2005年4月の毒まつたけ
04/01(金)【アイ・アム・サム】
04/03(日)【ヨハネ・パウロ2世死去】
04/05(月)【釈由美子ええなー】
04/06(火)【商売】
04/09(土)【墜落】
04/15(金)【ドラリニューアル】
04/18(月)【インファナル・アフェア】
04/20(水)【ネット麻雀】
04/22(金)【新ドラすごくいいね!】
04/26(火)【S&Bのカレー粉】
04/28(木)【プロフェシー】
04/29(金)【ダンジョンズ&ドリーマーズ】
2005年4月1日(金)
録っといたアイ・アム・サムをこないだ観た。ちっちゃい女の子と知的障害者の父との話。劇場公開時に観に行かんで正解だったわ。行ったら大惨事になってたところだ。
挿入曲は全てビートルズ。サブリミナルの如くちょいちょい画面に入ってくるジョンレノンのポスターとか逸話とかやりたい放題。
仕事中毒のやり手女弁護士がまるで導かれるかのようにサムに関わらざるを得なくなるあたりの奇跡とそれがもたらす結果がとてもファンタスティックで素晴らしかった。
女弁護士役のミシェル・ファイファーって、これ出たとき43歳だって。すげー。(評価:85点)
なあ、4月1日にさぶいジョークを提出し合ってキャッキャキャッキャする奇習はここらでいいかげんやめにしとかないか皆の衆。
あややはアドリブが効く、ってさんまがゆってたからこないだ松浦亜弥のANN弟1回聴いてみた。いやー、ダメだろこれ。確かに18歳でこれだけ喋れればたいしたもんだけど。緊張してるだけかもしれんので何カ月かしたらもいちど聴いてみよう。
昨日、みなさんのおかげです特番のモジモジ君コーナーにナイナイが出てた。岡村って、あまり一緒に仕事したことのない先輩芸人とからむと極端に卑屈になるよね。ずるがしこそうでヤだな。
さっきたまたま目にした広告バナーに「二度と逢えない春が来る。」(アイフル)ってのがあったんだけど分裂病モードのひとはこおゆうのを目にするとたいがいたいへんな不安感に襲われるであろうからあまりよろしくないコピーではなかろうかと思う。とゆうかやめれ。
手つかずの弁当をごみ箱に放り込ませながらエコロジーを語るという斬新なコンセプトが大評判だった愛知万博が内閣総理大臣に怒られてそのあたりのルールを見直すとか。会場内の食べ物屋にはなにがしかの補償的なことするのかな。
弁当持ち込みを禁止しながらも昼飯難民が出てしまうというぐだぐだ感からしてこのイベントは他の部分も相当粗雑なのだろうと思う。元々、利権最重視で税金をそこに垂れ流しにさえできればあとは赤字になろうが青少年公園のあの森がむちゃくちゃになろうが遠方からの家族来場者があまりのおもんなさに気まずい雰囲気になろうがべつにどうでもいいわけだ。現在の愛知県知事は神田真秋。死んでしまえ。
というわけでひきこもり系おやじ春の愚痴5連発でした。See you next time! (n‘ヮ‘)η
2005年4月3日(日)
ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が2日に死去。84歳。前にも書いたけど日本のカトリック教会的には法王じゃなくて教皇が正しい表記らしいのでここではそうしてみた。
善きひとだった。天寿を全うする、って言葉があるけど、まさにそんな感じで亡くなったと思う。もしあの世というものがあるとしたらこのひとは今ごろは天国でカミサマの元におるだろね。
相変わらずドラクエ8やってる。
突っ込んだ時間45時間ぐらい。
今回のはいつにもましておカネのバランスがよくとれてる。もう終盤のはずなのに高くて買えない武器とか防具とかがいまだにある。
フィールド上の宝箱とか固定モンスターとかがあまりにも量が多すぎて把握できんのがちょっとアレだけど、そのせいで、まあ取りこぼしちゃってもいいか、みたいな心境になれる。それはそれでいいのかもしれん。
2005年4月5日(火)
録っといた修羅雪姫こないだ観たよ。2001年のやつ。えらいひでー映画だった。釈由美子がんばってたけど。このコ、股関節やわらかいなー。
今朝みた夢。
