度ベストワン。
ただ「ブラッド・ピット、スキスキー」ってことで観に行った若いおねいさ
ん層には、果たして

 理解できるかな

と、そのあたりがフィンチャーの冒険ですな。
(関係ないけど、フィンチャーって坊主頭フェチ?)
(後略)

 9.11テロの前に撮られた、「この世界をいったいどう変えるつもりやねん」って話。とにかく当時観たときにはすっごいヤバイものを感じたのだけど、今となっては、へー、って感じかもしれづ。怖いのう。万が一未見のひとは観れ。


2003年6月12日(木)
 opera7日本語版の全角スペースが無視される不具合を直したバージョンが本日やっとリリースされた。少し遅かったヨ!ヽ(`Д´)ノ とりあえずダウンロードだけはしておく。▼とかなんとか言いつついぢくってるうちに、けっこーマトモそうなんでまたメインブラウザにしてみた。▼sleipnirは、わりと高頻度でバグって強制終了になることがある。更新チェックでタブいっぱい開いてるときにソレ食らうと、巡回先をどのサイトまで読んだかよくわかんなくなるから難儀していた。operaもたまに強制終了するけど、次に起動したときには強制終了直前に開いてたタブが保存されてて状況を復元してくれるからすぐにチェック作業の続きができる。まあ、表示がオカシクなるページは相変わらずよくあるけど。どちらのブラウザも一長一短あり。▼メトロイドプライムはラスボスで玉砕。半日ずっとやってたんで今日はこのぐらいで勘弁しておいて、次の休みぐらいで終わらせる予定。GBAのMOTHER1+2が出る前にはなんとか。


2003年6月13日(金)
 ジャスティス孫がまた無茶やらかそうとしてるらしい。Yahoo!BBの利用規定を変更して、会員に貸し出してるレンタルモデムの所有権をYahoo!BBから他の企業へ移転できる、ってことにするようだ。いや、それはそれでいいんだけど、所有権移転の際に買い手企業に会員の個人情報を併せて提供できるってのがミソ。
 Yahoo!BBに住所氏名とクレジットカード番号を落としたのは、ものすっごいミスだった。今回は気をつけておけば特に問題ない(Yahoo!BBから移転予定の報せがあったときにこっちが「拒否します」ってゆえば移転はされない)みたいだからまだいいけど、今後どんなムチャされるか分かったもんじゃないので他の接続業者への乗り換えを検討してみる。月額で500円高いぐらいだったら、はやいとこ乗り換えといたほうがいいような気もする。つーか、俺が払ってる使用料の小数点以下いくらかは孫正義のフトコロに落ちるわけだよな、と思ったら突然すげえ嫌になった。

 関根勤がペット番組に出てた。ライルって名のゴールデンレトリバーを連れてきてたけど、あれ、ダウンタウンDXでは腐鮪鯖男(くさりまぐろさばお)とゆう名で有名なわんこのような。ほんとの名はどっちなんじゃろ。
 ──と思ってケンサクしてみたら、サバオのほうは番組でうっかり口走ってついてしまった別名のようだった。そりゃそうだよな。

 テレビでやってた『小さな目撃者』、たいして面白くもなかったヨ。期待して観たひとがもしいたらゴメン。(´・ω・`)


2003年6月14日(土)
 本日、現在のわたくしが焼酎2.7リットルを消費するのにかかる日数は約20日と判明。正確には19日。漬け込む昆布とか唐辛子とか含めて計算すると、2.7リットルで約1500円。っつーことは月にだいたい2000円〜2500円ぐらいかかる。これとは別に発泡酒も飲んでて、じつはそっちのほうが金額的には大きい。休日は昼間にも飲むんで(←アル中)、焼酎+発泡酒の合計で、ちょっと多くみて月8000円。アル中って言ってもこの5年ぐらいでずいぶん酒量は減ってるからせいぜいこの程度で済んでる。▼このデータに基づいて、1か月にかかる最低限の費用を計算しなおしてみたら税込みで57946円だった。やっぱ生きてくのにはそれなりにお金かかるっちゅうことだね。(´・ω・`)


