2007年12月の毒まつたけ
12/01(土)【バガボンド27巻】
12/05(水)【映画オールタイムベストテン】
12/17(月)【スーパーマリオギャラクシー終わった話とか】
12/19(水)【観た映画とか】
12/24(月)【パワプロWiiは】
12/26(水)【カードヒーローDS】
12/30(日)【年賀状】
2007年12月1日(土)
バガボンド27巻読んだよ。
VS.吉岡道場一門、決着。
ひでえな
はじめて剣を
握ったド素人
じゃあるまいし……
最後
不細工も
いいとこ
ひどい
もんだ
まあ
七十人だしな
このひとは時折こういうのを混ぜてくる。ちんこ出してくる。わざと。意識的に。
そら、ある程度のリアリティを保った上でひとり対70人を描き切るのはものすごく難しいよ。しかしよく頑張ったよ。よく挑戦したよ。
チャレンジする必要もない位置にとっくの昔に立って居るのにもかかわらずもっと上を見ている。そこがこの作家のすごいところだ。
だいぶ前このひとがNHKのトップランナーに出て、井上さんにとって漫画とは何ですか、て問われたときの答えは今でも忘れられない。俺の脳髄に極めて明確にインプットされてるのでわざわざソースを確認する必要もない。このひとはこう答えたんだよ。「タマシイの娯楽煮」です、て。
【Amazon購入本(2007年12月1日)】
井上雄彦『バガボンド』27巻(講談社)
井上雄彦『リアル』7巻(集英社)
kashmir『○本の住人』2巻(芳文社)
2007年12月5日(水)
映画オールタイムベストテン企画に乗ってみますよ。
1. シザーハンズ(1990/米)
2. 2001年宇宙の旅(1968/米=英)
3. スティング(1973/米)
4. ジョーズ(1975/米)
5. エイリアン(1979/米)
6. メメント(2000/米)
7. アメリ(2001/仏)
8. スキャナーズ(1981/カナダ)
9. ブレードランナー(1982/米)
10. スター・ウォーズ(1977/米)
こんな感じす。
以前、CinemaScapeにデータが載ってる作品全てをチェックして(1万9千件ぐらい)、観たことがあるものには評価をつけながら延々と消し込んでったことがあるのです。よっぽどヒマだったのね。その荒行を完全にやり終えた上で評価いちばん上の5をつけた作品を抽出したファイルがローカルに保存してありまして、その中から選びました。けっこう悩んだ。
なお、今回選んだもの以外の作品リストはこの日付に置いてありますが、ものすごくフツーの内容なのであんまし期待しちゃイヤン。
2007年12月17日(月)
こないだ御近所の100円ショップで来年のカレンダーを買った。月齢のシンボルイラストが大きめに記載されてるやつ。満月の夜にじぶんのテンションとかはどうなるのかを少し気にしてみようと思って。
そしたら、このカレンダー、どういうわけか月曜始まりのデザインになってるてことに後で気がついて少ししょんぼりした。普通、日曜から始まるじゃないですか。そうじゃないやつなんてほとんど目にしたことないわ! 余計なことすんな、って感じですよ。しょうがないから使うけど。
パワプロWii決定版(いわゆる「14決」)を買うことにした。ちなみにパワプロシリーズは今まで1本も買ったことがない。だいぶ前にプレステか何かでおとうとくんが買ったときにちょと遊んで、あまりの打てなさに憤慨してすぐにやめた記憶ならある。
まー、さすがに今年のは買う。いちおうドラファンのはしくれだもの。
ついでにDSのカードヒーローも買うことにした。体験版を遊んでみたら急にいろいろ思い出して懐かしくなったので。あれからはや7年になるかね。
Wi-Fi対戦おもしろそう。俺、ゲームを嗜むトモダチはひとりもおらんもんでこおゆう場が用意されてるとすごく助かる。
