2001年9月16日(日)
鬱、かなり進行中。
少し思うところがあってコンテンツの中から「リンク集」を削除。こんなしょうもないサイトに対して相互リンクしましょうと言ってくださったひと、そして結果的に相互リンクのカタチにしてくださっていたひと、もちろんそちらがわのリンクは消してしまわれてもまったく問題ありません。
2001年9月17日(月)
昨日深夜、眠れずに黙々とエロ画像収集。そうか。マズイようなエロ画像って、書き逃げでアップできるような場所がちゃんとあるんだ。今の今まで知らなんだ。こりゃみんなハマるわけだ。
とかなんとか言ってるうちにブラクラを一発食らって強制的に電源を切る羽目になる。初被弾。この遊びはリスク高し。
また、いくら書き逃げって言っても当局が追跡しようと決めたら多段プロクシだろうがなんだろうがけっきょくは突き止められそうな気もする。初っぱなから身元を偽造して使い捨てケータイで、とか、どこかの電気屋の店頭から、とかならどうだか知らないが。フツー、そこまではしないでしょう。
アップするほうも観るほうも高リスク。ちょっとイカレたかんじのする遊びですね。
2001年9月18日(火)
「米大統領の発言は、米情報機関が外国人要人の暗殺作戦にかかわることを禁じた法令の見直し論が出ていることを意識し、ビンラディン氏の暗殺にも柔軟な考えを示したものだ。」(中日新聞本日夕刊より。文字を一部拡大)
暗殺というコトバと柔軟というコトバとのギャップがなんかヘンで面白いので引用してみました。
そもそも暗殺っていう手法は、誰がやったのだかはっきりとは分からない、というところに強みとうま味があると思っていたのですが、それは平和なときの繊細な駆け引きのひとつとしておこなう場合の話らしい。よく考えてみるに戦争時には必ずしもそうとは言い切れないようだ。
今まで観た映画でいちばん強烈だった暗殺描写は『ゴッドファーザーPART3』での眼鏡暗殺。ちょっとウソっぽいかんじが良かった。
何かで読んだ話、CIAの暗殺訓練には、以下のようなものがある(あった)そうな。
訓練生が「このドアを開けて、机の向こうに座っている人物を殺しなさい」と指示される。もちろん練習なので座っているのは人形。こちらにエモノは無し。
そうすると、たいていの訓練生はテキトーに対象に話しかけながら間合いを詰め、絞殺する、という行動に出るらしい。
しかしそれは不正解で、この場合の正解は、終始無言で対象に接近してそこらへんのハンガーか灰皿、とにかく鈍器でボコボコに殴り倒す、だそうです。
何が言いたいのかというと、どんな状況下であってもやる奴はやる、と。そういう話でした。
2001年9月19日(水)
御近所(と言うほど近くはないが)に新しく出来たヤマダ電器に行ってみる。やや期待はずれ。値段的には大須とさほど変わらないような。
あやうくゲームキューブを衝動買いしそうになったが、制止。
デジカメ売り場でおっさんにからまれている店員さん発見。こういう、どんなことでもゴリ押しすれば通ると思っているおっさんは、どこにでもいるので不愉快だ。帽子を被っていたのでハゲていたかどうかは分からないがとりあえず孫と命名。ヤマダの売り子をして「慈善事業ではありませんから」なんていうNGワードとしか思えないフレーズを言わしめるなんて、気の弱いボクにはとても真似できない交渉術だ。
奈良県月ヶ瀬村で1997年に女子中学生をクルマではねたのちに殺害した丘崎誠人受刑者が刑務所内で自殺していたようだ。今月4日に首を吊り意識不明のまま8日未明に死亡とのこと。
【今日買った本】
藤田和日郎『からくりサーカス』19巻(小学館)
富沢ひとし『プロペラ天国』(集英社)
2001年9月20日(木)
確か平井和正が〈神様とCIAを敵にして生き延びる主人公を創造することはできない〉みたいなことをどこかで言っていたような気がする。モサドほどの信念と精密さはないにしてもそれでもCIAは本気になれば最強だ。タリバン内部にも数名はしっかり浸透しているはずだ。
ビンラディン引き渡しについて交渉の用意がある、と信じられないようなモノスゴイ妥協をしたタリバンだが、これは何十時間遅過ぎた一手だ。これに対して米国は、交渉には一切応じない、と即座に態度を明確にした。この段階に来たらもはや大規模な軍事行動をともなう報復は避けられない。米国政府と米国の軍需産業がわはこれでひと安心だろう。