2003年6月15日(日)
 ついに『ブラックライト』ゲトー。これで手元にスワガー・サーガ完成。やっと読み始められるヨ! ウレチー!▼メトロイドプライムのラスボス、1時間半ぐらいかけて何度も何度も何度も挑戦してみたところどうもムリっぽくてあやうくディスク叩き割りかける。アイテム回収率は94%。少なくともエネルギータンクは全部取った状態だ。それでも途中でエネルギー切れになる。まあ、反射神経鈍くなってきたおっさんはこのゲームを買ってはいけない、っちゅーことだ。ヽ(`Д´)ノ

【今日買った本】
 スティーヴン・ハンター『ブラックライト』上・下(扶桑社)←古書価格2冊約300円。


2003年6月16日(月)
 フィリップ・K・ディック『高い城の男』読み終えたよ。面白かった。第二次大戦でドイツと日本が勝った世界の話。ストーリーに太い1本線が特にあるわけでもなく、いくつかの話が並行して淡々と進んで、最後にはすべての話がなんとなーくつながる。田上が例の銀の装身具をいじくってる最中にエライ目にあうシーンが悪夢とゆうかバッドトリップっぽくて印象に残った。▼日本人買いかぶりすぎなのはちょっとアレかも。▼ディックの長編なら今んところ『ヴァリス』がいちばん好きだ。クスリ系のひとは読んでおくと吉。あるあるあるある、って感じで面白いヨ。しかもディックって創作上の基本テクニックはすっごいちゃんとしたのを持ってるんで、普通に楽しく読めるし。きっちりデッサンできないひとがイキナリ抽象画描いたってダメだよね。

2003年6月17日:記


2003年6月17日(火)
 amazonでMOTHER1+2を予約したよ。amazonを利用するのは初めて。アソシエイトプログラム(サイトで紹介した商品をそのリンクから買ったひとがいたらバックマージンが入る仕組み)はわたくしのポリシー上アレかな、と思って参加するのヤメ。

 モスバーガー食いながら発泡酒かっくらってテンション上げてからメトロイドプライムのラスボスにまた挑戦。
 やっと倒せた。
 コツは、衝撃波を確実にジャンプで避けることと、メトロイドたちをアイスビーム→ミサイルで先に倒しちゃうこと。ヤツが最下層に達して最終形態になったときにこっちのエネルギーが半分(700)以上残ってればたぶんわたくしみたいなおっさんでもなんとかいけると思う。
 トータルで見ると、あんましお薦めはできないゲームだと思った。
 攻略サイトとか攻略本とか見ないとアイテム揃わないっぽいのがダメ。アイテム90%ぐらいは取らないとたぶんラスボスは倒しづらいと思う。っつーことは、何らかの外部知識を参考にしながらでないとクリアできないってことだ。
 御家庭用のコンピュータゲームって、フツーのひとがなにも見ないで最後まで楽しめるようになってないといかんと思うよ。

 攻殻機動隊の単行本未収録184ページぶんが『攻殻機動隊1.5』として単行本化されるとか。7月23日発売予定。アズマとか出てくる話だネ。雑誌連載時のやつは切り取ってとってあったんだけど、どっかいっちった。
 例によって心底どうでもいいe-mangaとかゆうろくでもないCDROMがついてくるおかげで価格2350円。士郎正宗の単行本を積極的に買うような人間がこんなもんを必要としてるとはとても思えんわけで、講談社としては、まああいつら多少高くても買うだろうからとりあえずぼったくっとこう、ってことなんじゃろな。(邪推)

【今日買った本】
 天竺浪人『澱』(コアマガジン)←新刊かと思ったら新装版だった。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
 雑誌「ぴあ」6月30日号(ぴあ株式会社)


