2001年9月1日(土)
 インターネットエクスプローラーのバージョン5.5を入れたとたんにシステムがオカシクなる。どうやらノートンとの相性が悪いらしいとの噂。然るべき復元ポイントまで巻き戻す。
 やっと以前とほとんど変わらない環境に整えることができた。クリックのし過ぎで右手が震える。まだADSLが開通していなので、あまりにもでかいサイズのアップデートは後日おこなうことにした。

 わたくし愛用のハンドスプリング社Visor Deluxeがいつのまにか9800円に価格が下がっている。こりゃ安い。これならオモチャを買うつもりで購入してみても良いのではなかろうか。OSは古いしモノクロだが、使えないこともなし。とりあえずこれを買ってみて気に入ったら最新のPalmをどれか選んで買えばいい。

 まともなデジカメが猛烈に欲しくなってきた。
 特に気になるのが、動画を音声とともに録画する機能だ。SONYで言うとメモリースティックなんかに録画しちゃったりするやつ。現状では録画時間は短いしクオリティもたぶんたいしたことはないのだろうが、このコンセプトに沿って技術が洗練されてゆくと、10年後にはどうなるのだろう、と思う。テープというメディアは消滅するかもしれない。各テープメーカーは今のうちから戦略を立てておいたほうがよいのではなかろうか。

 昨晩と本日2夜連続放送の『タイタニック』を最後の15分ぐらいだけ観る。そうか、キャメロンが本気になるとこんな感じになるのか。画面の隅々まで神経がゆき届いている。ずっとこれを撮りたかったんだね。
 細野晴臣の祖父はタイタニックの生存者だそうな。唯一の日本人乗客だったとのこと。


2001年9月2日(日)
 ベッキー、かわゆい。こおゆうキャラクターって今まで無かったような。Excellent!

 お笑いのおねえさんは忘れたころにすごいひとが出てくる。すぐにいなくなるが。
 10年ぐらい前のフジの二十何時間テレビだかなんだかで中継先にモノスゴイかぶりものをしてハイテンションで現れ「うわー、おいしそうなラーメンですね。でもわたくしはラーメンよりもザーメンのほうが大好きでーす」と言い放ち、スタジオのビートたけしに「こりゃ飛び道具だろう」と言わしめたあの女性アナウンサー、何て名前だったっけ。新人だった頃の大坪千夏だっけ? ケンサクして調べようと思ったがどうにも調べようがなし
 あと、同じく10年ぐらい前に『ダンジョンV』に出てた下北沢6000(ケンサクしてみたところ、ほんとは山口桂という芸名だとの説も有り)とか。吉田ぶきみとか。今は何やってるんだろう。

 先日買ったエロ本についていた動画をムービーメーカーを使っていじってみる。
 いい感じのところだけ切り抜いてひとつの動画ファイルにまとめれば、便利なのではなかろうか、と。数時間かけ、1クリップ数秒のものを黙々と積み重ね、30分ぐらいにしてみた。作業後、ムービーとして保存。画質のオプションを試しにいちばん高い品質のものにしてみたところ、百何十メガバイトのファイルが出来上がった。
 しかし使えないね、こりゃ。
 どうにも画質が悪過ぎる。たしかにちょっとした動画をサイトで公開、とかメールで送信、とかいうときにはかなり便利だろう。ただし、気に入った動画やじぶんが撮った大事な動画を編集して保存しておく、というのには向かない。
 もーちょっとまともな品質(形式)で保存できるようなオプションってないんだろうか。現状のコンピュータというもののスペックではまだムリなのかな? それともそういう高機能のアプリケーションをOSにつけちゃうとマズイ部分があるのか。


2001年9月3日(月)
 雨。すっかり涼しくなった。
 銀行で税金関係の入金。残高が少しづつ削られてゆく。それでも、デジカメ買っちゃおうと思うぐらいだからまだ危機感は無し。

 牧野修『呪禁官』、御近所の本屋さんでは入手できづ。この作家の単独単行本は後日文庫化されたものを除いて全て初版でコンプリートするつもりなのでやや焦る。

 呻吟しながらホームページビルダーをいじくっていたところ、スタイルシートの使い方を勘違いしていたことに気づく。そうか、外部スタイルシートにリンクする設定にしておけばいいのか。本日までものすごくテキトーにやっていたのが恥ずかしくなる。今まで、ページのソース見たひとに、あほかこいつとか思われていたかもしれない。嗚呼。これはホラー感覚だ。