一手指し間違えるだけで状況は大きく変化する。経済における民間企業同士のパイの取り合いゲームでもそうだが、重要なのはスピードとタイミングか。
コンビニで漫画雑誌数誌を立ち読み(ちんこ潰されても動けるのか、シコルスキーよ)した帰りに、マクドナルドに寄ってみた。
いや、いくらわたくしがモス原理主義者と言えど、月見バーガーはさすがに悪くないと思うので。期間限定のフィッシュカツレツなども試してみる。
フィッシュカツレツ、というイミがよくわからんネーミングに対して疑念を抱きつつ食してみたところ、意外にいい感じなので驚く。どんなサカナを使っているのかは知らんが、敢えて身が固く仕上がるような加工をし、カレー風味のソースを加えているその食感はまるでトンカツの如し。不思議だ。なんちゃって食材の一種でもあろうが、このアイデアは買う。悔しいけれどもここでお薦めしておく。
2001年9月21日(金)
先日インターネットエクスプローラーを6にしてみた。5→6へのバージョンアップの場合、深夜にフツーのアナログ電話回線を使ってだいたい40分ぐらい。ムリな時間ではなし。
アタラシイものを入れると、やはりどんな塩梅か試してみたくなるもので、昨晩深夜なんとなくウェブをウロウロしてみる。今のところ特に動作上の異常も無し。
いちおうプライバシー保護機能が細分化及び強化されたようだ。設定で保護レベルを上げるとうさんくさそうなクッキーをブロックしてくれつつその履歴が残り、どのあたりがうさんくさいのか分かるようになっている。セキュリティにあまりお金を突っ込む気のないひとにはかなりありがたい機能だろう。
日本ファルコムのサイトでロードモナークオンラインダウンロードバージョンをダウンロードしてみる。機能限定お試し版だの試用期間だのなんだの言うことなく、ハナッから無料で提供しますから好きに遊んでください、というところが太っ腹。古いゲームではあるが。けっこう面白くてしばらくのめりこむ。
NHKに江畑謙介登場。リクエストが多かったのだろうか。湾岸戦争時、戦場の映像に勝るとも劣らぬこの強烈なキャラクターは多くの視聴者のハートを鷲掴みに。ビジュアルって大切だ。
【今日買った本】
遠藤浩輝『EDEN』6巻(講談社)←短編集2巻は入手できづ。延期? (未確認)
杉作『クロ號』2巻(講談社)
2001年9月22日(土)
×DSL業界に於いて現状で最悪のサポート体制を誇るYahoo! BBですが、わたくしの場合ステータスがやっと「申請準備中」から「申請中」にレベルアップした模様。まあ、もちろんそう言われたところで信用なりませんが。というかこの2カ月以上のあいだ局内工事の申請すらしていなかった、っていうこのダメさかげんはどうよ。問い合わせにも1回も返事しないでシカトだし。
行政指導でも入らない限りヤル気無しってことなんでしょうな。変な企業だ。そうすると孫正義は変なおじさんか。だっふんだ。
――とか書きつつ読み返してみたところ、さすがに変なおじさんというのは失礼な表現であろう、と気づく。いや、志村けんに対して失礼。すまん。
TBS系のニュース番組など見つつ。
アフガニスタンの戦士について、ヒドイ目にあった元ソ連兵の証言など。彼らは20世紀初頭の銃を使いながら1.5q先の標的に命中させることができたそうな。ファンタスティック。さすがにこれはグルカ兵もびっくりの能力なので多分にフカシ入っているとは思いますが。よっぽど怖かったのか。
ものすごく不謹慎な言い方だが、達人と近代兵器との闘いは見どころかもしれぬと思ってみる。
2001年9月23日(日)
昨晩深夜エロ画像を収集しつつ待ち時間を使って別窓でウェブをふらふらする。物量的に読みごたえがあるので時間に余裕があるとき用にとっておいたページがあったことを思い出し、暇つぶしに読んでみる。医療関係の都市伝説を扱ったページ。膣痙攣とか死体洗いのバイトとか、そういう話がてんこもり。さてそれらの伝説を検証してみましょう、という趣旨らしい。
死体洗いについては、そのページでは否定的だったが、じっさいにやったことがあるという人間が知り合いに一人居るので複雑な感じ。時給2000円とか言っててかなりリアルだったが。どうなんだろう。ネタだったのか?