スーパーマリオギャラクシーとりあえずおわた。もちろんコンプリートじゃないよ。そら俺も最初はコンプリートしたろと思ってクリア後のプレイを続けたわけだけど。たまたま最初に選んだステージがあきらかにムリな内容で、あー、こらやっとれんわー、てさっくりあきらめた。
それでも、たいへん良いゲームでした。スーパーマリオ系の作品を最後まで遊んだのは確かこれが初めてだーね。
2007年12月19日(水)
そ言えばこないだ『8 Mile』と『es』観たよ。
中古屋さんで一緒に買ったときにはそゆ意識まったく無かったんだけど、両作とも実話ぽいものを元にしてるとゆう共通点がある作品だった。実話じゃなくてあくまで実話ぽい話。
esは最後1/4ぐらい早送り。
他人は他人俺は俺。普通は、そう。
だから俺はそうでないひとのことを聖人と呼んで尊敬しているよ。
8Mileは、クライマックスの説得力にヤラレた。かっこわるい話だろうがなんだろうが、じぶんのことを語ってる姿がいちばん力強いに決まってる。そこらへんについては最近しばしば考えをめぐらせてたとこだったのでちょと(゚д゚)シンクロニシチー。
あと、「disる」てよく聞く言葉だけど、やっと本来のイミが分かった。すこしかしこくなった。disられても手はゼッタイ出さないのが紳士のルールなのね。そおゆう遊びなのね。
エミネムはふつうにちゃんと演技してた。音楽には疎いもんでどんなひとなのか詳しくはしらんけど。良い作品でした。
【今日買った本】
遠藤浩輝『EDEN』16巻(講談社)←買い忘れてたやつ。今月出るのは17巻。
2007年12月24日(月)
twitterはじめてみました。→http://twitter.com/ebis1971
またタバコ吸いはじめた!
カードヒーローDSが期待通りにえらいおもしろいす。もっすごいストイックなゲームデザイン。
パワプロWiiはめちゃよくできてる。ただ、敷居高すぎ。とにかく打てない。バットがボールに当たらない。んで何時間か延々と打撃練習を続ければ少しは当たるようにはなる。ふつうはこの荒行に耐えられないんじゃなかろうか。
人間の反射反応時間の限界付近で打撃システムを調整してるような印象を受けた。相当に回路使いこまないとまったく反応できずに振り遅れる。ものすごいタイトであるがゆえに年寄りは若いひとにゼッタイかなわないと推定されるのが残念。ファミスタなんかの場合はとりあえずバットには当たるもんね。
ある程度の時間を突っ込めば3割程度はヒットが打てるようになるのだろうとは思う。
カードヒーローDSが一段落したらぼちぼちやる予定。
以下、さいきん琴線に触れた言葉メモふたつ。
何か起きてるときよりも、何かが起きそうに見えるとき程、興味が沸く物だと思います。
omolo.com/news 2007/12/22 (Sat)付
「エスペラント語を学ぶと世界中のエスペラント語を学んでいる人とコミュニケーションできる。そして今どきエスペラント語を学んでいるような人は変な人だから、エスペラント語を学ぶと世界中の変な人と交流できる」
2007年12月26日(水)
低俗霊DAYDREAM10巻は来月26日に延期の模様。
カードヒーローDSプレイ中。こらええわ。
何よりもそのシンプルかつ精密な設計に惚れた。2000のダメージとか3000のダメージとかゆうより、2のダメージとか3のダメージとかでいいじゃん。事足りるじゃん。
プロルールで2本先取の試合だと総計小一時間かかるもんで相当にヤル気あるときでないと遊べない、というやむをえない瑕瑾が、スピードバトルという選択肢を加えることにより見事にクリアされてる。そこがいい。それにより、10〜20分ぐらいヒマつぶさないといかんときに、ちょとやってみるか、みたいな遊びかたもできるようになってる。