 株価下がりっぱなし。大丈夫か、日本。そして大丈夫か、俺。
 お金持ちはじぶんたちは安心だと思っているのだろうが、経済上の都合で道徳の枷を外してしまうひとが増えれば犯罪も増えて、カネ持っていようがなんだろうが被害者になる可能性も上昇するだろう。今後、失業率10パーセントで立派な犯罪大国、という展開もありうるかもしれづ。しょうがねえから犯罪業界に就業しよう、なんて人間が増えたらどうするのだ。

 犯罪で思い出したが、というものの定義について、昔、面白い見解を目にした。富士見のドラゴンランスシリーズのどれかの訳者あとがきだったと思う。
 曰く、悪という概念の基幹には他者への強制というものがあるのではなかろうか、と、だいたいそんな話。例えば殺人は死の強制だ。全てが説明できるわけではないが面白い見解だと思った。

 殺人で思い出したが、ふざけた若造が大人を困らせようとして「どうして人を殺してはいけないんですか」という質問をしたとき、質問されたがわはどう回答したら良いか、という話がある。
 河合隼雄「たましいが傷つくから」という非常に微妙な回答もまた味わい深いのだが、わたしならこう答える。
「たいていのひとはじぶんは殺されたくないと思っている。人が人を殺してもいい、というルールの社会では、じぶんが殺される可能性も高くなる。だから、平常時に人は人を殺してはいけない、というルールにとりあえずなっている」
 これはすっきりとした回答だと思う。

 ずいぶん昔、ビデオ映画に『タフ』というシリーズがあった。職業殺人者の世界をスタイリッシュに描いた傑作で、たぶん御近所のレンタルビデオ屋でこの作品をいちばん多くの回数借りているのはわたしだろう。監督は『KAMIKAZE TAXI』原田眞人。主演は木村一八
 この作品のキャッチコピーは、確か、こうだ。
  殺されるより、殺すほうがいい
   殺すより、
    殺すか殺されるかのほうがいい

 フィクション上でのこういうキチガイじみた世界には魅力を感じるが、現実の世界でこれは困る。だって俺、殺されたくないもん。

 後半、連想ゲームみたいになってしまいました。故障気味。


2001年9月4日(火)
 大須までデジカメを買いにゆくが、あんまりぱっとしないのでヤメ。もうちょっと様子をみよう。

 パーンの竜騎士シリーズの新刊が出ているのを目にして驚く。しかしこれまでのハナシをすっかり忘れており、もういちど読み直すのはツライので購入は中止する。嗚呼。

 お店で出てくるチャーハンのあの味は御家庭で再現できないものなのだろうか、という長年の疑問を解決しようと、昨晩かなりの時間をかけてケンサクにケンサクを重ねる。得られた膨大な情報を吟味した結果、あるひとつの市販調味料がアヤシイのではなかろうかという結論に辿り着いた。すかさず本日購入。ちょいとなめてみたところ、もしかるすといけるかもしれないとの予感有り。今日はもうおなかいっぱいなので、実験は明日だ。

【今日買った本】
 士郎正宗『アップルシード』1〜4巻(メディアファクトリー)←文庫版。この漫画、フツーの文庫にすると1冊がこんなに薄くなるのか……。各巻、新たなあとがき有り。
 牧野修『呪禁官』(祥伝社ノン・ノベル)←あっ。坊主頭だ。「じゅごんかん」と読むのかと思いきや「じゅきんかん」と読むらしい。
 水木しげる『ボクの一生はゲゲゲの楽園だ』4巻(講談社)


2001年9月5日(水)
 成らず。
 いや、チャーハンの話ですが。これでダメということはあの味は調味料によるものではないのか。ラードを直接火で焙るような鍋の煽り方を大火力のコンロでしないとダメなのか。さすがに業務用コンロを導入するわけにもいかず。

 ちょっとへこんだので、ここはひとつチャーハンの嫌話を。

 わたくしの同僚Kは高校生のときに小さな中華料理屋でバイトしていました。勤めはじめの頃、客が残した白いご飯を残飯入れに捨てようとしたところ、
「あー、それ捨てちゃダメ」
 と大将に怒られたそうな。
「?」
「そういうのはチャーハンごはんにするから捨てずにとっといてね」
 そういうわけでそのお店では客が食い残したごはんをチャーハンごはんと称してチャーハン用にとっておき、しっかりリサイクルしていたそうな。雪印もびっくりの零細企業の知恵。