2003年6月18日(水)
 通勤電車で『ダーティホワイトボーイズ』読み読み中。オモチロイよ。

2003年6月19日:記


2003年6月19日(木)
 何年ぶりかでパチンコやってみた。今まで羽根台しかやったことなかったんで、液晶モニタ上で数字がくるくる回るようなのはヤルの初めて。

 さっくりと1万1千円吸い込まれたヨ。(゚ε゚)

 わずか小一時間で財布が空っぽになった。しょうがないから銀行のATMで1万8千円おろしといた。残高2万円強。なかなか貯金できんなー。

 んで、思ったんだけど、パチンコってお金持ちの遊びですよ。
 お金持ちがすっごいお金突っ込んで脳内麻薬を買う遊び。合法。
 今回、1万円ちょっと突っ込んでみたわけだけど、もし9000円ぐらい突っ込んだところで大当たりで逆転してたら、たぶん麻薬出てたと思う。ディアブロ2でメフィランに時間突っ込んでるときと同じ感じがした。
 すごく意志が弱いんで、もう近づかないようにしとくです。お金持ちでもないしのう。


2003年6月20日(金)
 amazonからGBAのMOTHER1+2が届いたよ。
 コンピュータゲーム好きを自称してるくせに何故かこのゲームは未プレイで知識もほとんどゼロ。ゆっくり遊んでみる予定。メトロイドプライムも終わっちったし。

 あ。メトロイドプライムで思い出した。3日前に書いたように、GCのメトロイドプライムって確かにお薦めはできないんだけど、GBAのメトロイドフュージョンとGBA─GCの接続ケーブル持っててなおかつゲーム(フュージョンのほう)クリアしてると、ファミコンディスクシステム版のメトロイドが遊べるようになるんで、それのために買うのはヨイかも。ファミコン版のメトロイド、サワリだけちょっと遊んだだけだけど、今遊んでもけっこー面白かった。

 攻殻機動隊1.5に収録予定の話のうち、雑誌連載時に切り取っておいたヤツがいっこ出てきたから少し眺めてみた。


士郎正宗「FAT CAT」(攻殻機動隊)より

 以前読んだとき、この台詞の強調点部分に何か引っ掛かりを感じてはいたのだけど、イミがよく分からづ。今日、平山夢明の日記のこの日付の記述を目にしてやっと理解できた。ひとつ賢くなった。
 士郎正宗ってセツメー抜きでこおゆう知識突っ込んでくるから面白いよね。


2003年6月21日(土)
 通勤電車で読み読み中の『ダーティホワイトボーイズ』が面白くて。『極大射程』より好きかも。暴力のカタマリみたいな囚人が刑務所から脱獄して暴れる話。そのろくでもない極悪人がしあわせ光線について語る場面は不意打ちだ。電車の中で泣きそうになった。▼MOTHER、いい感じだネ!(・∀・) 今、レベル10ぐらい。いくらおカネ貯まってるかはパパに電話かけるまでわかんない、ってアイデアが面白い。


2003年6月22日(日)
 筑波大で、覚醒剤を無届けのまま研究者間でやりとりしてたことが分かって、覚醒剤取締法違反の疑いで捜査がおこなわれてるとか。「神経を研究するための動物実験に使われた」らしい。(ネタ元:無風地帯2003年6月22日付の記述)

 で、以下、ちょっと知ってる話。

 ソイツは大学で実験心理学のゼミにいて、そのゼミでは、実験用ラットに覚醒剤を投与すると精神分裂病のモデルになる、って仮説についての実験をやってたらしいです。
 その覚醒剤をどうやって管理してたかとゆうと、ゼミ室内のフツーの冷蔵庫の冷凍室に入れてたそうです。鍵がかかってるわけでもありません。量もチェックされてません。

 当然ソイツはソレを1回試してみたことがあって、確かにそのときはえらい気持ちよかったのですが、次の日震えが止まらなくてたいへんだったようです。中島らもが言ってるように、すっごく下品なドラッグだとゆう感じがしたそうです。

 それ以来、覚醒剤は1回もやったことがないよ。(`・ω・´)

 ──じゃなくて、それ以来1回もやったことがないそうです。(伝聞)


