2008年2月の毒まつたけ


02/07(木)【うんこたれ】
02/12(火)【666】
02/21(木)【トラしゃん】
02/23()【ジャワカレー】


2008年2月7日(木)
 さいきんちょいちょい耳にする木村カエラの「Jasper」がえらい名曲だと思う。元気でる。洗い物とかしてるとき、気がついたら口ずさんでたりする。石野卓球、すげえ。
 卓球と言えば、深夜アニメの『墓場鬼太郎』のOPがものすごい良いす。俺が今まで目にしてきたTVアニメーションのOPのなかで間違いなくベスト3に入っとります。これも、洗い物とかしてるとき、気がついたら口ずさんでたりする。
 両方とも今んとこYouTubeなんかで観ることができます。ヒマなかたはドゾ。

 今使ってる携帯電話が、数分通話しただけでバッテリ残量がほとんどなくなる状態になった。とりあえず昨日携帯屋さん行った。
 新たにバッテリ買うより新しい携帯買ったほうがよいみたいなもんで断腸の思いでそうしといた。もう4年以上使ってて特に不満もなかったのに残念。
 俺どうせケータイでWebなんて見ないから。ずっとソフトバンクのホワイトプランですよ。ホワイトプランに変えてから月々の使用料1500円超えたことなんていっかいもないすよ。

 今発売中のヤングサンデーに、何やってもうまくいかんときは酒飲んで寝とけ、てゆうようなことが書いてあった。別々の漫画2本が同時にそうゆってた((゚д゚)シンクロニシチー)ので、Tipsの一種として受け止めてみる。

 一昨日の2月5日は誕生日だったんすけど、その日の朝、ベランダで屁をしたときにうんこもらしてしまいしまた。こいつあ縁起がいいYA! ヽ(`Д´)ノ

【Amazon購入本(2008年2月1日)】
 奥瀬サキ目黒三吉『低俗霊DAYDREAM』10巻(角川書店)←完結。
 石塚真一『岳』6巻(小学館)←すばらしい。100%の自信をもってどんな人間にもお薦めできる漫画。漫画ばっか読んでる俺みたいなひとにもそうでないひとにもお薦め。
 鬼頭莫宏『ぼくらの』8巻(小学館)


2008年2月12日(火)
 数日前、ディックのヴァリスを再読してるとき、藤子・F・不二雄はF・F・F、すなわち666だということに気がついた。なお、彼が改名したのは1988年か1989年ごろ(ちょっと調べただけでは正確な時期はわからなかった)のことだ。そのときすでにサンリオ版のヴァリスは出版されていた。藤子がそれを読んでいた可能性はある。

 スーパーで買い物中に突如ギョーザ欲が盛り上がったのでちょと物色してみた。
 あほみたいに安くて驚いた。冷凍じゃなくてチルドのやつ(賞味期限2/15)だけど。そら何かあってもおかしくないわ。15個入りでタレもついてて77円。特売品とはいえむちゃくちゃだ。
 常識的に考えて、そのぶん搾取されてるひとらが絶対にいる。それはたぶん余所の国のひとだと思う。
 俺らの生活はどこかの貧しい誰かたちからの搾取によって成り立ってる。
 まあ、買っちゃったけど。びんぼうはプライドを保つのを難しくする。いかんですね。

【Amazon購入本】
 スティーヴン・グールド『ジャンパー グリフィンの物語』(ハヤカワ文庫SF)←傑作・ジャンパーの姉妹編キター! 訳者あとがきだけちょと読んでみた。どうもジャンパーは本国で続編が出てるらしい。早く翻訳してくで。グールドだいすき。ワイルドサイドの版元切れは納得ゆかん。
 江頭2:50『江頭2:50のエィガ批評宣言』(扶桑社)←評判いいので。
 七月鏡一藤原芳秀『暁のイージス』1巻(小学館)←実質、闇のイージス27巻。こういうまぎらわしいことはせんほうがいいと思う。そのぐらい巻数進んでも買う奴は買うし、新しい作品の第1巻だと思って買ったひとは騙されたことになる。人を騙すのはイクナイ。


2008年2月21日(木)
 書こうか書くまいか迷ってたけど、書いとく。

 トラしゃんが、居なくなった。
 俺とすごく仲良しだったそとねこだ。
 ここ10日以上姿を見せていない。
 たぶん、死んでしまってる。

 彼が姿をあらわさなくなってから何日後かに、夢をみた。
 俺が外で洗濯をしてると、トラしゃんがやってきた。うはー、だいじょぶだったの! てよしよしいいこいいこしたら、身体が異様に熱いことに気がついた。毛の下の肉体が、溶鉱炉の中のように真っ赤に燃えている。「おいおいおいおい!」とか言ってあわあわしながら水をかけた。
 それでも赤く燃えてるのはどうにもならんかった。トラしゃんはフツーに平気な顔をしてる。
 たぶんそこらへんの日あたりで燃やされたんだと思う。

 そとねこは、人なつっこい子から先に死んでく。
 これからは、そとの子とは極力関わり合いにならないようにしようと思う。俺は、病的に神経がもろいので。致命傷になりかねない。

 


2008年2月23日(土)
 カレーつくってお昼に食べた。今回は、いつもの北インド式のんじゃあなくてジャワカレー。じゃがいもはめんどくさいからはぶいた。
 まずくはない。けど辛口でもやっぱ甘いわ。砂糖の味がする。
 どうも和風カレーはよっぽどよくできてないと俺の口には合わんみたいだ。コストも高いし。
 あと、ビタクラフトの鍋でフタして煮たからか、分量通りにやっても水っぽくなった。後でもっと煮込んでちょうどよくしたけど。圧力鍋とかでつくるときもたぶん水加減少なめにしといたほうがいいんだろね。
 ちょとゆだんすると底のほうが焦げそうになるのもヤーネ。

 ニール・アッシャー『超人類カウル』読んだよ。
 女のコと殺人機械の工作員とが遠未来に端を発する時間戦争に巻き込まれる話。
 なんとなしのフィーリングで読者を煙にまくところがいかにもイギリスSFぽかった。たとえばイーガンなんかだと作者がアイデアや理論を完全に理解した上で書いてる感じするけど、さいきんのイギリスSFてのはどうも感覚重視で書いてる感じがする。たぶん作者自身もじぶんの理論を把握してない。まあ、欠点というわけではないけど。

ちらっと右の方角をうかがうと、さらに三頭のブロントサウルスが遠くに見えた。(p.332)」という箇所があって、これ2004年の作品なもんで、一瞬、作者のミスかと思った。アパトサウルスと違うのんか、と。しかしこの場面の視点キャラクターであるところの中国人が生活してた時代にはアパトサウルスじゃなくてまだブロントサウルスという呼称が一般的だったわけだからこうしとくのが正解なのだと気づいた。三人称で進行してる地の文の描写であっても、それは視点キャラクターの知識や目にしてる情報に沿ったものにしとくのが通常の作法だ。細かいこと気にするひとだね。

 解説に、ギリアムの『バンデットQ』ぽい感じがする、みたいなことが書いてあって、おー、そう言えばそうだと思った。やっぱイギリス風なのか。
 けっこうおもろかったす。さいきんのイギリスSFてのはあんましハズレがないね。


←先月 翌月→


HOME】 【当サイトについて】 【映画の感想】 【創作小説】 【愛用ソフト
過去の毒まつたけ】 【毒まつたけアンテナ】 【掲示板】 【Twitter/ebis1971