2001年9月6日(木)
 ディアブロ2でキャラクター間のアイテム移動を試みる。地面に完璧なエメラルド2コを落として抜けた直後にレルムダウン。かなりへこんだ。こういうかたちでのアイテム移動はリスク覚悟とはいえ、食らったのは初めてだ。洒落にならんようなアイテムではなかっただけよしとする。

 先日深夜放送のエド・ウッドの作品を観ようかとも思うがかなりの苦行になると予想されるので撮っておいたビデオテープに手がのびず。明後日もう1本放送される予定だからどうせならそれと一緒に観よう。

 秋が近くなり「まつたけ」でのケンサクによるアクセス増加中。それに紛れてセルジオ・オリバでのケンサクも数件有り。おそるべしアンチェイン。そしておそるべし板垣。(シコルスキー、ちんこ丸出しで闘わせる気か?)漫画『バキ』読んでいないひとにはわけのわからん話で申し訳なし。

【今日買った本】
 七月鏡一(:原作)+藤原芳秀(:作画)『闇のイージス』3巻(小学館)
 東和広『ユキポンのお仕事』4巻(講談社)←犬彦。


2001年9月7日(金)
 雨。

 昼から夕方までずっとディアブロ2。昨晩レルムダウンしまくっていたAsiaにむかっ腹が立ち、US−Westに進出してみる。前回のようにからまれることも今回はなく、紳士淑女な方々とパーティを組んで順調にレベルアップする。
 今回からスキルの振り方を少し変えてみることにした。
 キャラクターのレベルを50ぐらいまで上げるとして、よく考えてみれば、それはその時点で振り分けることのできるスキルポイントもすなわちだいたい50(クエスト報酬除く)である、という単純な事実に今更ながら気づく。そうするとブースト無しでの最大値20まで上げることができるスキルはせいぜい2ツということか。その2ツ以外のスキルにはとにかく必要最低限の1ポイントしか振らず、残りは我慢してとっておくことにする。

 今使っているキカイのサポートページを覗いてみると、どうも新しいバージョンのBIOSが出ているようなのでドキドキしながらアップデートする。失敗するとマザーボードが壊れるかもしれません、とか言われるとそもそもBIOSってナニって知識レベルの人間はやはり怖いものを感じてしまう。
 無事に成功したようなので良し。


2001年9月8日(土)
 えなりかずきはなぜこれほど癇にさわるのかという点について考察を試みるがコイツについては考えるのも嫌だと分かって思考中止。

 エド・ウッド監督作『怪物の花嫁』をとりあえず観てみる。1955年の作品。予想どおりの荒行で瞼が鉛になる。滝にうたれるつもりで次は『プラン9・フロム・アウタースペース』に挑戦予定。

 荒行のおかげで、直後に観た再放送の幻想ミッドナイトものすごい傑作に思えた。森―小泉効果。これは不動産屋が物件を見せるときの常套手段だが、正式には何て命名されてるのだろう?
 あ。幻想ミッドナイトは冷静な状態で観ても面白いので念のため。


2001年9月9日(日)
 面白いなあ、パ・リーグ
 NHKのスポーツニュースでのギャグはなぜこれほどさぶいのかという点について考察を試みるが、そういえば紅白歌合戦もほとんど氷点下であるということにすぐに気づき、あっさり疑問解決。つまり、平均的な日本人が喜ぶユーモアははだいたいこんなもんだろう、という仮説にしたがって番組づくりをしている、と。
 いいんです。NHK、好きだから。『しゃべり場』だけはいかがなものかとは思うが。

 昨晩深夜放送の『プラン9・フロム・アウタースペース』を今朝ビデオで観ながら力尽きる。限界です。勘弁してください。
 ただ、2週連続エド・ウッドというムチャにはここで敬意を表させていただきます。