2003年6月23日(月)
 昨晩、映画の『チャーリーズ・エンジェル』がTVでやってたから観たよ。
 イカスおねえさん3人組が活躍するアクションコメディ。ものすっごいかっちょいいアホアホ映画。まさかこんな感じだとは思ってなかったんでびっくらこいた。サブカル系オサレさんが喜ぶようなろくでもない映画だと思ってたヨ。
 笑いのツボがこっちの好みにずっぽしはまってえらい可笑しかった。主役のおねえさん3人組みの厭味のない馬鹿っぷりも素晴らしい。もうすぐ公開の続編を観に行ってもいいかもしんねえな、ぐらいに気に入った。監督同じみたいだし。
 とにかく、かっちょよかった。コイツらの計画をくじかねば人類は滅亡だ! とかそおゆう話にはなってないのも良かった。
 それにしてもMTV系の監督って総じてスローモーション使うのうめえなあ。(評価:80点

【今日買った本】
 井上雄彦『バガボンド』17巻(講談社)
 布浦翼『柴王』4巻(講談社)
 木尾士目『げんしけん』2巻(講談社)←ビニールはがすついでにペラペラとめくってみた。この作品のキモは、現実にはコーサカくんみたいなのはいるはずがないし春日部さんみたいなのもいるわきゃないってところ。
 山下和美『天才柳沢教授の生活』20巻(講談社)


2003年6月24日(火)
 水道橋博士の悪童日記、甲本ヒロト来宅編(6月13日付)が面白かった。文中では「ヒキ」と表現されてたけど、やっぱオカシイひとの周りでは何故かシンクロニシティの発生頻度が上昇するのだ。間違いない。理由はわからん。量子脳理論が示唆している仮説が何か関係しているんじゃなかろうかというところまでは感覚的にわかる。泡沫理論だけど。▼さらに翌日14日付の日記では江頭2:50が来宅していた(記述はひとことだけだけど)。当サイトでは、6月5日にうたばんに出演したエガちゃんのことを「甲本ヒロトみたいなワールドを出してた」と形容していた。これもまたシンクロニシティ。


2003年6月25日(水)
 1回休み。▼確か朝みた夢。1999年の夜、近所の公園のそばで「人類滅亡するっつーけどなんにも起きねーなー」って思いながら空を見上げていた。そしたら空から真っ赤に燃えたでっかい隕石がずんずん落ちてきた。数キロ四方内の見える範囲で5〜6コぐらい。すぐそばに落ちそうな軌道のが見えたので慌てて走って逃げた。隕石の中からは枕ぐらいの大きさの蟹みたいなのんがうじゃうじゃ出てきた。でっかい眼がひとつついている。地球を侵略しにきたらしい。殻をはがすと気色悪いミミズみたいな組織がうねうね出てきて、すごく臭かった。侵略が始まり、どうも地球人は劣勢くさい。だめだなこりゃ、と思った。それからしばらく経ったある日、すんごくかわゆいおねえさんと知り合った。おねえさんはその蟹みたいな侵略者の貴族階級が変身した姿だった。そのおねえさんと結婚すれば侵略やめるよ、って話になってるらしく、そりゃちょうどいいから異星人の星の4丁目までちょっくらお婿にゆくことにした。

2003年6月26日:記


2003年6月26日(木)
 不死の人間が存在すると仮定する。
 と云っても、カミサマみたいなのんじゃなくて、突然変異か何かで単に老化では死なないだけの人間。成長は20〜30歳程度で止まるとする。
 フツーに病気に罹るし、事故にも遇う。クルマに轢かれたりしたらフツーに死ぬ。
 もしそおゆう人間がいるとしたら、確率的に何歳ぐらいまで生きるんだろうか。千歳ぐらいまでは大丈夫だろうか。

 ひとつ言えるのは、そのひとたちが死ぬときには常に不慮の死になるってことだ。そろそろ死ぬ歳だよな、って覚悟や準備はできない。それってひどく不幸せなことのような気もする。