とか思いつつビデオに撮っておいた『ノブナガ』(○○業界の裏事情、みたいなチクリ電話を今田+東野+雨上がりがいじり倒すローカルの深夜番組)を観てみるとたまたま新薬の被験者アルバイトの話だった。死体洗いの話なども少し出つつ。軽くシンクロニシティ。
湿布7万、目薬3万、向精神薬30万前後。あほの子っぽいおにいさんがコウセイシンヤクってさらりと言っていたのがかえってリアル。ありうるかもしれん。ネタなら、こいつは相当な役者だ。
Yahoo! BB、100万人が本申し込み済みでそのうち10万人ぐらい開通しているとして、のこり90万人っていう数をどう見ているのだろうか。かなり控えめに見て50万人ぐらいが本気でむかついているとして、50万って言ったらちょっとしたベストセラー本と同じぐらいの数じゃねえの、とは思わないのだろうか。50万の口を甘くみすぎだぞ。
ビデオに撮っておいた阪本順治監督の『愚か者 傷だらけの天使』を観る。阪本順治作品でダメなものを初めて観た。まあ、たまにはハズレもあるさ。
2001年9月24日(月)
昨晩、友人に誘われていわゆるキャバレーへ行ってみる。キャバクラとどう違うの、と言えば、どこかのセンスのいいカオナシが古くからあるキャバレーをうまく進化させたものがキャバクラっていうところですかね。進化前の原点だけあってキャバレーは、よりガチな感じ。
キャバクラは若いおねえさんがちょっとした小遣い稼ぎ感覚で働いていたりしますが、キャバレーで働いているおねえさんは容姿もややアレだったりお歳をめされていたりフィリピンから出稼ぎにいらしていたり、ガチンコ感があります。その代わりにお値打ち。フツーのキャバクラと比較するとだいたい半値ぐらいか。
どっちにしろ、誘われれば行くけれども自ら積極的にお金突っ込んで遊ぶ気にはならないです。枯れてきたからかなあ。
フィリピン生まれのバツイチで子持ち(本当だかどうだかわからんが)のおねえさんと、フィリピンの治安ってどうよ、とかお話ししつつ。
「ニッポンだってサイキンはひどいヨ」
とか。そりゃそうだ。
金持ちと貧乏人との格差がはっきりしてくると犯罪が増える、というのは今の米国とアフガニスタンとの関係によっても示唆されているような気もします。
どうもえらいひとたちは日本を犯罪大国にしたいように見える。まあわたくしも含めて人間なんてけっきょくはじぶんの周りのことしか見えないわけだから、しかたがない部分もありますが。
しかしビールを小さいコップで1パイとウイスキーをひと舐めしただけでいっぱいいっぱいになったのはやっぱりどこか内臓が故障しているからなんだろうか。嫌だなあ。
2001年9月25日(火)
二日前の日記のミスタイプを修正。基本的に日付が変わったら修正は入れないことに決めていますが今回はちょっと目障りだったので。神経質。
失業認定日なので職安に行く。モノスゴイ混雑。こないだ(7月)行ったときにはそうでもなかったのだが。えらいこっちゃ。失業者が増えていちばんむかついているのは職安の職員かもしれづ。電話も鳴りまくりでえらく忙しそうだった。
いそがしいからか特に不愉快なツッコミもなく事務的に失業状態を認定してもらう。何年か前に行ったときには、新聞の求人欄とかだけでなくてもっとちゃんと探してくださいね、と職員に軽くイヤミを言われていたおねえさんを見かけたのだが。今そんなことを言ったらぶっ殺されても文句言えないような空気があるネ。
エンターブレインの本日発売予定の書籍扱いコミックスがこの地方ではまだ出ていない模様。
それにしても木崎ひろすけが死んでいたなんて知らなかった。
【今日買った本】
木崎ひろすけ『A・LI・CE』(角川書店)
板垣恵介『板垣恵介の激闘達人烈伝』(徳間書店)←やっと発見。