 手錠をかけられた女子中学生が高速道路でクルマから放り出されて後続車両に轢かれて死亡した先日の事件、容疑者が逮捕された模様。容疑者は中学校の教師。
 容疑者は、クルマに乗せて手錠をかけたら被害者が飛び降りた、と供述しているようだ。その主張を曲げなければ、殺人罪の適用は微妙なところになるのではなかろうか。
 容疑者が中学校の教師ということで予想通りさいきんの教師は信用できませんねというわかりやすい論調がマスコミを支配しているが、ここはひとつなぜ教師がそうなるのかについてちょっと考えたほうがいい。
 レクター博士もレクチャーしているが、渇望日常で目に入るものから発生する。すると小・中・高校の教師は、そうでない人間よりもこういう問題のある渇望にとり憑かれる危険性がはるかに高い、と言えるんじゃないだろうか。人間の動物的な部分を無視して教師にひたすら鉄の精神力を要求するよりも、そういう問題のある状態になってしまったときにどうやって立て直すか、というガイドラインを作成するほうがやたらと指弾するよりずっと合理的だ。
 先日買ったウチの冷蔵庫には3分間開けっ放しにするとアラームが鳴る機能がついている。人間は、いくら注意していてもたまには冷蔵庫の扉を開けっ放しにしてしまうものだ。こういう人間のがわの問題を排除するには、そうならないような仕組みを導入するより他ない。こういう問題を解決するのにあまり役に立たない精神論だけはちょっといただけない。

 あとは、全然知らないひとを全面的に信頼してはいけない、とか、高速道路で飛び降りると死ぬ可能性が高い、とかそういうレベルの教育も子どもにしておくべきなんですかね。


2001年9月10日(月)
 故障中につき、鬱、進行中。

 くしゃみと鼻水があまりにもひどく、ここのところ鼻炎の市販薬を飲み続けている。使っているのはコンタック鼻炎薬。びっくりするぐらい効くし、わたくしの場合副作用として煙草が妙においしくなるようなので、長いこと愛用している。
 いつもならこれを飲んだ上での飲酒もへっちゃらなのだが、現状、どうも本格的に身体の具合が悪いらしく、口に含んだビールを飲み込もうとしただけでこみ上げるものがある。どうやらほんとうに危険なときには身体が拒否してくれるらしい。
 これを突き詰めてゆくと渋川先生言うところの真の護身に辿り着くのだろうか、とムリヤリオチをつけてみる。また刃牙ネタですんません。

 あまりのナマモノ、というかうたかた度の高い情報については【新企画】と称して上の方に別枠で書くことにしている。リンク先が新聞社関係のニュースページだったりする場合、そのページがいつ消えるかわからないし、そういうものを本文中に残しておくと例えば30年ぐらい経ってじぶんでここを読み直したときに混乱する、と思ったからだ。
 でも長い目でみればこの世のものって全てうたかただよね、とか考え出したらまた状態が悪くなってきたのでこのあたりで中止。

 台風接近のさなか、映画『台風クラブ』相米慎二監督が死去。9日午後4時過ぎ。53歳。合掌。


2001年9月11日(火)
 本日、どんなにおなかがすいていてもベントマンのチキン南蛮セットのり弁を一度に食べるのはムリ、ということを学習。ほかほか弁当系は1ツ食べて腹八分目が健康にもよろしいようで。

 テンション低下中につきしょぼい日記ですまんです。いましばらくお待ちください。

【今日買った本】
『新映画宝庫Vol.3 スプラッターカーニバル〜悪夢映画流血編〜』(大洋図書)←なんかバッタもんくさいような気もしながら買ってみたところ、意外にいい感じ。巻末のスプラッター映画年代別全リストが便利そう。
 雑誌「ぴあ」9月25日号(ぴあ株式会社)


2001年9月12日(水)
 米国で人類史上最悪の同時多発テロ。死者は総計で数千名になるらしい。
 それにしても2機目の突撃映像はなんという不気味なものであることか。世界の終焉を予感させるような、動かしようのない薄気味の悪さが伝わってくる。
 民間機をハイジャックしたのちに対象建造物に突撃する自爆テロというだけでも信じがたい手段だが、そんなものを複数件おこなうというこの規模にどうしようもなくぞっとするものを感じる。もし米国政府がこれを戦争と認識する方向でカウンターしたらどういうことになるのだろう。その後、カウンターされたがわが生物化学兵器使用、という展開が怖い。

 事件が始まってからずっとテレビをザッピングしている。読売テレビ系の報道がいちばん出来がいい。福田官房長官記者会見の生中継が退屈とみるや即座に切ってしまうある種いさぎよさを買う。確か少年バスジャック事件のときにも読売は強かったような印象がある。フジはこういうときには弱いらしい。最初に映像を流したのはNHKだが、その後ニュース10の堀尾とかいうメインキャスターの技量不足ばかり目について見ていてイライラした。

