2010年5月の毒まつたけ
05/31(月)【競馬】
2010年5月31日(月)
先日のNHK『爆笑問題のニッポンの教養』のテーマはギャンブルで、大学でギャンブル学を教えている谷岡一郎とゆう教授がゲストでした。
その番組中、いろんなギャンブルの回収率、つまり賭けた金額に対して何%の金額が返ってくるのか、についての話をしとりました。
たとえば、ルーレットは38のポケットがありますがそのうち0と00のポケットに入ると問答無用でハズレになるので、回収率は95%ぐらいになります。トータルで100万円賭けると、だいたい95万円が返ってくるっつーことです。
以下、競馬は75%、ジャンボ宝くじは47%、パチンコは97%、とかそんな感じとのことでした。パチンコが意外に高いわりに宝くじはひどいですね……。
んで、びっくりしたのは、競馬の話なんすよ。
競馬の場合は胴元のJRAがまず25%もらって残りの75%を当選者で分配します。そうすると確かに理論上の回収率はきっちり75%です。
では競馬予想の名人と言われているひとらの回収率はどんなもんなんだろう、ということでこの教授は1年何カ月かかけて何人かの名人の成績を調べたらしいんすよね。
そしたらたいへんなことがわかったんですよ。番組ではさらっと言ってたけど俺は仰天しましたね。
なんと、どのひとも75%からせいぜい1%ぐらいしか違わない回収率だったんだそうです。
ほぼ理論値ですよ。
これ、どういうことかと言うと、名人の予想ですら、何らかの乱数を使って無作為に馬券を買った場合とほとんど同じ収支になるということです。つまり競馬の勝ち馬を予想する行為はじつは無意味、ということではありますまいか。
まあ無意味って言っても金銭的には、って話で、お金を支払って楽しむ娯楽としては一級品だから人気あるんでしょうけどね。
余談ですが爆笑問題の太田光は「おおたひかる」ではなくて「おおたひかり」と読むんだそうです。シランカッタカルカッタ
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