板垣恵介『板垣恵介の格闘士烈伝』(徳間書店)←同上。どうも本屋でなかなかこの本を見かけないな、と思っていたが、読んでみたところ、それってどこかから圧力かかってるからなんじゃねえの、とか妄想した。何刷か刷ってるのでそうでもないか。こんなこと書いて、板垣、闇討ちでもされるんじゃねえか、とやや心配になる。
北野勇作『クラゲの海に浮かぶ舟』(徳間デュアル文庫)←評判いいようなので購入。
木崎ひろすけ『グランドゼロ』(角川書店)
雑誌「ぴあ」10月9日号(ぴあ株式会社)
2001年9月26日(水)
昨日、ぱそこんを立ち上げたところキーボードとマウスがまったく動作しなくなった。キーボードはランプが点かないし、光学マウスのランプの色もいつもよりあきらかに暗い。そのあたりの出力端子周辺が物理的にブチ壊れたのか、それともドライバがオカシイのかどうにも判断できづ。とりあえず1時間ぐらいかけてOSを再インストールしてみる。それでもダメ。しかたがないので立ち上げ時の状態をいろいろ試行錯誤してみるに、キーボードをデル純正のものにつなぎかえるとマウスも正常に動作することが分かった。現在使っているキーボードは親指シフトのKB-211。これがどうやらくさいらしい。キーボードの故障がマウスにメーワクをかけることもあるのか、と少し勉強になった。
キーボードドライバを削除してからもういちど設定しなおしてもダメなので、これは物理的な故障だと判断する。しょうがねえから新しいヤツ買うか、とケンサク。KB-611というものが12000円で出ている。注文すると到着まで一週間ぐらいかかるようだ。
一週間ものあいだローマ字入力はツライので、なんとかならねえかなあ、と親指シフト関係のサイトをうろうろする。すると、どうも今年の10月から11月ぐらいにUSB接続の新しい親指シフトキーボードが発売されるらしい、との情報が。なんちゅうタイミングで故障してくれやがるのだ、と、余計になんとかならねえか度を高めつつ、必死でうろうろし続ける。
とあるサイトに、似たような状態になったひとのハナシが書いてあり、読んでみる。そのひとはけっきょく新しいキーボードを買ったようだが、後日故障したほうのキートップを外して埃を掃除したら何故か動くようになった、と書いてある。まあ、どうせダメなら、とわたくしも真似してキーボードをムリヤリこじ開け、掃除してみることにした。
すると、汚ねえのなんのって。小さい灰皿にてんこもりぐらいの埃を丁寧に取り除いた。だいたい6年間、キーボードカバーも無しに使っているとこういうエライ事になるらしい。
繋ぎ直してみると、直っていた。ありがとうカミサマ。
そういうわけで、キーボードは分解して掃除すればけっこう直ってしまう、ということを学習。学習するのにトータルで丸一日かかりましたが。
後日、似たような状況になったひとがケンサクして飛んできたときにお役に立てるかもしれないので書いてみました。あるイミ、ペイ・フォワード。
2001年9月27日(木)
夕方6時15分ごろ、NHKで東南海地震の可能性に関しての取材内容が放送されているまさにその最中に東海地方で地震。シンクロニシティ。アナウンサー、静かにうろたえる。あわてるな。これが世界だ。
【今日買った本】
板垣恵介『バキ』10巻(講談社)
カネコアツシ『ATMIC?』(エンターブレイン)←良き哉。収録作のうちの1本「Logic?」は牧野修の短編「電波大戦」に通じるものがあり。クスリ系作家愛好家は要チェック。
カネコアツシ『BAMBi』6巻(エンターブレイン)←完結。
ぼくのオシリはキタナイ。
よごれてるんじゃない。キタナイんだ。
世界はどーなんだ、バンビ。
よごれてんのか? キタナイのか?