夜、モスク風の建物の中でアラジンに出てくるランプの精みたいな怪物をおとうとくんと一緒に倒した。俺は弱すぎて10回ぐらい死んだ。倒したらみかん箱ぐらいの大きさのぼろっちい木箱が出てきた。中にはおもちゃ屋で売ってるような打ち上げ花火20本ぐらいと「らも仕込み」と蓋の上面に書かれた大きな大きな透明の瓶が入っていた。ビンの中身はかき氷にかけるいちごシロップみたいな色の液体だった。指ですくってなめてみた。甘かった。
そんな夢。
つまり俺の夢には味覚がついているということがはっきりした。
こないだ書き忘れてたけどNHK金曜時代劇の『柳生十兵衛七番勝負』おもろいよ。次回はぐっさんが出るよ。腕におぼえありの弟1シリーズって最高だったよな、ってひとにはお薦め。
【買った本(2005年4月4日)】
小田扉『団地ともお』4巻(小学館)←この漫画読むとなんかほっとする。真剣白刃取りの話がすごかった。
2005年4月6日(水)
本屋さんで目に入った宮地佑紀生の自伝をちょこっとめくってみたらえらいおもろくてほとんど立ち読みしてもうた。クリタ舎というところから先月出た本らしい。
商売で失敗してえらいことになるあたり読んで思ったんだけど、やはり小規模な商いの基本中の基本ってのは安く仕入れて高く売ることなのな。カムイ伝の福神漬の話思い出した。この本読んだ限りでは、原価率5〜10%(粗利95〜90%)ぐらいの設定ができるとどうやら楽みたいだ。薄利多売は資金がじゅうぶんにある状態で大規模にやらないとたぶんちょっとつらい。売り上げ10億円の規模なら粗利1%でも1千万円儲かるけど、売り上げ5千万ぐらいの規模でそれだと50万しか儲からんもん。
で、情報格差を利用するのが昔ほど簡単ではなくなってる現状で粗利90%なんてのは可能なのか、例えそれが可能な商品を発見したとしてもそのうちに誰か資金のある奴が薄利多売始めるんじゃないか、とか、いろいろ考えてみた。
どうだろう。
例えば、市場規模そのものが小さすぎて薄利多売はムリだったりすることはありうるんじゃないだろうか。他には、仕入れに何らかのハードルがあって誰でも商品を仕入れられるわけではない場合(非合法業界なんかこんな感じ)とか。ん? つまり非合法業界は扱う商品が非合法だから商売として成り立ってるのか。あたりまえのことだけどなんかおもろいね。
ところで、アジア雑貨ってなんで薄利多売にならんのじゃろ? 現状の原価率めちゃめちゃ低いと思うんだけど。
【今日買った本】
安達哲『バカ姉弟』4巻(講談社)
2005年4月9日(土)
昨日BOOK OFFに買い取りにきてもらた。200冊強で14000円ぐらい。おへやがすこしひろくなったよ。
ドラクエ8とりあえず昨日おわた。(´ω`)
レベル45ぐらいあるとラスボスもわりと楽だった。あといちおうおまけダンジョンがあるからやる予定。
8作目にもなるとさすがにドラクエにも飽きてきたーね。8の情報を最初に目にしたときは、フィールドが3Dでおまけにトゥーンレンダリングってどうよ、と思った。けどいざ遊んでみたところどうもこのぐらいの新味がないともはやこのシリーズは遊ぶのつらいような気もした。英断だったんだなあ、とおもた。
今朝みた夢。
たぶんメコン川かそこらへんだと思う。ボートの上で真っ赤な夕焼けをみんなと見てた。赤い空が反射して水面も真っ赤っかだ。
スタートレックのエンタープライズに出てきたシャトルみたいな、わりと四角い感じのする飛行物体が飛んできて上空を横切った。あ、これ落ちる、と思ったからデジカメで追った。シャトルは森の向こうの市街地に墜落した。
どうして落っこちるのが分かったのか、という話になった。起きた事象から過去に向かって電磁波みたいなのが放たれるんです、と俺が言った。
そんな夢。
言うに事欠いて電磁波て。まだまだだな俺。
2005年4月15日(金)
録っといたクレヨンしんちゃん夕陽のカスカベボーイズをこないだ観た。クレしんの映画で初めて早送りした。
一昨日から物凄い下痢と吐き気で倒れてた。なんか食中毒っぽい。下痢のときってたいがい肛門が痛くなるのに今回は全然痛くない。トイレでしゃがむとただ茶色い水みたいなのんがじゃーって出る。昨晩がいちばんひどかった。
今日からTVのドラえもんがリニューアル。
予想してたよりずっと(・∀・)イイヨ!