 高架下の段ボールハウスで生活してるひとたちの中にじつは江戸時代ぐらいに生まれたひとがいたら面白いかもしれん、とか思った。

【今日買った本】
 大槻ケンヂ『オーケンの散歩マン旅マン』(新潮文庫)


2003年6月27日(金)
 メシ食ってからサイト巡回しつつほげーっとTVつけてた。なんかよくわからんがタモさんの生番組のミュージックステーションがエライことになってるみたいだった。空気が変。どーしたんじゃろ、とそのまま観てたら、どうも出演予定のt.A.T.u.が控室から出てこないらしい。おお、やるのう。曲順を変更したりしてギリギリまで待ってたみたいだけど、けっきょく最後まで出てこなかった。▼やっぱ生放送ってこおゆうのが面白いんだよな、と思った。いつだったかだいぶ前、警視庁24時みたいな感じのみのもんたの生特番の中、中継先でサンタクロースの扮装した若いの数人が横一列になって一斉にカメラに向けて生ケツ出した時にはTVの前で喝采したもんじゃよ。みのは怒ってたがな。


2003年6月28日(土)
 タトゥーは生放送で生チチ丸出しにするつもりだったけど、ソレだけはぜったいにやっちゃダメってテレ朝スタッフに言われて怒って帰ったとの噂あり。(゚д゚)▼ちょっと知恵がついてるオトナなら、ハイハイ、わかりましたヨ、って笑顔で答えながら本番でおもいっきしおっぱい放り出すところじゃろ。まだまだ若いのう。▼そおゆうわけでもしこの噂が本当だとしたらわたくし的にはタトゥーは無罪。つまんない国でごめんな!▼こないだトイザラスに注文してたミクロマン2003のミクロフォース4体セットが届いた。かっちょいいね。こんなにヒョロっとしてるのに、いい塩梅に重心を持ってゆくとちゃんと2本足で立つのがすごい。カタナとかテッポとかのパーツはかえって邪魔くさいかも。▼それにしても1体千円弱でこれなら安いよな、と思った。


こんな感じ。


2003年6月29日(日)
 夕御飯後にほげーっとTVつけてたら日テレでタトゥーが緊急生出演してたから観た。Mステの出演すっぽかしたのはどうもタトゥーのプロデューサーが最初からそろばんづくでやったことらしい。コイツがこれまたえらいうさんくさいヤツで、プロデューサーって肩書でシゴトしてるひとってだいたいこんなもんだよな、と思った。

 その後、「アニメ伝説の名場面マル秘ベスト10」みたいな番組を目にした。まあどうでもいいがの。
 今までに観た連続TVアニメシリーズの中からベストをひとつだけ挙げろと言われれば、出崎統の『宝島』と即答できる。これは迷い無し。
 ただ、名場面をひとつ選べってゆうとやっぱファーストガンダム最終回のアレかなあ。ア・バオア・クーで首吹っ飛んだガンダムが真上にビームライフル撃つ場面。主人公が乗ってるロボットが首無くなってて、逆に相手は首だけになってるんですよ。んで、その後、事前に行動を入力されたガンダムが、首がないのに迷いなく上空に向けてビームを放つんですよ。こりゃイカレてるよな、と思ったのはだいぶオトナになってからの話。

 フジの27時間テレビで鶴瓶がついにちんこ出したらしい。ちくしょう、観そびれた! やっぱ生放送はこうでないとな!


2003年6月30日(月)
 スティーヴン・ハンター『ダーティホワイトボーイズ』を読んだよ。
 面白かったー。
 ガンファイトの異様なリアリティに唸った。意外に弾が当たらないところとか。人間は撃たれても簡単には死なないところとか。ハリウッド映画と違ってスマートじゃないのがリアルだった。
 前作に引き続き相変わらず南部臭いとゆうかアメリカンマッチョイズム丸出しとゆうか、そおゆうニオイは気になったけど。特に、善のがわの主人公と不倫してる女の人の描きかたなんかはちょっとヤだな、と思った。


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