 一報を聞いてエルサレムで大喜びするパレスチナ人たちの映像がキツい。この映像はいろんな意味で後日利用されるだろう。

 トータルでみて現状の世界はおしなべて平和と言える状況だと思っていたが、それがどれだけ危ういバランスの上に乗っていたのかと思うと、寒くなった。やるやつは、やる。


2001年9月13日(木)
 昨日の夜、米国のブッシュ大統領がこの事件はテロを超えて戦争行為であると明言。
 今後予定されている米国の報復行動はいまだかつて見たことのないようなものになるような気がする。今までにないタイプの戦争なのだから、米国も今までと同じ戦法を使うつもりはないのではなかろうか。慎重に犯人を特定して云々の言葉で報復までに時間がかかることを暗に匂わせているのも、かなり精密かつ奇想天外な作戦をじっくりと立案するつもりであるということのあらわれかもしれない。
 まあ、単なる憶測ですが。英国やイスラエルと違って米国は繊細な作戦行動は苦手なんじゃなかろうかとも思うし。

 先日買った『新映画宝庫Vol.3 スプラッターカーニバル〜悪夢映画流血編〜』を読んでみた。ちょっと見は先日少し書いたようにいい感じに思えたのだけれどもよく読んでみるとそれなりにダメ
 クローネンバーグ師匠の『スキャナーズ』の項では「サイキックホラーの皮をかぶった薬害警鐘映画」とか形容してみたり。んなわきゃあない。あまつさえ「社会派ホラーの巨匠」ってのはいかがなものかそもそもこの映画、スプラッタじゃあないだろう、という点は大目にみるとしてもこれはいただけない。
 他の作品の項も、どうも全体にノリが浮かれ過ぎで、あまり勉強にはならづ。残念。

【今日買った本】
 宇河弘樹『朝霧の巫女』2巻(少年画報社)←カバーを外すとおまけ4コマ有り。ウガワさんが世界のかくされた神秘に触れた者のおののきで「まさか上野クリニックの鼻まで上げたとっくりセーターが皮かむりを暗喩しているものだったとは……!」と述懐。
 夢枕獏(:原作)+板垣恵介(:漫画)『餓狼伝』10巻(講談社)
 雑誌「テレパル」9月15日号(小学館)


2001年9月14日(金)
 ここまで来たら真実がどうであれ米国は証拠を捏造してでもオサマ・ビン・ラディンが首謀者ということにするだろう。無論、捏造するまでもないとは思うが。結果、彼の関係組織周辺が報復の対象になるとして、現時点でのイスラム原理主義がわの最善手は何だろう、とか思う。
 ラディンが自らの意志で米国がわに拘束される、というのはどうか。最終的には殺されるにしても、そのときまでわたしは関係ないの一点張りならば全体でみていろいろなイミでのダメージがかなり軽減されるように思う。拘束前にわたしが自白したらそれは米国に洗脳されたか偽情報かだと思ってほしいぐらいのことは公言しておかないとまずいが。
 ありそうにないことではあるが、万が一こういう展開になったときの対応も米国は考えておいたほうが良いのではなかろうか。

 それにしても「キミがヤるならボクもヤる。だからヤらないでね」っていうカタチの間合いの取りかたが通用しない相手っていうのはものすごくやりにくそうだ。死にたくないといういわば人間の持つ本能を、想像力で押さえ込むことに成功した集団がそれに加えて米国的とも言える合理的作戦を導入したときのこの威力。もし次の攻撃があるなら、コストパフォーマンスの高い生物化学兵器使用とみるのが妥当か。

 なんかこんな話ばっかし。そろそろやめよう。


2001年9月15日(土)
 昨日ゲームキューブが発売されているがとりあえず見送ってみる。残念ながら同時発売のソフトにさほど魅力なし。あんまりピンと来るものがない。
 64版のウェーブレースが好きだったからGC版も期待してたのになあ。このソフト、テレビのCMで動いているところを見たらいかがなものかと思った、というのは先日書いた通り。
 今後の発売予定で期待度が高いのはピクミンか。これが発しているある種の狂気にモノスゴイ引力を感じる。出たら本体購入を検討しようっと。まあメトロイドとゼルダ待ちだからいつか買うってことだけは間違いないのだが。

 とかなんとか言いつつ大須なんかに行ったら衝動買いしちゃったりして。


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