これ、けっこう原作に忠実だよね。新声優にもすぐに慣れた。
そして弟3話目にあの話をもってきたところにものすごいやる気を感じた。原作ではスタンプじゃなくて飲むと見慣れたものが何でも新鮮に感じる錠剤といういかにも藤子Fらしいアレな道具なんだけど。まあTVだからそのあたりの改変はしょうがない。とにかくこの話は、今までのドラえもんとは違うのをお前らに見せてやる、って制作サイドの明確な意思表示だ。
あと、ていねいに演出すればしずかちゃんのお風呂オチもまだまだ全然笑えるように仕上げられるんだな、とおもた。
なおアニメ公式サイトは各話のスタッフの名前ぐらいちゃんと載せておくように。コドモなめんな。
2005年4月18日(月)
高田渡、公演先の北海道釧路市の病院で16日に心不全により死去。56歳。
録っといたインファナル・アフェア観たよ。マフィアに潜入してる捜査官と、警察に潜り込んでるマフィアのスパイとの頭脳戦。先に相手に名を知られたほうが死。2002年の香港映画。デスノートよりこっちのほうが先。
香港映画らしからぬ緻密な脚本。因果の散りばめかたがこれまた絶妙。この精密さはまるでダイハードみたいだ。(ダイハードの脚本は恐ろしいほどよくできてるのでちっちゃいころ1回観ただけのひとはおっきくなってからもういちど観ると良い)
こんな香港映画はじめて観た。めちゃめちゃおもろかった。
2005年4月20日(水)
なんとなーく無料ネット麻雀を始めてみた。
まずinfoseekのやつ。
チョンボはどうなってるんだろう、ってのがよくわかんなくてネット麻雀は今までやったことなかったんだけど、リーチやロンはできるときのみボタンが出るし特に問題なさそうだ。それでもリーチ宣言直後に間違った捨牌するとチョンボになるのかな? 試してないけど。
絵は綺麗。音は出ない。かなりちゃんと遊べた。
次に、有名な東風荘を試してみた。
グラフィックスがちょっと貧弱で、ユーザーインターフェイスもあんまし良くないと思う。音は出るけど。いちばんつらかったのは、打つときの持ち時間が長めに設定してあるのか、かなりもっさりしたプレイ感になるとこかな。infoseekのだとどの卓もだいたい10秒制限ぐらいに設定してる(その卓に最初に入ったひとがルール等を設定する)のでけっこうさっくり進む。
俺的にはinfoseekの勝ち。
東風荘は最初にニックネームを登録するんだけど、これなら大丈夫だろう、って名も既に登録済みではじかれるからびくーりしたーよ。「えびす」はまあ分かるとして「こんぽこ」も「めすかりん」も既に誰かが使用済みだったYO! 敢えてひらがなにしてみたのにもかかわらず。うひー。
2005年4月22日(金)
こいつら本気だ!
俺基準で何年ぶりかの毎週視聴に値するアニメだYO! ひとつ前に毎週観てたのはカウボーイビバップだからえらいひさしぶりじゃね。
シャキシャキ動きまわるアッパー・ドラの描写わらた。ダウナーのび太が家の前で誰かがドア開けてくれるまでぼーっと立ってるとことかもおっかしくてしょうがねえ。This is 藤子F! 藤子Fってのは本来、毒気持ってんだよ。もちろん原作でのクイックとスローはコロンじゃなくて錠剤だけどそのへんはまあTVだからしかたないね!