そして、お前のオシリは、どーなんだ。
ナメさせてくれ。
――甲本ヒロトによるオビの煽り文句。イカス。
木崎ひろすけ(原作:カリブ・マーレイ)『少女・ネム 増補版』(エンターブレイン)
高橋葉介『KUROKO―黒衣―』4巻(講談社)←完結。
平野耕太『ヘルシング』4巻(少年画報社)
水木しげる『ぼくの一生はゲゲゲの楽園だ』5巻(講談社)
雑誌「テレパル」9月29日号(小学館)
2001年9月28日(金)
アヘン投げ売り(中日新聞本日朝刊見出しより。阿片倉庫を攻撃目標のひとつとされたタリバンが低価格で阿片を放出しはじめたことについての記事)
この新聞はたまにセンスがオカシイので好きだ。
だいぶ前に買った『本格カレーを作ろう!』(ナツメ社)のレシピに基づいて北インド式チキンカレーを作ってみる。今回は自己流の部分を排除し、神経質なぐらい精密にレシピ通りに作業してみた。スパイスも指定通りのものを昨日買ってある。
作業時間約2時間。
出来上がりの見た目は写真見本と完全に同じ。
しかしどうにも味がオカシイ。塩大さじ1.5って、多すぎやしないか。大さじ1でも多いような気もする。これでは塩辛すぎだ。半分ぐらいでいいんじゃないかなあ。
とりあえず1日置いて酸化させてみて、それでもダメな感じだったら野菜ドバドバ入れて味を薄くしてみよう。
ビデオ映画『タフ』の原田眞人監督作『金融腐食列島[呪縛]』が10月6日に地上波で放送。なんとなく見逃していたのでチェック。
ダメ人間真っ最中につき、昼は笑っていいともを観ることが多々ある。どうもタモリがそろそろこの番組を降りたがっているように見えるのは気のせいか?
さらば、星野。
とか思っていたら長嶋も退任で来期巨人監督は原。よかった。これで後任が江川にでもなっていたらまた手がつけられなくなるところだった。
ドラゴンズファンです。
榎本ナリコ=野火ノビタを今の今まで知らなかったオイラは一見ヤオだが、あるイミ、真正シューター。また、勝鹿北星(『MASTERキートン』)=きむらはじめ(『なんか妖かい!?』)説はどうやらガチらしい。
2001年9月29日(土)
牧野修『呪禁官』(祥伝社)を読み終える。
何故か魔術が有効になり、おかげで科学者が肩身の狭い思いをしている近未来世界。世にはびこる違法な魔術を、魔術をもって取り締まるのが呪禁官。そんな世界設定のなか、呪禁官養成学校での落ちこぼれ4人組が頑張るお話。ある種青春学園物。
さわやかなり。
初めて力を合わせた4人が寝る前に部屋でお互いのコアな部分を話すところなど、かなりさわやか。これ、15歳前後で読んでいたらかなりぐっと来るものがあったかもしれない。しかし残念ながらおっちゃんはもう30だ。そう考えると、昔で言うところのソノラマ文庫みたいなカタチ(詳しくは知らないが今は各社似たようなレーベルがいっぱいあるようだ)で出したほうが良かったような。
あまりにも体系づけられた呪術戦はさほど面白くないということを発見。少しは理屈じゃない部分がないとこういうのは駄目なのかもしれづ。あるいは書くほうの内部には理屈があっても、敢えてその部分は説明しないようにする、とか。
全体の感想としては、牧野修にしては意外にしょぼかった、とそんな感じですか。つまらない作品というわけではありませんが。
しかしこの敵を倒さねば世界の終わりが云々という展開になると、誰が書いたどんな作品でも例外なくヘタレるのは何故?
2001年9月30日(日)
おとうとくんがファイナルファンタジー10を貸してくれた。さっそく遊んでみる。
なんだか出来の悪い映画を観ている感じ。主人公が、見てて不快になるほどのどうしようもないあほの子なので、こんなボンクラ小僧のおやじ超えストーリー(なんでしょ、どうせ)なんてべつにどうでもいいよ、とか思いながら。
たしかにグラフィックスは綺麗だが、そういうのももう見飽きたよ。ムービーもお金のかけかた間違ってるように思うし。
すごろくみたいなレベルアップシステムは新鮮だが、各キャラクターのレベルがはっきりとした数値ではあらわされないので、このキャラクターは現状みんなよりレベルが低いから積極的に使おう、とゆう育てかたができづ。
トータルで評価してみると、クソではないが、いかがなものか、というところか。
それでも今から60時間ほどは突っ込むはずだから暇つぶしとしては良し。
おとうとくんは、こないだ貸したFF9をとっくにクリアしただけではあきたらずドラクエ7をまた最初から遊んでカミサマを倒してしまったそうな。おそるべし無職パワー。
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