俺がじっさいに遊んだなかではここ5年間でいちばんよくできてたソフトだと言っていい。ちょうお薦め。コンピュータゲームを嗜むひとのうち、DS持ってないひとは本体買ってでも手に入れといたほうがいい。そのぐらいお薦め。
【今日買った本】
小田扉『団地ともお』11巻(小学館)
原一雄『のらみみ』5巻(小学館)
kashmir『デイドリームネイション』1巻(メディアファクトリー)
【Amazon購入本】
あさりよしとお『るくるく』8巻(講談社)
遠藤浩輝『EDEN』17巻(講談社)
柳沼行『ふたつのスピカ』13巻(メディアファクトリー)
夢枕獏+板垣恵介『餓狼伝』21巻(講談社)
よしながふみ『大奥』3巻(白泉社)
2007年12月30日(日)
スパムがあまりにもひどいので掲示板を画像認証ついてるレンタルのやつに変えることにしましたよ。今までの掲示板は来年4日ぐらいになったら削除する予定です。
なんだろう、市場原理市場原理費用対効果費用対効果、てあんたそれ昆虫化に進む方向じゃないのか、と。そんなふうにしか思えない。逆行してる。昆虫は強いよ。けどオーガニア人系の方向にもう1段階とゆうか数段階進むためにはなんかそれ違うベクトルじゃないのか、と。そんなことを感じた年末。
今年は年賀状3枚つくった。ここ2年のあいだは1枚もつくってなかったので快挙と言ってよい。
こないだ、さいきんお気に入りの飲み屋さんで、本日をもって人類滅亡という状況になったらどうやって過ごすか、という他愛もない話になった。ちょいちょい来るお客さんに店長がよくする質問らしい。
俺は、誰もいない場所に行って独りで終わりたい、と少し考えてから答えた。森の中とかで空を見ながら終わりたい。そのときトモダチもねこも家族も周りにいるのは嫌だ、とかそんな話。
店長はと言えば、トモダチとか知り合いとかできるだけ多くのひとに少しづつあいさつして回りたい、とのことだった。なんかちぃぼーの「5日後に死ぬうた」みたいで良いね、と思った。
もひとりの店員さんは、いつもと変わらずふつうに過ごしてふつうに終わりたい、とか言ってた。
これ、意外に性格が分かる質問だな、と思った。
とゆうかさっき気がついたけどこれ人類滅亡関係ないよね。たぶん、この質問の核心は、そのひとがどういうふうに人生終わりたいか、てところにある。
そういうわけで、俺、年賀状はあまり書かないみたいです。
昼、なんとなくラジオつけてたら松尾貴史の『トーキング ウィズ 松尾堂』という番組がやってた。ゲストに弁護士の木村晋介が出てた。先月発売された『キムラ弁護士、ミステリーにケンカを売る』のパブリシティっぽい感じ。どうもミステリなどの小説の瑕瑾をそれぞれ指摘する本らしい。
それはともかく、松尾の相方役のおねえさんがたぶん目次か何かを見て、その本に吊るし上げられた小説のタイトルを淡々と読み上げているとき、『リプレイ』て言葉が出た瞬間、松尾が、えーぼくは面白いと思ったけどな、みたいなことを即ゆったもんで俺好感度大幅アップ。けっきょく、木村弁護士も、リプレイは欠点の無い小説の例として例外的に選んだということが後で分かったけど。
悪漢と密偵 20071230付を目にしたところどうにもムラムラしてきて本棚を漁る。いや、午後は『一人だけの軍隊』を読みながら優雅に過ごしてやろうと思って。しかしなぜかどうしても見つからない。しょうがないからブクオフ行って買ってきた。せっかく復刊されたのに新本で買えずに申し訳ない。だってウチの近所の本屋さん、どうせ置いてなさそうなとこばっかなんだもの。今欲しかったんだもの、今。
【今日買った本】
デイヴィッド・マレル『一人だけの軍隊』(ハヤカワ文庫NV)←ブクオフ105円。さいきん復刊もされたよ。
【HOME】 【当サイトについて】 【映画の感想】 【創作小説】 【愛用ソフト】
【過去の毒まつたけ】 【毒まつたけアンテナ】 【掲示板】 【Twitter/ebis1971】