そして今週もまたのび太のケツが丸出しに! 原作ののび太って、けっこうケツとかちんことか平気で出すよね。こうでなくちゃな。
来週は「どくさいスイッチ」。しかも前後編。まだリニューアル3回目なのにすげえアグレッシブ。しかしこれは藤子Fというものをよく理解しているがゆえのチョイスでもある。本気だよこのひとら。
2005年4月26日(火)
今まで家でカレーつくるときは各スパイスを個別に買って使ってた(レシピはここ)。そうすると1缶80グラムぐらいで400円弱。もーちょっと安くなんねえかな、ってことで、こないだS&Bのカレー粉を買ってきてコリアンダーとターメリックの代わりに試しに使ってみた。
うーん。
そんなに悪くはない。ただ、何故かざらざらした感じになってしまうし、わりと欧風カレーっぽい風味がついてしまってもいる。それでも400グラムで千円強だから半分ぐらい安くなるんだよね。
カレーに使えなさそうだったら、気が向いたときに炒飯に加えてカレー風味にしてみりゃいいと思ってた(これはかなり食欲増すんで夏場にお勧め)んだけど。ま、カレーにも使ってみるかあ。
今回の実験で、みじん切りタマネギを多めの油でよく炒めたやつにすりおろしたニンニクとショウガを入れて炒め、トマトを使って、肉はとり肉を使えば、それだけで北インド式チキンカレーの基本的な風味はとりあえず出るとゆうことが分かった。それでもそこから市販のカレールウ使っちゃうと甘くなって駄目かな?
2005年4月28日(木)
TVでプロフェシー観たよ。リチャード・ギアが出てる2002年のやつ。
災害を予言する不気味な存在モスマンに翻弄される人間の話。モスマンってのは有名なUMAで、赤くてでかい目してて、腕のかわりに生えてる翼で空を飛ぶ人間型の怪人ね。
いやーな感じのする映画。他のひとはどうか知らんけど俺これものすごく怖かった。なんで怖かったのかを口で説明すると余計に怖くなるからしない。
モスマンとはいったい何なのか、ってキモの部分についてはなんもあきらかにされることなく、不気味な超常現象を淡々と描いてる。何が不気味かって、わけのわからないところが気味悪いよ。モスマンが予言をする目的とかイミとか、さっぱりわけがわからない。だけどそれは演出上のミスでそうなってしまってるわけじゃなくて、敢えてそう描いてるんだよね。それによりすごくいやーな感じ出してる。この気色悪さは牧野修の『リアルヘブンへようこそ』に出てくる「言えぬ」って名の超常現象によく似てる。
そんで最後は不気味現象についてなんも解決することもなくぷっつり終了ですよ。
ああこれ全部ほったらかしのまま終わるな、ってのは話の真ん中ぐらいで分かったからべつに怒りとかは感じなかったけど。むしろこれで正解だと思った。
こういうのって、通常の人間の脳で考えてもぜんぜんわけわかんないんだよ。理解不可能な異質なロジックだから気味悪いんだよ。この世界がじつはそういうわけのわからないものの上に在るってのを想像してみ。いや、フィクションじゃなくて本当に。気ぐらい狂うだろ普通。(評価:75点)
【買った本(2005年4月27日)】
みずしな孝之『いい電子』5巻(エンターブレイン)
2005年4月29日(金)
1年以上積みっぱなしだった『ダンジョンズ&ドリーマーズ』読んだよ。オビによると「米国ゲーム業界突破者列伝」だそうな。
列伝って言ってもそんなに多くの人について記述してあるわけじゃあなくて、大まかに言うとUltimaのロード・ブリティッシュことリチャード・ギャリオットについて、そしてDoom周辺について書いてある。話を絞ったのは分かるけど、Wizardryのロバート・ウッドヘッドに一切触れてないのはいかがなものかとおもうーね。90年代のウィル・ライトについては少々だけど書いてあるわけだし。
前1/3がオリジン・システムズ没落のあたりまでの歴史について、真ん中がDoomから始まるオンラインゲームについて、後1/3がゲームプレイヤーについて書かれてる。個人的にはおもろかったのは前1/3かな。当時リアルタイムで指くわえながら眺めてたことがらの裏事情はこんなんだったのか、ってのがおもろかった。
この本はリチャード・ギャリオットが韓国のNCソフトでタブラ・ラサってオンラインゲームの開発を始めたあたりで終わってる。なんか表意文字みたいなスタイルの人類共通言語をまず創り出すところから手をつけてるとか。クレイジー。んで、この本の出版から1年以上経った今ではそのゲームどうなってんのかな、と思って調べてみた。絶賛発売延期中。まあそんなもんだろう。
けっこうおもろかったけど1800円出して買うほどのもんでもないかも。
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